Office 2013 の Office カスタマイズ ツール (OCT) リファレンス

 

適用先:Office 2013

トピックの最終更新日:2016-12-16

概要:Windows インストーラーベースの Office 2013 のインストールをカスタマイズするための、Office カスタマイズ ツール (OCT) の使用方法について説明します。

対象ユーザー: IT 担当者

Office 2013 のインストールをカスタマイズするには、Office カスタマイズ ツール (OCT) で次のようなタスクを実行します。

  • インストール オプションを指定する。

  • Office アプリケーションおよび機能のインストール方法をカスタマイズする。

  • 既定のユーザー設定を構成する。

  • 追加コンテンツの管理: ファイル、レジストリ エントリ、またはショートカットを追加または削除する。

  • Outlook オプションの構成: 既定のプロファイルを設定する、電子メール アカウントを追加する、Exchange 設定を指定する。

この記事の内容

OCT はセットアップ プログラムの一部で、ほとんどのカスタマイズで推奨されるツールです。OCT は、ボリューム ライセンス版の Windows インストーラーベースの Office 2013、Office 2010、および 2007 Office system でのみ使用できます。Office 2013がボリューム ライセンス版かどうかを確認するには、Office 2013 インストール ディスクに Admin というフォルダーがあるかどうかを調べます。Admin フォルダーがあればボリューム ライセンス版、なければ製品版です。ネットワーク インストール ポイントについては、「Office 2013 をインストールする前にセットアップをカスタマイズする」の「セットアップをカスタマイズする」を参照してください。

OCT を実行するには、Office 2013のソース ファイルを含むネットワーク インストール ポイントのルートからコマンド ラインに「setup.exe /admin」と入力します。たとえば、「\\server\share\Office15\setup.exe /admin」と入力します。OCT を実行する場合、新しいセットアップ カスタマイズ (.msp) ファイルを作成するか、既存の .msp ファイルを開くかを選択します。新しいファイルを作成する場合は、ネットワーク インストール ポイントで使用できる製品の一覧が表示されます。一覧からカスタマイズする製品を 1 つ選択する必要があります。

OCT を使用して既存の .msp カスタマイズ ファイルを変更する場合は、カスタマイズする同じ製品の .msp ファイルを選択することをお勧めします。たとえば、Office Professional Plus 2013をカスタマイズする場合は、Office Professional Plus 2013の .msp カスタマイズ ファイルを選択します。

メモメモ:
Office 2013 リリースでは、64 ビット版の OCT を実行するコンピューターまたは 64 ビットのカスタマイズ .msp ファイルをインポートするコンピューターに Windows インストーラー 4.0 がインストールされている必要があります。Windows インストーラー 3.1 では、"ProgramFiles64Folder" など、64 ビット版の OCT および OCT インポート機能で使用されるプロパティが認識されません。Windows インストーラーの詳細については、「Windows インストーラー」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=111108) を参照してください。

OCT を使用して、Office をカスタマイズし、カスタマイズをセットアップ カスタマイズ .msp ファイルに保存して、ファイルを "ネットワーク インストール ポイント" の Updates フォルダーに置きます。Office のインストール時に、セットアップは、Updates フォルダー内のセットアップ カスタマイズ ファイルを検索し、カスタマイズを適用します。Updates フォルダーは、Office 2013の初回インストール時にソフトウェア更新プログラムを展開するためにのみ使用できます。

重要重要:
複数のセットアップ カスタマイズ ファイル (.msp ファイル) を展開する場合、初期インストール用の Updates フォルダーに置くことができるカスタマイズ .msp ファイルは、インストールする Office 2013製品ごとに 1 つだけです。製品の残りのカスタマイズ .msp ファイルは、Office のインストールが完了した後で展開する必要があります。Updates フォルダーでサポートされるセットアップ カスタマイズ ファイルは製品ごとに 1 つだけです。複数の Office 2013製品 (Office Professional Plus 2013、Visio Professional 2013など) を展開する場合は、Updates フォルダーに Office Professional Plus 2013のカスタマイズ .msp ファイルと Visio Professional 2013のカスタマイズ .msp ファイルをそれぞれ 1 つずつ置くことができます。Updates フォルダーに置くカスタマイズ .msp ファイルが最初に展開されます。したがって、そこに含めるのは、インストール後に変更できないようなセットアップ カスタマイズ (たとえば、インストール場所) でなければなりません。
Office 2013の初期インストールを展開し、サービス パック、修正プログラムなど、Office 2013 ソフトウェアの更新プログラムも展開する必要がある場合、セットアップでそれらの製品更新プログラムをインストール プロセスの一部として適用できます。Office 2013製品更新プログラムを Updates フォルダーに入れることができます。このような、Updates フォルダーにセットアップ カスタマイズ .msp ファイルと製品更新プログラムの両方を入れるシナリオでは、セットアップによって初期インストールでセットアップ カスタマイズ .msp ファイルのみが適用され、インストールの完了後に製品更新プログラムが適用されます。

.msp カスタマイズ ファイルを Updates フォルダーに置く以外の方法として、セットアップの /adminfile コマンドライン オプションを使用して, .msp ファイルの場所の完全修飾パスを指定できます。たとえば、「setup.exe /adminfile \\server\share\mychanges\custom.msp」と入力します。

カスタマイズ ファイルを Updates フォルダー以外の場所に置いた場合は、SetupUpdates 要素の SUpdateLocation 属性を使用して、Config.xml ファイルにフォルダーの場所を指定できます。Config.xml ファイルは、インストールする Office 2013 製品のコア製品フォルダー (core_product_folder_name.WW) にあります。たとえば、Office Professional Plus 2013 の場合は、ProPlus.WW になります。詳細については、Office 2013 の Config.xml ファイル参照 を参照してください。

また、セットアップ カスタマイズ ファイルを使用して、既存のインストールを変更することもできます。セットアップ カスタマイズ ファイルは Windows インストーラー .msp ファイルの拡張形式なので、ユーザーのコンピューターへのカスタマイズ ファイルの適用は、ソフトウェア更新プログラムの場合と同じように行います。行ったカスタマイズにより、ユーザーの既存の Office インストールが更新されます。たとえば、一部の機能のインストール状況を [インストールしない] に変更したカスタマイズ ファイルを Office の既存のインストールに適用すると、それらの機能はユーザーのコンピューターから削除されます。インストールの変更の詳細については、「Office 2013 のインストール後に Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用してユーザーの構成を変更する」を参照してください。

OCT のなかには、Office の新規インストールにのみ適用できるオプションもあります。この条件が当てはまるオプションについては、OCT を実行するか、OCT のヘルプを参照してください。たとえば、[既定のインストール先] オプション ([インストール先と組織名] セクションにあります) を使用して、ユーザーのコンピューター上の Office のインストール先フォルダーを指定できます。ただし、カスタマイズ ファイルを既存のインストールに適用しても、この [既定のインストール先] オプションは無視されます (インストール先を変更するには、Office をアンインストールしてから再インストールする必要があります)。

OCT を終了する前に、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] を選択して、セットアップ カスタマイズ ファイルを保存します。

OCT でカスタマイズ ファイルを保存するたびに、そのカスタマイズ ファイルのシーケンス番号が現在のコンピューターのタイム スタンプによって更新され、更新プログラムの新しいグローバル一意識別子 (GUID) が生成されます。OCT .msp ファイルは、そのタイム スタンプに従って時間順に適用されます。

シーケンス番号のしくみを説明するために、次の OCT .msp メンテナンス ファイルを既に作成しているとします。

  1. Microsoft Office Access を [インストールしない] に設定した "uninstall-access.msp" という名前の OCT .msp ファイル。このファイルは最初に保存されるため、シーケンス番号はより若く、スタンプの日時はより古くなります。この .msp ファイルには最初に番号が付けられ、Access はユーザーのコンピューターで [インストールしない] に設定されます。

  2. Microsoft Office Access を [マイ コンピューターからすべて実行] に設定した "install-access.msp" という名前の OCT .msp ファイル (製品を選択して [機能のインストール状況の設定] セクションでインストール状況を設定)。このファイルは最後に保存されるため、シーケンス番号はより大きく、スタンプの日時はより新しくなります。この .msp ファイルには、最初の OCT .msp ファイル (uninstall-access.msp) よりも後に番号が付けられます。したがって、Access の機能はユーザーのコンピューターで [マイ コンピューターからすべて実行] に設定されます。

