[方法] コンテンツソースを削除する

[アーティクル]
06/15/2015

エンタープライズ検索では、検索サービスの共有サービスプロバイダ (SSP) に対して構成するコンテンツソースにより、検索サービスがクロールするコンテンツを指定します。

次の手順では、エンタープライズ検索オブジェクトモデルを使用してコンテンツソースをプログラムで削除する方法を示します。

プログラムで SSP のコンテンツソースコレクションからコンテンツソースを削除するには、[ContentSource] オブジェクトの Delete メソッドを使用します。

注意

コンテンツソースが削除されると、エンタープライズ検索はクロールを実行して、削除されたコンテンツリソースのコンテンツインデックスに含まれるすべてのアイテムを削除します。

コンテンツリソースを削除するには

次の DLL に対する参照をアプリケーションに設定します。
- Microsoft.SharePoint.dll
- Microsoft.Office.Server.dll
- Microsoft.Office.Server.Search.dll
コンソールアプリケーションのクラスファイルで、他の名前空間ディレクティブを含むコードの先頭近くに次の using ステートメントを追加します。
```
using Microsoft.SharePoint;
using Microsoft.Office.Server.Search.Administration;
```
SSP の検索コンテキストの Content オブジェクトを取得するた、次のコードを追加します。
```
/*
Replace <SiteName> with the name of a site using the SSP
*/
string strURL = "http://<SiteName>";
SearchContext context;
using (SPSite site = new SPSite(strURL))
{
    Context = SearchContext.GetContext(site);
}
Content sspContent = new Content(context);
```
検索コンテキストの取得方法の詳細については、「[方法] 検索サービスプロバイダに検索コンテキストを返す」を参照してください。
args[] パラメータで指定されている値を取得します。これは、削除するコンテンツソースの名前を示します。
```
string strContentSource = args[0];
```

コンテンツソースのコレクションを取得します。

ContentSourceCollection sspContentSources = sspContent.ContentSources;

strContentSource 変数の値に名前が一致するコンテンツソースを取得します。
```
ContentSource cs = sspContentSources[strContentSource];
```
ContentSource オブジェクトの Delete メソッドを呼び出します。
```
cs.Delete();
```

例

以下に、このトピックで説明したサンプルコンソールアプリケーションの完全なコードを示します。

前提条件

共有サービスプロバイダが既に作成されていることを確認します。

プロジェクト参照

このサンプルを実行する前に、コンソールアプリケーションコードプロジェクトに以下のプロジェクト参照を追加します。

Microsoft.SharePoint
Microsoft.Office.Server
Microsoft.Office.Server.Search

using System;
using System.Collections;
using System.Text;
using Microsoft.Office.Server.Search.Administration;
using Microsoft.SharePoint;

namespace DeleteContentSourceSample
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
                try
                {
                        /*
                        Replace <SiteName> with the name of a site using the SSP
                        */
                        string strURL = "<SiteURL>";
                        SearchContext context;
                        using (SPSite site = new SPSite(strURL))
                        {
                             Context = SearchContext.GetContext(site);
                        }
                        Content sspContent = new Content(context);
                        string strContentSource = args[0];
                        ContentSourceCollection sspContentSources = sspContent.ContentSources;
                        ContentSource cs = sspContentSources[strContentSource];
                        cs.Delete();
                        Console.WriteLine(strContentSource + " deleted.");
                }
                catch (Exception e)
                {
                        Console.WriteLine(e.ToString());
                }
        }
    }
}

このコードサンプルをテストするには、以下を行います。

コンソールアプリケーションのプロジェクトをコンパイルします。
コマンドウィンドウを開き、DeleteContentSourceSample.exe が格納されているディレクトリに移動します。
次のコードを実行します。
```
DeleteContentSourceSample.exe <Name>
```
注意

<Name> を、削除するコンテンツソースの実際の名前に置き換えます。

Share via

[方法] コンテンツソースを削除する

コンテンツリソースを削除するには

例

前提条件

プロジェクト参照

See Also

タスク

概念

その他のリソース

Share via

[方法] コンテンツ ソースを削除する

コンテンツ リソースを削除するには

例

前提条件

プロジェクト参照

See Also

タスク

概念

その他のリソース

[方法] コンテンツソースを削除する

コンテンツリソースを削除するには