リモート コード実行に対処するための Microsoft Windows DNS のセキュリティ更新プログラム (3100465)
公開日: 2015 年 12 月 8 日
バージョン: 1.0
概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。 この脆弱性により、攻撃者が特別に細工された要求を DNS サーバーに送信した場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。
このセキュリティ更新プログラムは、32 ビット システム用 Windows Server 2008、x64 ベース システム用 Windows Server 2008、x64 ベース システム用 Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 でサポートされているすべてのリリースで重大と評価されます。 詳細については、「影響を受けるソフトウェア」セクションを参照してください。
注 : Windows Server Technical Preview 3 と Windows Server Technical Preview 4 が影響を受けます。 このオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。
Windows Doメイン ネーム システム (DNS) サーバーが要求を適切に解析できない場合、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。 攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカル システム アカウントのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。 DNS サーバーとして構成されている Windows サーバーは、この脆弱性の危険にさらされます。
攻撃者は、特別に細工されたアプリケーションを作成して Windows DNS サーバーに接続し、悪意のある要求をサーバーに発行する可能性があります。 この更新プログラムは、Windows DNS サーバーが要求を解析する方法を変更することで、この脆弱性を解決します。
Microsoft は、調整された脆弱性の開示を通じて、この脆弱性に関する情報を受け取りました。 このセキュリティ情報が最初に発行された時点では、Microsoft はこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を認識していません。
Microsoft は、連携した脆弱性の開示を通じてお客様を保護するのに役立つセキュリティ コミュニティの人々の取り組みを認識しています。 詳細については、「 受信確認 」を参照してください。
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