OCT には、[設定]、[機能]、[追加内容]、[Outlook] という主要な 4 つのセクションがあり、各セクションにはオプションを指定するためのページが複数含まれています。オプションを変更すると、OCT のナビゲーション ウィンドウでそのページ名が太字に変わります。既存のセットアップ カスタマイズ ファイルを開いた場合は、オプションがカスタマイズされたページは太字のページ名で示されます。

次の表に、OCT で利用できるオプションを示します。

Office カスタマイズ ツールのオプション

セクション ページ

セットアップ

インストール先と組織名

追加のネットワーク ソース

使用許諾契約とユーザー インターフェイス

以前のインストール環境の削除

インストール環境の追加とプログラムの実行

Office セキュリティ設定

セットアップのプロパティの変更

機能

ユーザー設定の変更

機能のインストール状況の設定

追加内容

ファイルの追加

ファイルの削除

レジストリ エントリの追加

レジストリ エントリの削除

ショートカットの構成

Outlook

Outlook プロファイル

アカウントの追加

エクスポートの設定

送受信グループの指定

OCT にはアーキテクチャ別に 2 つのバージョンがあります。1 つは 32 ビット版 Office 2013用の OCT で、もう 1 つは 64 ビット版 Office 2013用の OCT です。64 ビット版の OCT は、Office 2013の 64 ビット版クライアントをサポートし、32 ビット版の OCT と同じユーザー インターフェイス、機能、および構成可能な設定を備えています。OCT ファイルは、それぞれのエディションに応じて、x86 (32 ビット版) または x64 (64 ビット版) フォルダーの下の Admin フォルダーに保存されています。

64 ビット版の Office 2013 については、Office 2013 の 64 ビット版 を参照してください。

管理者は、コマンドライン オプション setup.exe /admin を実行して、ネットワーク インストール ソースのルートから OCT を開始します。32 ビット版または 64 ビット版の OCT の実行には、同じコマンドを使用します。32 ビットのコンピューターで setup.exe /admin を実行すると 32 ビット版の OCT が起動し、64 ビットのコンピューターで実行すると、64 ビット版の OCT が起動します。

  • 64 ビット版の OCT を実行するには、x86 (64 ビット) フォルダーから setup.exe /admin コマンド ラインを実行します。たとえば、\\server\share\Office15\x86\setup.exe /admin を実行します。

  • 32 ビット版の OCT を実行するには、x64 (32 ビット) フォルダーから setup.exe /admin コマンド ラインを実行します。たとえば、\\server\share\Office15\x64\setup.exe /admin を実行します。

セットアップにより、セットアップ カスタマイズの更新を作成するために使用可能な製品が検出され、結果が [次の製品の新しいセットアップ カスタマイズ ファイルを作成する] の一覧に示されます。64 ビットと 32 ビットの Office ファイルは別々のルート ディレクトリにあるため、32 ビット版の OCT の製品選択ダイアログ ボックス ([次の製品の新しいセットアップ カスタマイズ ファイルを作成する]) に一覧表示されるのは、すべての 32 ビット版の Office 製品で、64 ビット版の OCT で一覧表示されるのは、すべて 64 ビット版の Office 製品です。

管理者は、32 ビット版の OCT を使用して、32 ビット版の Office 製品の OCT カスタマイズの更新を作成、編集、および保存し、64 ビット版の OCT を使用して、64 ビット版の Office 製品の OCT の更新を作成、編集、および保存します。

Office 2013 には、アーキテクチャ別の 2 つのフォルダーが含まれています。1 つは 32 ビット用、もう 1 つは 64 ビット用で、32 ビットのフォルダーと 64 ビットのフォルダーには、それぞれ別個の Config.xml ファイルと Updates サブフォルダーがあります。

メモメモ:
Office 2013では、同じコンピューター上への 64 ビット版と 32 ビット版の Office の並行インストールは、アプリケーション単体のインストールを含めてサポートされていません。たとえば、32 ビット版の 2007 Office system と 64 ビット版の Office 2013や、64 ビット版の Access 2013と 32 ビット版の Excel 2013の並行インストールはサポートされていません。Office 2013 カスタマイズ ツールを使用して、64 ビット版と 32 ビット版の Office の並行インストールやカスタマイズを構成することはできません。たとえば、64 ビット版の Office Professional Plus 2013と 32 ビット版の Visio 2013の単一イメージのカスタム並行インストールを作成することはできません。64 ビット版の Office の詳細については、「Office 2013 の 64 ビット版」を参照してください。

管理者は OCT のインポート機能を使用して、32 ビットの OCT カスタマイズ .msp ファイルを 64 ビット版の OCT にインポートできます。また、64 ビットの .msp ファイルを 32 ビット版の OCT にインポートすることもできます。32 ビットと 64 ビットが混在する環境を扱う管理者は、次のように、セットアップ カスタマイズを一度に実行してカスタマイズをインポートできます。

  • 32 ビットのセットアップ カスタマイズ .msp ファイルを 64 ビット版の OCT にインポートして、64 ビット版の Office 製品のカスタマイズに使用できます。

  • 64 ビットのセットアップ カスタマイズ .msp ファイルを 32 ビット版の OCT にインポートして、32 ビット版の Office 製品のカスタマイズに使用できます。

64 ビット版の OCT にインポートした 32 ビットのセットアップ カスタマイズ .msp ファイルは 64 ビットに変換され、32 ビット版の OCT にインポートした 64 ビットのカスタマイズ .msp ファイルは 32 ビットに変換されます。カスタマイズ .msp ファイルをインポートするには、Office カスタマイズ ツールで、[ファイル] メニューを開き、[インポート] を選択します。[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、変換する .msp ファイルを選択し、[開く] を選択すると、変換が開始します。

メモメモ:
カスタマイズ .msp ファイルのインポートは、同等のアーキアテクチャ間の製品のみを対象としています。32 ビットの Office Professional Plus 2013 .msp カスタマイズ ファイルを、64 ビットの Office Professional Plus 2013 .msp ファイル用の 64 ビット版の OCT にインポートすることはできますが、32 ビットの Word 2013 スタンドアロン カスタマイズ .msp ファイルを、64 ビットの Office Professional Plus 2013 .msp ファイル用の 64 ビット版の OCT にはインポートできません。この操作は実行できず、エラー メッセージが表示されます。
Office 2010 または 2007 Office system セットアップ カスタマイズ .msp ファイルを Office 2013 OCT にインポートすることはできません。

また、Office 2013製品 (たとえば、Office Professional Plus 2013) 用の初期セットアップ カスタマイズ .msp ファイルを作成済みで、後で言語パックを追加するためにインストールを変更する必要が生じた場合にも、インポート機能を使用できます。このような場合は、まず、Office 製品のソース ファイルを含むネットワーク インストール ポイントに言語パックを追加します。次に、ネットワーク インストール ポイントのルートから OCT を実行し、同一製品 (この例では、Office Professional Plus 2013) の新しいセットアップ カスタマイズ ファイルを作成して、Office Professional Plus 2013用に事前に作成済みの元のカスタマイズ .msp ファイルをインポートします。.msp カスタマイズ ファイルをインポートするには、OCT で、[ファイル] メニューの [インポート] を選択します。[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、更新対象である事前に作成済みのカスタマイズ .msp ファイルを選択します。[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] を選択します。一意の .msp ファイル名を指定して、[保存] を選択します。事前に作成済みの .msp ファイルを OCT にインポートすると, .msp ファイルが更新され、追加された言語が組み込まれます。

