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ProcessThread.StartAddress プロパティ

定義

このスレッドを起動するときにオペレーティング システムが呼び出した関数のメモリ アドレスを取得します。

public:
 property IntPtr StartAddress { IntPtr get(); };
public IntPtr StartAddress { get; }
member this.StartAddress : nativeint
Public ReadOnly Property StartAddress As IntPtr

プロパティ値

IntPtr

nativeint

スレッドを実行するアプリケーション定義の関数を指すスレッドの起動アドレス。

例外

プロセスは、リモート コンピューター上にあります。

注釈

各プロセスは、プライマリ スレッドと呼ばれる 1 つのスレッドで始まります。 どのスレッドでも新しいスレッドを作成できます。

プロセスには、仮想アドレス空間、実行可能コード、データ、オブジェクト ハンドル、環境変数、基本優先度、ワーキング セットの最小サイズと最大サイズがあります。 プロセスのすべてのスレッドは、その仮想アドレス空間とシステム リソースを共有します。 さらに、各スレッドは、例外ハンドラー、スケジュール設定の優先順位、およびスレッドのスケジュールの待機中にシステムがスレッド コンテキストを保存する構造体のセットを保持します。 スレッド コンテキストには、スレッドのマシン レジスタのセット、カーネル スタック、スレッド環境ブロック、およびスレッドのプロセスのアドレス空間内のユーザー スタックが含まれます。

すべての Windows スレッドは、実際には、アプリケーション提供の関数ではなく、システム提供の関数で実行を開始します。 したがって、プライマリ スレッドの開始アドレスは、システム内のすべての Windows プロセスで同じ (システム提供の関数のアドレスを表すため) です。 ただし、 StartAddress プロパティを使用すると、アプリケーションに固有の開始関数アドレスを取得できます。

適用対象