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グループ チャット サーバーのインストールおよび構成

 

トピックの最終更新日: 2012-10-18

important重要:
Microsoft Lync Server 2010、グループ チャットをインストールする前に、以前のバージョンの Microsoft Unified Communications Managed API (UCMA) のほか、Microsoft Lync Server 2010 や Microsoft Office Communications Server の以前のバージョンのコア コンポーネントをアンインストールする必要があります。コア コンポーネントのアンインストールの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の記事2407349「Microsoft Office Communications Server 2007 R2 のコア コンポーネントの累積的な更新プログラムの説明: 2010年 9 月」(https://support.microsoft.com/kb/2407349/ja-jp) を参照してください。

Lync Server 2010、グループ チャットをインストールするには、グループ チャット サーバー セットアップ ウィザードとサーバーの構成ウィザードの 2 つのウィザードを使用します。 グループ チャット サーバー セットアップ ウィザードは、コンピューターにサーバーとサービスをインストールします。 グループ チャット サーバー ウィザードの終了時に自動的に開始されるサーバーの構成ウィザードは、ご使用の環境で使用できるようにサーバーとサービスを準備します。

グループ チャット サーバーをインストールするには、参照サービス、チャネル サービス、および Web サービスを実行している各サーバー用に、Lync Server 2010 内部サーバーが使用するのと同じ証明機関 (CA) から発行された証明書が必要です。 特に外部の CA を使用している場合は、グループ チャット サーバーのインストールを開始する前に、必要な証明書があることを確認してください。 証明書の詳細については、「グループ チャット サーバーの証明書の取得」を参照してください。

グループ チャット サーバーの初期インスタンスをインストールした後、スケーラビリティとフェールオーバーのために追加の グループ チャット サーバー インスタンスをインストールして グループ チャット サーバー プールを作成できます。

important重要:
グループ チャット サーバーのすべての追加インスタンスを同じ Lync Server の信頼できるアプリケーション プールにインストールすることをお勧めします。この環境では、グループ チャット サーバーのすべての証明書で同じプールの完全修飾ドメイン名 (FQDN) (グループ チャット サーバー FQDN ではありません) を使用する必要があります。証明書のサブジェクト名の別名 (SAN) では任意のエントリを作成できます。グループ チャット サーバー プール内のすべてのサーバー インスタンスで、SN = "Group Chat Server Pool Name"; SAN = <任意のエントリ> という証明書を使用することをお勧めします。

これらのサーバー インスタンスは、グループ チャット サーバーを最初にインストールしたコンピューターとは別のコンピューターにインストールする必要があります。コンプライアンス サービスをインストールする場合は、同じウィザードを使用できますが、別のコンピューターにインストールする必要があります。

スケーラビリティの詳細については、「計画」のドキュメントの「処理能力の計画」を参照してください。

note注:
インストールが完了したら、チャネル サービス、Web サービス、およびコンプライアンス サービスのアカウントのデータベースの役割のメンバーシップを、それぞれ db_owner から ChannelServer、WebServer、および ComplianceServer に変更することをお勧めします。これらの新しいロールは、インストール時に作成されます。データベース ロールの割り当ての詳細については、「SQL Server のアカウント、権限、およびアクセス許可の設定」を参照してください。