以下に、構成できる OCT の領域について説明します。

メモメモ:
Office カスタマイズ ツールを実行するコンピューターの地理的場所がヨーロッパEuropeanに設定されている場合に、新しいセットアップ カスタマイズ .msp ファイルを作成すると、既定のドキュメント形式を選択するように指示するダイアログ ボックスが表示されることがあります。また、このダイアログ ボックスは、Excel、PowerPoint、または Word 用のファイル形式の設定が構成されていない既存のカスタマイズ .msp ファイルを開く場合にも表示されることがあります。管理者は、セットアップ カスタマイズ ファイルの現在の設定を維持するように選択するか、Office 2013のすべての機能をサポートする Office Open XML 形式を選択するか、OpenDocument 形式を選択して ODF 形式を使用できます。
ファイル形式については、ダイアログ ボックス内の [詳細を表示] を選択して OCT オンライン ヘルプを表示します。

[設定] セクションを使用して、次の項目を指定します。

  • 既定のインストール場所

  • 既定の組織名

  • その他のネットワーク インストール ソース

  • プロダクト キー

  • マイクロソフト使用許諾契約書

  • 表示レベル

  • 削除対象の旧バージョンの Office

  • インストール時に実行するカスタム プログラム

  • セキュリティ設定

  • セットアップ プロパティ

既定の組織名とインストール場所を指定します。このセットアップ カスタマイズ ファイルを使用してインストールするすべてのユーザーに適用されます。

  • 既定のインストール先 - ユーザーのコンピューター上での Office のインストール先を指定します。定義済みのフォルダー キーワード [ProgramFilesFolder] を使用すると、Windows 標準のインストール先フォルダーのパスを指定できます。既定のパスは [ProgramFilesFolder]\Microsoft Office です。このオプションは、ユーザーのコンピューターに Office を最初にインストールする場合にのみ適用されます。インストール パスを変更するには、Office をアンインストールしてから再インストールする必要があります。

  • 組織名 - この名前は、Office アプリケーションの [ヘルプ] メニューの [バージョン情報] ボックスと、バナー ページに表示されます。指定した名前は、このカスタマイズ ファイルを使用してインストールするすべてのユーザーに対して、既定の組織名として適用されます。

ネットワーク インストール ポイントのコピーが置かれているその他のサーバーを指定します。

機能のオンデマンド インストールまたは Office の修復で、元のネットワーク インストール ポイントが使用できない場合、この一覧のサーバーが指定されている順序で検索されます。

一覧にソースを追加するには、[追加] を選択します。パスを編集するには、一覧からサーバーを選択して [変更] を選択します。一覧からサーバーを削除するには、サーバーを選択して [削除] を選択します。一覧のサーバーの順序を変更するには、サーバーを選択し、[移動] 矢印を選択して上下に移動します。一覧からすべてのサーバーを削除するには、[既存のサーバー リストをクリアする] を選択します。

メモメモ:
OCT によって、最初のインストール プロセス中にすべてのサーバー パスが検証され、使用できるサーバーに接続されて、ローカル インストール ソース (LIS) の作成時にファイル コピー プロセスが負荷分散されます。ただし、追加のソースとして指定されたソースが使用できないことが原因でインストールに失敗することはありません。

[ネットワーク サーバー エントリの追加] ダイアログ ボックスまたは [ネットワーク サーバー エントリの変更] ダイアログ ボックスに、サーバーのパスを入力して [OK] を選択します。

UNC パスを使用するか、または、すべてのユーザーが同じドライブ レターを使用するサーバーにアクセスできる場合はそのドライブ レターをパスに使用できます。すべてのユーザーに対して同じ環境変数が設定されている場合は、前後をパーセント (%) で囲んだ環境変数をパスに含めることができます。

次に例を示します。

z:\office

\\server1\share\office_root

%USERNAME%\office_root

このセクションでは、セットアップ カスタマイズ ファイルを使用して Office をインストールする各ユーザーの代理として、プロダクト キーの入力とマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項の承認を行います。また、ユーザー インターフェイスの [表示レベル] も設定します。これらのオプションは、ユーザーのコンピューターへの Office の初回インストール時にのみ認識されます。

  • [KMS クライアント キーの使用]   Office 2013のすべてのボリューム ライセンス版にキー管理サービス (KMS) クライアント キーがあらかじめインストールされているため、KMS ライセンス認証を使用するエンタープライズ展開にはプロダクト キー エントリは必要ありません。KMS は、マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムでライセンスされている製品をライセンス認証するために Office ライセンス認証テクノロジで提供されている方法の 1 つです。この方法では、KMS ホスト コンピューターで KMS ホスト キーをライセンス認証して、環境内にローカル ライセンス認証サービスを確立するのみで、それ以外の処理は必要ありません。Office 2013は、ローカルの KMS ホストに接続してライセンス認証を行います。[有効なプロダクト キーを入力し、ユーザーの代理として使用許諾契約書に同意してください。] では、[KMS クライアント キーの使用] オプションが既定で選択されています。

    Office 2013 のライセンス オプションの詳細については、「Office 2013 のボリューム ライセンス認証を計画する」を参照してください。

  • [別のプロダクト キーを入力する]   詳細ウィンドウの [有効なプロダクト キーを入力し、ユーザーの代理として使用許諾契約書に同意してください。] にある [別のプロダクト キーを入力する] を使用して、有効なマルチ ライセンス認証キー (MAK) を OCT に入力できます。この MAK キーも、マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムでライセンスされている製品をライセンス認証するために Office ライセンス認証テクノロジで提供されている方法の 1 つです。MAK キーを使用して、クライアントは、マイクロソフトがホストするライセンス認証サーバーを使用してオンラインで、または電話を使用して、Office 2013をライセンス認証します。

    MAK キーを使用するには、[別のプロダクト キーを入力する] ボックスに、MAK キー (25 桁の数字または文字) をスペースなしで入力します。

    重要重要:
    この情報は、Office 2013 のボリューム ライセンス版のみに適用されます。サブスクリプションによってライセンス供与される Office 365 ProPlus には適用されません。
    メモメモ:
    MAK キーをインストールするときに、AUTO_ACTIVATE プロパティ値を設定して、Office 2013 をライセンス認証することもできます。これを行うには、次の手順に従います。
    1. OCT のナビゲーション ウィンドウで [セットアップのプロパティの変更] を選択し、詳細ウィンドウで [追加] を選択します。

    2. [プロパティ値の追加] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに「AUTO_ACTIVATE」と入力します。プロパティ名は大文字で入力する必要があります。

    3. [] ボックスに「1」と入力し、[OK] を選択します。

    Config.xml ファイルを使用して AUTO_ACTIVATE プロパティを構成する方法については、Office 2013 の Config.xml ファイル参照Setting 要素を参照してください。
  • [「使用許諾契約書」の条項に同意します]   ユーザーの代理として使用許諾契約書に同意する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

    また、[表示レベル] を [基本] または [なし] に設定してプロダクト キーを入力した場合も、ユーザーの代理として使用許諾契約書に同意したことになります。この場合、この [「使用許諾契約書」の条項に同意します] チェック ボックスがオンになっていなくても、Office のインストール時または初回実行時に、ユーザーに対して使用許諾契約書への同意のダイアログは表示されません。

  • [表示レベル]   インストール中のユーザー インターフェイスの表示方法を選択します。オプションは次のとおりです。

    • [詳細 - 既定]   ユーザー インターフェイスのオプションとメッセージをすべて表示し、対話的にインストールを実行します。

    • [基本]   [ようこそ] 画面、プロダクト キーの入力画面、使用許諾契約書 (必要な場合)、進行状況バー、およびインストール完了の通知を表示します。ユーザーに対して他のオプションは表示されません。

    • [なし]   ユーザー インターフェイスを表示せずにサイレント インストールを実行します。

      重要重要:
      エンタープライズ展開では、[表示レベル] を [なし] に設定してサイレント インストールを実行することをお勧めします。サイレント インストールを実行すると、ユーザーに情報の入力を求める画面は表示されません。また、ユーザーの操作を求めてインストールが中断することもありません。[表示レベル] を [なし] に設定すると、[入力項目を表示しない] が選択されます。[完了通知を表示する] チェック ボックスをオフにし、[「使用許諾契約書」の条項に同意します] を選択すると、オプションは無視され、ライセンス条項に自動的に同意します。管理者は、Office 2013のインストールに先立って、開いている Office アプリケーションをすべて閉じるように指示する必要があります。
      [表示レベル] を [基本] に設定し、[入力項目を表示しない] オプションを選択すると、使用中の Office ファイルがある場合に確認のメッセージがユーザーに表示されることがあります。[表示レベル] を [なし] に設定すると、このような場合に確認のメッセージは表示されません。[入力項目を表示しない] オプションでは、使用中のファイルについてのメッセージは非表示になりません。[表示レベル] を [なし] に設定した場合にのみ、使用中のファイルについてのメッセージは表示されなくなります。
  • [完了通知を表示する]   このチェック ボックスをオンにすると、インストール完了時にメッセージが表示されます。

  • [入力項目を表示しない]   このチェック ボックスをオンにすると、インストールの妨げとなる可能性があるエラー メッセージとその他のダイアログ ボックスは表示されません。ただし、[表示レベル] が [詳細] の場合は、このチェック ボックスの設定に関係なく、エラー メッセージとその他のダイアログ ボックスが表示されます。

  • [中止不可能にする]   このチェック ボックスをオンにすると、キャンセル ボタン (上部隅の [X]) が無効になります。この設定は、[表示レベル] が [詳細] または [ 基本] の場合にのみ適用されます。

メモメモ:
セットアップ カスタマイズ ファイル (.msp) を使用してライセンス情報を設定できるのは、初回インストール時のみです。

前述のライセンスおよびユーザー インターフェイス オプションは、次の表に示す Config.xml ファイルの設定と同じです。

Config.xml の設定および対応する OCT のオプション

OCT オプション Config.xml の設定項目

プロダクト キー

PIDKEY 要素

「使用許諾契約書」の条項に同意します

Display 要素の AcceptEula 属性

表示レベル

Display 要素の Level 属性

完了通知を表示する

Display 要素の CompletionNotice 属性

入力項目を表示しない

Display 要素の SuppressModal 属性

メモメモ:
ネットワーク インストール ポイントに複数の製品がある場合に、インストールする製品を指定しないと、セットアップ カスタマイズ ファイルの [表示レベル] の設定に関係なく、ユーザーに対して [詳細] 表示レベルで製品の確認画面が表示されます。/config コマンド ライン オプションを使用すると、インストールする製品を指定できます。詳細については、「ネットワーク インストール ポイントからセットアップを実行する」を参照してください。

旧バージョンの Office アプリケーションのうち、コンピューターに残すアプリケーションまたは削除するアプリケーションを指定します。このオプションは、ユーザーのコンピューターに Office を最初にインストールするときにのみ有効です。

既定では、旧バージョンの Office アプリケーションを削除します。インストールされている Office アプリケーションを残すには、OCT で [以前のインストール環境の削除] を選択します。結果ウィンドウで [以前のバージョンの Microsoft Office プログラムを削除するかどうかを個別に指定する] を選択し、一覧で、削除しない Office アプリケーションを選択します。次に、[詳細] を選択して、[削除するバージョンの選択] ダイアログ ボックスの [セットアップ処理で削除する、以前のバージョンを選択してください] で、削除する製品のチェック ボックスをオフにし、[OK] を選択します。

重要重要:
Outlook 2013は、旧バージョンの Outlook と共存できません。旧バージョンを残す場合は、Outlook 2013をインストールしないでください。

Office のインストールが完了する前または完了した後に、別の実行可能プログラムを実行します。ツール内の一覧の順序で各コマンド ラインが実行され、すべてのコマンド ラインが実行されるまでインストールは完了しません。

メモメモ:
OCT の [インストール環境の追加とプログラムの実行] オプション ([プログラム エントリの追加] および [プログラム エントリの変更] ダイアログ ボックスに入力されるコマンドライン) と Config.xml ファイルの Command 要素は、製品の初回インストールおよびアンインストールでのみ使用することを目的としたものです。Command 要素のコマンドは、初回インストールおよびアンインストール時にのみ処理されます。初回インストール後に Command 要素のコマンドをカスタマイズに使用しても、コマンドは無視されます。
こうしたコマンド ラインを指定して、任意のコマンドを実行したり、この製品のインストール時に必要となる軽量な実行可能ファイルを実行したりできます。
OCT の [インストール環境の追加とプログラムの実行] オプションと Config.xml ファイルの Command 要素には、開発の進捗管理機能や、問題のトラブルシューティング機能など、エンタープライズ ソフトウェア展開および管理ツールが備えるソフトウェア展開機能がありません。そのため、Config.xml の Command 要素や、OCT の [インストール環境の追加とプログラムの実行] オプションは、軽量な実行可能ファイルを実行する場合や、コンピューターに変更を加えたり、ユーザーに入力を求めたりしないコマンドを実行する場合にのみ使用するように制限することをお勧めします。前者のような実行可能ファイルの例としては、ログをコピーするユーティリティがあります。後者のようなコマンドの例としては、インストールの終了時にようこそページを表示するコマンドがあります。
  • OCT の一覧にプログラムを追加するには、[インストール環境の追加とプログラムの実行] を選択し、結果ウィンドウで [追加] を選択します。

  • プログラムを変更するには、一覧からプログラムを選択し、[変更] を選択します。

  • プログラムを削除するには、プログラムを選択し、[削除] を選択します。

  • 一覧のプログラムの順序を変更するには、プログラムを選択し、[移動] 矢印を選択して、プログラムを一覧内で上または下に移動します。

メモメモ:
コンピューターの再起動が必要となるプログラムは、一覧の末尾に追加してください。カスタム プログラムがコンピューターを再起動した場合も Office のインストールは完了しますが、このカスタム プログラムよりも順序が後になる一覧内のプログラムは実行されません。
[プログラム エントリの追加] および [プログラム エントリの変更] ダイアログ ボックスで入力するコマンドライン、または Config.xml ファイルの Command element を使用して入力するコマンドラインは、製品の初回インストールおよびアンインストールでのみ使用することを目的としたものです。Command 要素のコマンドは、初回インストールおよびアンインストール時にのみ処理されます。初回インストール後に Command 要素のコマンドをカスタマイズに使用しても、コマンドは無視されます。

プログラム エントリを追加または変更する場合は、[プログラム エントリの追加] ダイアログ ボックスまたは [プログラム エントリの変更] ダイアログ ボックスで次の情報を入力して、[OK] を選択します。

  • [ターゲット]   プログラムのパスとファイル名を入力します。

  • [引数]   コマンドライン オプションの文字列を入力します (例: /q /path c:\temp)。

  • [Office 製品のインストール後にこのプログラムを実行する]   Office のインストールが完了した後に、指定したプログラムを実行します。これは推奨されているオプションです。プログラムが正常に終了しなかったり、コンピューターが再起動された場合でも Office のインストールには影響ありませんが、一覧でこのプログラムの後にあるものは実行されません。

  • [Office 製品のインストール前にこのプログラムを実行する]   Office のインストールを開始する前にプログラムを実行します。プログラムが正常に終了しなかったり、コンピューターが再起動された場合、Office はインストールされず、一覧でこのプログラムの後にあるものは実行されません。

[プログラム エントリの追加] ダイアログ ボックスまたは [プログラム エントリの変更] ダイアログ ボックスでは、実行可能ファイルのパスに次の Windows 標準のフォルダーを指定できます。

Windows フォルダー

フォルダー 説明

[INSTALLLOCATION]

Office のインストール先フォルダー

[WindowsFolder]

Windows フォルダー

[SystemFolder]

Windows System32 フォルダー

[ProgramFilesFolder]

Program Files フォルダー

[CommonFilesFolder]

Program Files\Common Files フォルダー

[DesktopFolder]

Windows Desktop フォルダー

[StartMenuFolder]

Windows Start メニュー

[ProgramMenuFolder]

Windows Start\Programs メニュー

Office アプリケーションのセキュリティ設定をカスタマイズします。

重要重要:
セットアップ カスタマイズ (.msp) ファイル内のセキュリティ設定では、ユーザーのコンピューターでの最初の既定の設定のみを指定します。ユーザーはインストール後に既定の設定を変更できます。セキュリティ設定をロックまたは強制できるようにするには、グループ ポリシーを使用する必要があります。詳細については、「Microsoft Office 2007 SP2 セキュリティ ベースライン」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=158689) に説明されている推奨事項を参照してください。

以下の表に、使用可能なオプションを示します。

セキュリティ設定

設定 説明

[信頼できる発行元]

Office アプリケーションで使用されるデジタル署名付きマクロ、アドイン、Microsoft ActiveX コントロール、その他の実行可能コードについて、信頼できる提供元を一覧で管理します。Office アプリケーションでは、証明書に基づいた信頼できる提供元の一覧が Internet Explorer と共有されます。デジタル証明書 (CER ファイル) を追加するには [追加] を選択します。

[信頼できる場所]

セキュリティ センターのセキュリティ機能のチェックなしで開くことができるファイルの場所を示す一覧を管理します。新しい場所を追加するには、[追加] を選択し、次の情報を入力して [OK] を選択します。

  • [アプリケーション]   この場所を使用する Office アプリケーションを選択します。これは、Access 2013、Excel 2013、PowerPoint 2013、Visio 2013、および Word 2013でサポートされます。

  • [パス]   信頼できる場所のパスを入力します。ドライブ レター付きの完全修飾パス、または UNC パスを入力します。パスには環境変数を含めることができます。

  • [この場所のサブフォルダーも信頼する]   信頼できる場所にサブフォルダーも含める場合は、このチェック ボックスをオンにします。

  • [説明]   この場所の使用目的を説明するテキストを入力します。

    この一覧から信頼できる場所を削除するには、該当する場所を選択して [削除] を選択します。

    メモメモ:
    ここで信頼できる場所を指定すると、ユーザーのコンピューターで既に定義されている信頼できる場所の一覧が削除され、この一覧に置き換えられます。

[Office カスタマイズ ツールによって書き込まれた信頼できる場所を、インストール中にすべて削除する]

コンピューターに定義されている [信頼できる場所] 一覧を削除します。新しい場所を追加せずにコンピューターの [信頼できる場所] 一覧を削除する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

[既定のセキュリティ設定]

アドイン、テンプレート、Office アプリケーションの既定のセキュリティ レベルを設定します。次の Office アプリケーションのセキュリティ オプションを設定できます。

  • Microsoft Access

  • Microsoft Excel

  • Microsoft Outlook

  • Microsoft PowerPoint

  • Microsoft Project

  • Microsoft Publisher

  • Microsoft Visio

  • Microsoft Word

次のセキュリティ オプションが使用できます。

  • 信頼できる場所の許可に関するオプション

    • [ユーザーのコンピューター以外の信頼できる場所を許可する]

    • [信頼できる場所をユーザーのコンピューターに限定する (アプリケーションの既定)]

    • [信頼できる場所をすべて無効にし、信頼できる発行元によって署名されたファイルのみを信頼する]

  • アプリケーション アドインの警告オプション

    • [すべてのアプリケーション拡張を無効にする]

    • [アプリケーション拡張に対し、信頼できる発行元の署名を必須にする]

    • [アプリケーション拡張の署名を必須にし、署名されていない拡張は通知せずに無効にする]

    • [組み込み済みのすべてのアプリケーション アドインを有効にする (アプリケーションの既定)]

  • VBA マクロの警告オプション

    • [すべての VBA マクロを無効にする]

    • [署名されていない VBA マクロに関するセキュリティ バーの警告を無効にする (署名されていないコードは無効になります)]

    • [警告を表示してすべての VBA マクロを無効にする (アプリケーションの既定)]

    • [VBA マクロに対しセキュリティ チェックを行わない (推奨しません。全ドキュメントに含まれるコードが実行される可能性があります)]

  • アドインとテンプレート (Project 2013 のみ)

    • [組み込み済みのアドインとテンプレートをすべて信頼する]

    • [インストールされたアドインとテンプレートを信頼しない]

  • セキュリティ レベル (Project 2013 のみ)

    • [最高] - 信頼できる場所にインストールされたマクロのみを実行できます。その他のマクロは、署名の有無にかかわらず自動的に実行不可になります。

    • [高] - 信頼できる作成元からの署名付きのマクロのみを実行できます。署名のないマクロは実行不可になります。

    • ◦[中] - 安全ではない可能性があるマクロを実行するかどうかをユーザーが選択できます。

    • [低] (非推奨) - ユーザーは、安全ではない可能性があるマクロから保護されません。

[安全でない ActiveX の初期化]

署名がなく、安全と確認されていない ActiveX コントロールを、持続データ (コントロールのあるインスタンスから次のインスタンスに保存されるデータ) を使用して開始するかどうかを指定します。指定できる値は、次のとおりです。

  • [<構成しない>] - ユーザーのコンピューターに指定されている設定を変更しません。新しいアプリケーションは、既定の設定 [持続データの使用を指示するメッセージをユーザーに対して表示する] でインストールされます。

  • [コントロールの既定値の使用を指示するメッセージをユーザーに対して表示する] - 安全と確認されていない ActiveX コントロールがアプリケーションで開始される前に、ユーザーに対して警告が発行されます。ドキュメントの提供元が信頼できる場合は、コントロールは既定の設定を使用して開始されます。

  • [持続データの使用を指示するメッセージをユーザーに対して表示する] - 安全と確認されていない ActiveX コントロールがアプリケーションで開始される前に、ユーザーに対して警告が発行されます。ドキュメントの提供元が信頼できる場合は、コントロールは持続データを使用して開始されます。

  • [メッセージを表示しない] - ユーザーに通知せずに、署名されていないすべての ActiveX コントロールを実行します。この設定は最低レベルのセキュリティなので、推奨されません。

  • [メッセージを表示せずにすべてのコントロールを無効にする] - ユーザーに通知せずに、署名されていないすべての ActiveX コントロールを無効にします。

Office のインストール時に適用されるセットアップ プロパティを変更します。セットアップ プロパティをカスタマイズできるのは、ユーザーのコンピューターに Office を最初にインストールするときのみです。セットアップ カスタマイズ ファイルに設定されたプロパティは、既存のインストール環境に適用しても効果がありません。

プロパティを追加するには [追加] を選択します。追加したプロパティを変更するには、プロパティを選択して、[変更] を選択します。追加したプロパティを削除するには、プロパティを選択して、[削除] を選択します。

プロパティと値の詳細については、Office 2013 のセットアップのプロパティのリファレンス を参照してください。

セットアップ プロパティを追加または変更する場合は、[プロパティ値の追加/変更] ダイアログ ボックスで次の表に示す情報を入力し、[OK] を選択します。

プロパティ値の設定の追加/変更

設定 説明

Name

プロパティ名。プロパティ名はすべて大文字にする必要があります。

Value

プロパティの値。

OCT の [機能] セクションを使用して、ユーザー設定を構成したり、インストールする Office 機能をカスタマイズしたりします。

このカスタマイズ ファイルを使用して Office をインストールするユーザーの Office アプリケーション設定の既定値を設定します。

メモメモ:
OCT を使用してユーザー設定を構成する場合は、その設定に対する既定の初期値が設定されます。ユーザーは、Office のインストール後にほとんどの設定を変更できます。ユーザー設定を強制的に適用するには、グループ ポリシーを使用します。

OCT を使用して既定のユーザー設定を指定できる Office アプリケーションは、次のとおりです。

  • Microsoft Access 2013

  • Microsoft Excel 2013

  • Microsoft InfoPath 2013

  • Microsoft Office 2013

  • Microsoft OneNote 2013

  • Microsoft Outlook 2013

  • Microsoft PowerPoint 2013

  • Microsoft Project 2013

  • Microsoft Publisher 2013

  • Microsoft SharePoint Designer 2013

  • Microsoft Visio 2013

  • Microsoft Word 2013

Microsoft InfoPath 2013 (コンピューター)Microsoft Office 2013 (コンピューター)Microsoft PowerPoint 2013 (コンピューター)Microsoft Visio 2013 (コンピューター) など、一部のアプリケーションにはコンピューター設定もあります。

オプションを構成するには、ユーザー設定のナビゲーション ウィンドウでアプリケーション フォルダーとサブフォルダーを展開して、構成する設定を詳細ウィンドウに表示し、設定を選択します。その要素に関連付けられた構成可能な設定が詳細ウィンドウの [設定] 列に表示されます。詳細ウィンドウで設定項目をダブルクリックし、次の表に示すオプションのいずれかを選択します。

OCT のユーザーとコンピューターの設定状態

設定 説明

Not Configured

設定はそのまま変更されません。

Enabled

ダイアログ ボックスで選択した構成に基づいて設定を変更します。

Disabled

設定を無効にします。オプションを無効にした場合とオプションを構成しない場合では、動作が異なる可能性があります。詳細については、具体的なオプションの説明を参照してください。

使用できるユーザー設定をすべて表示するには、[全設定を表示] を選択します。構成した設定のみを表示するには、[構成済みの設定のみを表示] を選択します。

旧バージョンの Office で構成したユーザーのカスタム設定を残すには、[ユーザー設定の移行] チェック ボックスをオンにします。ユーザー設定を変更してこのチェック ボックスをオンにした場合は、まず変更した設定が適用され、その後ユーザーの既存のカスタム設定が移行され、矛盾する設定は上書きされます。

メモメモ:
[有効] を選択して設定のオプションを表示した後、[OK]、[前の設定]、または [次の設定] のいずれかを選択すると、設定を変更していない場合でも状態が [構成済み] に変更されます。設定に空のハイパーリンク、パス、またはファイル名を誤って構成すると、エラーが発生する場合があります。[有効] を選択した後に変更を無視する場合、または設定の構成を行わない場合は、[キャンセル] を選択します。また、設定項目をダブルクリックして [未構成] を選択し、[OK] を選択すると、設定の状態を [未構成] に戻すことができます。

Office の各機能をユーザーのコンピューターにインストールする方法をカスタマイズします。

機能のインストール状況を変更するには、OCT で [機能のインストール状況の設定] を選択します。結果ウィンドウで、ショートカット メニューを開いて (または機能を右クリックして)、インストール状況を選択します。一部の親機能は、複数の子機能で構成されています。親機能の横にある正符号 (+) を選択してツリーを展開すると、子機能が表示されます。

機能のインストール状況を変更すると、機能の名前とそのすべての子機能の名前 (子機能がある場合) が太字になります。これは、変更がインストールに適用されることを表します。太字で表示されている機能以外は、既定のインストール状況を使用してインストールされます。変更を削除するには、機能を選択し、[リセット] オプションを選択するか、機能を選択して [選択のリセット] ボタンを選択します。

通常、セットアップ時に使用できる機能のインストール状況を次に示します。ただし、すべてのインストール状況がすべての機能で使用できるわけではありません。たとえば、機能にアドバタイズできないコンポーネントが含まれる場合、その機能の使用可能なインストール状況の一覧には [初めて実行するときにインストール] が表示されません。

機能のインストール状況

状況 説明

Run from My Computer

ユーザーのハード ディスクにファイルをコピーし、機能に関連するレジストリ エントリとショートカットを書き込みます。アプリケーションまたは機能はローカルで実行されます。

Run All from My Computer

[マイ コンピューターから実行] と同じですが、機能に属する子機能もすべて同じ状況に設定される点が異なります。

Installed on First Use

ユーザーが初めて使用するまで、機能とその子機能が使用するコンポーネントはローカルのインストール ソースに置かれ、その時点でコンポーネントがインストールされます。この機能はアドバタイズ機能とも呼ばれます。

Not Available

機能とそれに属する子機能が使用するコンポーネントをコンピューターにインストールしません。

メモメモ:
[インストールしない] インストール状況は元に戻せます。[インストールしない] が設定されると、機能がインストールされなくなります。ただし, .msp または Config.xml ファイルを使用して、その機能を後でローカルにインストールすることはできます。
機能をロック解除してインストールするには、Config.xml ファイルを編集して、OptionState 要素を変更します。これについては、後述する [ロック] で説明します。Config.xml ファイルの詳細については、「Office 2013 の Config.xml ファイル参照」を参照してください。
OCT を使用して .msp ファイルを作成し、機能をローカルにインストールすることもできます。それには、ナビゲーション ウィンドウで [機能のインストール状況の設定] を選択します。詳細ウィンドウで機能を選択し、ショートカット メニューから [マイ コンピューターからすべて実行] を選択します。詳細については、「Office 2013 の Office カスタマイズ ツール (OCT) リファレンス」の「機能のインストール状況の設定」を参照してください。
メモメモ:
Publisher 2013 の次のサブコンポーネントは、 Office 2013 リリースでは、セットアップ機能インストール状況のツリーには表示されません。
  • 外部印刷用ツールおよび RGB から CMYK への変換サブコンポーネント

  • フォント パターン

  • デザイン紙のプレビュー

  • Publisher テンプレート、ビジネス関係の印刷物、およびその他の印刷物のサブコンポーネント

各機能では、次のオプションも使用できます。

機能オプション

オプション 説明

Hidden

セットアップを対話形式で実行する場合、インストール中に機能は機能ツリーに表示されません。機能名の前に記号 [H] が追加されている場合、機能が非表示であることを示しています。

メモメモ:
[非表示] オプションは元に戻せません。インストール中またはインストール後の機能ツリーに [非表示] の機能は表示されなくなります。初回インストールの後に、別の Config.xml ファイルを使用したり、2 番目の .msp ファイルを適用したりすることによって、機能の非表示設定を解除することはできません。
コントロール パネルの [プログラムと機能] を使用して Office 2013 インストールを変更することによってインストールを変更することにしたとしても、機能は非表示のままです。
Office 2013の [機能の追加/削除] オプションの下の Office のセットアップ機能インストール状況のツリーに表示されることもありません。機能は非表示のままですが、後で .msp ファイルまたは Config.xml ファイルを使用することにより、機能をロック解除して、ローカルでインストールして実行できます。

Locked

インストール中、または Office のインストール後のメンテナンス モードの場合は、この機能に対して選択したインストール状況は変更できません。機能名の後に記号 [L] が追加されている場合、機能がロックされていることを示しています。

メモメモ:
[ロック] オプションは元に戻せます。初回インストール時に、OCT または Config.xml ファイルを使用して、機能に [ロック] オプションを設定した場合、後で .msp ファイルまたは Config.xml ファイルを使用することによって、その機能のロックを解除し、ローカルでインストールできます。
たとえば、Config.xml ファイルを編集して、次の例に示すように OptionState 要素を変更できます。このようにして OptionState 要素行を追加することで、ユーザーのコンピューターに機能 (この例では Access 2013) をインストールし、その機能の子機能を指定の状況に設定します。
  • Config.xml ファイルを編集して OptionState 要素を変更するには、インストールする Office 2013 製品のコア製品フォルダー (core_product_folder_name<コア製品フォルダー名>.WW フォルダー、たとえば ProPlus.WW) にある Config.xml ファイルを開きます。メモ帳などのテキスト エディター ツールを使用してファイルを変更します。

  • Config.xml ファイル内で、OptionState 要素を含んでいる行を見つけます。

    <!-- <OptionState Id="OptionID" State="absent" Children="force" /> -->

  • OptionState 要素を次のように変更し、Config.xml ファイルを保存します。

    <OptionState Id=”ACCESSFiles” State=”local” Children=”force” />

OptionState 要素については、Office 2013 の Config.xml ファイル参照 を参照してください。

OCT を使用して .msp ファイルを作成し、機能をローカルにインストールすることもできます。それには、ナビゲーション ウィンドウで [機能のインストール状況の設定] を選択します。詳細ウィンドウで機能を選択し、ショートカット メニューから [マイ コンピューターからすべて実行] を選択します。詳細については、「Office 2013 の Office カスタマイズ ツール (OCT) リファレンス」の「機能のインストール状況の設定」を参照してください。

Reset

機能は、既定のインストール状況に戻ります。機能を選択して [選択のリセット] ボタンを選択することと同じ効果が適用されます。

機能を既定の状況に明示的に設定した場合、機能名の前に、機能がこの状況に強制的に設定されることを示す記号 [F] が追加されます。これは、既存の Office インストールを変更するセットアップ カスタマイズ ファイルを作成する場合に便利です。機能のインストール状況を変更していない場合は、ユーザーのコンピューターで機能は変更されません。変更を指定した場合 (機能を既定の状況に設定するなど)、ユーザーのコンピューターで機能がその状況に設定されます。

機能のインストール状況を変更すると、親機能または子機能のインストール状況が一致するように変更される場合があります。たとえば、親機能の状況を [初めて実行するときにインストール] に設定し、子機能の状況を [マイ コンピューターから実行] に設定すると、親機能の状況も [マイ コンピューターから実行] に変更されます。

ユーザーがセットアップを対話式で実行した場合、非表示の機能は機能ツリーに表示されません。機能は、定義済みのインストール状況に従ってインストールされます。非表示の機能に属する子機能も表示されません。

ヒントヒント:
[非表示] の最も有効な利用方法は、ユーザーの機能ツリーを簡略化することです。たとえば、ユーザーが必要なツールを特定しなくて済むように、機能ツリーの [Office ツール] 以下の項目を非表示にすることがあります。選択したツールのみがインストールされます。

機能の状況を [インストールしない] に設定し、機能ツリーで機能が表示されないようにした場合でも、親機能をインストールするか、メンテナンス モードでセットアップを実行することによって、設定を変更したり、機能をインストールしたりできます。たとえば、名前用スマート タグ プラグイン機能の状況を [インストールしない] および [非表示] に設定した場合、親機能のスマート タグ プラグインの状況を [マイ コンピューターからすべて実行] に設定すれば、ユーザーは、名前用スマート タグ プラグイン機能をインストールできます。

非表示の機能をユーザーがインストールできないようにする場合は、[インストールしない]、[非表示]、および [ロック] の 3 つのインストール状況を選択します。この場合は、機能またはアプリケーションはインストールされず、メンテナンス モードで使用することもできません。ユーザーが親機能の状況を変更してもインストールできません。Office のインストール後に [インストールしない]、[非表示]、および [ロック] の 3 つの選択したインストール状況を無効にするには、OCT を使用して、機能のインストール状況を変更するように構成したセットアップ カスタマイズ ファイルを作成し、ユーザーのコンピューターに適用する必要があります。

インストール時にカスタム ファイル、レジストリ エントリ、およびショートカットを追加または削除するには、OCT の [追加内容] セクションを使用します。

Office をインストールするときに、ユーザーのコンピューターにファイルを追加します。

インストール中にユーザーのコンピューターに追加するファイルの一覧を作成するには、[追加] を選択し、一覧に追加するファイルを選択して、もう一度 [追加] を選択します。ファイルのインストール先フォルダーを変更するには、[カスタム ファイルの追加] 一覧でファイルを選択して、[変更] を選択します。一覧からファイルを削除するには、ファイルを選択して、[削除] を選択します。Shift キーおよび Ctrl キーを使用すると、同時に複数のファイルを選択できます。

Office のインストールにファイルを追加する場合は、次の点に注意してください。

  • セットアップ カスタマイズ ファイルを保存して OCT を終了すると、セットアップ カスタマイズ ファイルにファイルがコピーされます。サイズの大きいファイルを追加すると、カスタマイズ ファイルが大きくなり、ファイルの作成に時間がかかります。

  • セットアップ カスタマイズ ファイルに現在記述されているファイルの内容を変更した場合は、OCT を使用してセットアップ カスタマイズ ファイルを開いて、[ファイルの追加] 一覧から該当するファイルを削除し、再度、変更したファイルを追加してセットアップ カスタマイズ ファイルを保存する必要があります。

  • ユーザーが Office を削除、修復、または再インストールすると、カスタム ファイルも Office と同時に削除または再インストールされます。インストール後にカスタム ファイルの内容を変更した場合は、該当するファイルの再インストールは行われません。

[ユーザーのコンピューター上での保存先] ダイアログ ボックスで、ファイルをインストールするユーザーのコンピューター上のフォルダーを入力し、[OK] を選択します。

Shift キーおよび Ctrl キーを使用すると、同時に複数のファイルを選択できます。これらのファイルは、同じインストール先フォルダーに関連付けられます。インストール先パスの指定には、次の表に示す特殊なフォルダー名を使用できます。

特殊なフォルダー

フォルダー 説明

[INSTALLLOCATION]

Office のインストール先フォルダー

[ROOTDRIVE]

最も空き領域が大きいローカル ディスク ドライブ

[ProgramFilesFolder]

Program Files フォルダー

[CommonFilesFolder]

Program Files\Common Files フォルダー

[WindowsFolder]

Windows フォルダー

[SystemFolder]

Windows System32 フォルダー

[PersonalFolder]

ユーザーの My Documents フォルダー

[AppDataFolder]

ユーザーの Application Data フォルダー

[NetHoodFolder]

ユーザーの My Network Places フォルダー

Office をインストールするときに、ユーザーのコンピューターからファイルを削除します。

インストール中にユーザーのコンピューターから削除するファイルの一覧を作成するには、[追加] を選択します。ファイルのパスまたは名前を変更するには、[ファイルの削除] ボックスの一覧からファイルを選択し、[変更] を選択します。一覧からファイルを削除するには、ファイルを選択し、[削除] を選択します。Shift キーおよび Ctrl キーを使用すると、同時に複数のファイルを選択できます。

メモメモ:
[ファイルの削除] ボックスの一覧に表示されるファイルは、[ファイルの追加] ボックスの一覧に表示されるファイルがインストールされる前にユーザーのコンピューターから削除されます。このため、ユーザーのコンピューターで既存のファイルを削除し、新しいバージョンのファイルで置き換えることができます。ただし、ユーザーのコンピューターで削除対象ファイルの名前または内容が変更されている場合は、同じ名前のファイルを追加しても置き換えは行われません。

[ファイルのパス] ダイアログ ボックスで、ユーザーのコンピューターから削除するファイルの一覧に追加するファイルのパスと名前を入力して、[OK] を選択します。

パスの最初には、ドライブ レター、UNC パス、または次の表に示す特殊なフォルダーのいずれかが指定されている必要があります。

特殊なフォルダー (ファイルのパス)

フォルダー 説明

[INSTALLLOCATION]

Office のインストール先フォルダー

[ROOTDRIVE]

最も空き領域が大きいローカル ディスク ドライブ

[ProgramFilesFolder]

Program Files フォルダー

[CommonFilesFolder]

Program Files\Common Files フォルダー

[WindowsFolder]

Windows フォルダー

[SystemFolder]

Windows System32 フォルダー

[PersonalFolder]

ユーザーの My Documents フォルダー

[AppDataFolder]

ユーザーの Application Data フォルダー

[NetHoodFolder]

ユーザーの My Network Places フォルダー

Office のインストール時にユーザーのコンピューターのレジストリ エントリを追加または変更します。

ユーザーのコンピューターに追加するレジストリ エントリの一覧を作成するには、[追加] を選択します。一覧のエントリを変更するには、エントリを選択して、[変更] を選択します。一覧からエントリを削除するには、エントリを選択して、[削除] を選択します。レジストリ ファイル (.reg ファイル) からエントリ セットを追加するには、[インポート] を選択します。.reg ファイルのエントリが一覧のエントリと重複する場合は, .reg ファイルのエントリで既存のレジストリ エントリを上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。

重要重要:
このセクションでカスタマイズしたレジストリ エントリは、OCT でカスタマイズした設定よりも優先されることがあります。Office のユーザー インターフェイスで直接設定できず、OCT の他の方法でも構成できないオプションをカスタマイズする場合にこのセクションを使用してください。
OCT の [レジストリ エントリの追加] セクションを使用してレジストリベースのポリシー キー registry-based policy keys(グループ ポリシーベースのレジストリ キー) を追加しないでください。カスタマイズ更新プログラム (.msp ファイル) でそれらの設定を構成してユーザーに配布することはサポートされておらず、設定が正しく適用されない場合があります。レジストリベースのポリシー設定は、グループ ポリシー設定の 4 つのレジストリの場所のいずれかに格納されている設定です。
ユーザー ポリシーの設定の場合:
  • HKCU\Software\Policies

  • HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies

コンピューター ポリシーの設定の場合:
  • HKLM\Software\Policies

  • HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies

レジストリベースのポリシー キーを管理する方法としてサポートされるのは、グループ ポリシーを使用してレジストリ ポリシー設定を適用する方法です。グループ ポリシーを使用すると、クライアントのレジストリ キーを一元管理できます。グループ ポリシーを使用して構成を 1 回定義すると、それ以降は、オペレーティング システムによってその状態が適用されます。管理用テンプレート ファイルは Unicode のテキスト ファイルであり、グループ ポリシーはこれを使用して、レジストリベースのポリシー設定を格納するレジストリ内の場所を記述します。レジストリベースのすべてのポリシー設定は、グループ ポリシー管理エディターのグループ ポリシー管理コンソール (GPMC) の [管理用テンプレート] ノードで構成されます。

[レジストリ エントリの追加/変更] ダイアログ ボックスでは、レジストリ エントリごとに次の表に示す情報を入力して、[OK] を選択します。

[レジストリ エントリの追加/変更] ダイアログ ボックスのオプション

設定 説明

Root

追加または変更するエントリが含まれている分岐を選択します。設定は、ユーザーごと (HKEY_CURRENT_USER)、またはコンピューターごと (HKEY_LOCAL_MACHINE) に 1 回適用されます。HKEY_USERS または HKEY_LOCAL_MACHINE のルートにレジストリ エントリを追加することはできません。

Data type

レジストリ値のデータ型を選択します。

Key

エントリが格納されるサブキーの名前を入力します (例: Software\Microsoft\Office\15.0\Common)。

Create empty key

値の名前または値のデータが含まれないレジストリ エントリを追加するには、このチェック ボックスをオンにします。一部の設定は、レジストリ エントリの有無によって決定されます。

Value name

新しいレジストリ エントリの名前を入力します。値データを組み込み、このフィールドを空にした場合、"<Default>" という名前が割り当てられます。1 つのキーで使用できる <Default> 値名は 1 つのみです。

Value data

新しいレジストリ エントリに格納するデータ (値) を入力します。データは、指定したデータ型に一致している必要があります。

Office をインストールするときに、ユーザーのコンピューターからレジストリ エントリを削除します。

ユーザーのコンピューターから削除するレジストリ エントリの一覧を作成するには、[追加] を選択します。一覧のエントリを変更するには、エントリを選択して、[変更] を選択します。一覧からエントリを削除するには、エントリを選択して、[削除] を選択します。

ユーザーのコンピューターから削除するレジストリ エントリの一覧を作成するには、[追加] を選択して、レジストリ エントリごとに次の情報を入力します。

メモメモ:
Office を削除、修復、または再インストールすると、カスタム レジストリ エントリも Office と共に削除または再インストールされます。

[レジストリ エントリの削除/変更] ダイアログ ボックスでは、レジストリ エントリごとに次の表に示す情報を入力して、[OK] を選択します。

[レジストリ エントリの削除/変更] ダイアログ ボックスのオプション

エントリ 説明

Root

削除するエントリが含まれる分岐を選択します。

Key

エントリが格納されているサブキーのフル ネームを入力します (例: Software\Microsoft\Office\15.0\Common)。

Value name

削除するレジストリ エントリの名前を入力します。サブキー全体 (すべての値のエントリを含む) を削除するには、このフィールドを空にします。

Office 2013と共にインストールされるファイル、またはユーザーのコンピューターに既に存在していたファイルに対するショートカットを追加できます。ショートカットを構成できるのは、ユーザーのコンピューターに Office を最初にインストールするときのみです。セットアップ カスタマイズ ファイルを既存のインストールに適用する場合、このオプションは無視されます。

新しいショートカットを追加するには、[追加] を選択します。一覧のショートカットを変更するには、ショートカットを選択して、[変更] を選択します。一覧からショートカットを削除するには、ショートカットを選択して、[削除] を選択します。

重要重要:
Office 2013 アプリケーションのショートカットの場所の変更に関する既知の問題があります。詳細については、Microsoft サポート技術情報の記事「Office カスタマイズ ツール Office 2013 のショートカットの場所を変更することはできません」を参照してください。

[インストール済み] 列が [はい] のショートカットは、インストール時に構成されます。この列が [いいえ] のショートカットは、対応する製品が後でインストールされるときに構成されます。

メモメモ:
カスタム アプリケーションまたはカスタム ファイルのショートカットを追加した場合は、ユーザーが Office を変更、修復、再インストール、または削除しても、そのショートカットは更新、削除されません。

[ショートカット エントリの追加/変更] ダイアログ ボックスでは、次の表に示す、作成または変更するショートカットに関する情報を入力して、[OK] を選択します。

[ショートカット エントリの追加/変更] ダイアログ ボックスのオプション

設定 説明

Target

ショートカットを関連付けるアプリケーションを指定します。定義済みのアプリケーション キーワードを選択するか、ショートカットが示すファイルの名前とパスを入力します。アプリケーション キーワードを選択した場合、残りのボックスに情報が自動的に入力されます。一覧にある名前は、OCT の [機能のインストール状況の設定] ページで選択した機能と、[ファイルの追加] ページでインストール対象として追加したカスタム ファイルに対応しています。空白文字が含まれている名前とパスを入力する場合は、文字列全体を二重引用符 ("") で囲む必要があります。アプリケーションのコマンド ライン オプションは、[引数] フィールドで追加できます。

Location

ショートカットを作成するフォルダーを指定します。定義済みのフォルダー キーワードを選択するか、ショートカットの場所の名前とパスを入力します。サブフォルダーを指定する場合は、円記号 (\) に続けてサブフォルダーの名前を入力します。たとえば、Microsoft Office Word 2010 のショートカットを、[Start] メニューの [Programs] フォルダーの [Microsoft Office] サブフォルダーに作成する場合は、[プログラム メニューのフォルダー] を選択し、サブフォルダー名を末尾に追加して、「[プログラム メニューのフォルダー]\Microsoft Office」と指定します。

[場所] では、次の特別なフォルダーを使用できます。

  • [StartMenuFolder]: Windows Startメニュー

  • [ProgramMenuFolder]: Windows Start\Programs メニュー

  • [StartupFolder]: Windows Start\Programs メニューのStartup フォルダー

  • [DesktopFolder]: Windows Desktop フォルダー

  • [INSTALLLOCATION]: Office のインストール先フォルダー

  • [FavoritesFolder]: ユーザーのFavoritesフォルダー

  • [AppDataFolder]: ユーザーの Application Data フォルダー

  • [NetHoodFolder]: ユーザーの My Network Places フォルダー

Name

ショートカットに付ける名前の文字列を入力します。

Start in

アプリケーションの既定の作業フォルダーを指定するパスを入力します。このボックスを空にした場合は、対象ファイルが置かれたフォルダーは既定のフォルダーに設定されます。ユーザーのコンピューター上でパスが有効ではない場合は、ユーザーがショートカットを使用したときにエラー メッセージが表示されます。

Arguments

コマンド ラインでアプリケーションに渡されるオプションの引数を入力します。

Shortcut key

アプリケーションまたはファイルのオプションのキーボード ショートカットを入力します。ショートカット キーの構文は次のとおりです。

[modifier+]VK_<key>

modifierSHIFTCTRLALTEXT で、"VK_<key>" は仮想キー名です (仮想キー名とその 16 進キー コードおよび説明を次の表に示します)。修飾キーは省略できます。複数のキーを正符号 (+) で区切って任意の順番で指定することもできます。修飾キーを使用する場合は、仮想キー名の前に指定する必要があります。また、仮想キー名は 1 つ指定する必要があります。キー定義にはスペースを使用しないでください。

たとえば、次のように使用します。

CTRL+VK_F12

CTRL+SHIFT+VK_A

ALT+CTRL+VK_SNAPSHOT

CTRL+ALT+VK_DELETE などの一部のキーの組み合わせは、システムや他のプロセスによって使用されている可能性があります。これらの組み合わせは、ユーザーのコンピューターでのアプリケーションの起動では使用しないでください。

Run

アプリケーションまたはファイルを実行するときのウィンドウの種類を、[通常のウィンドウ]、[最小化]、[最大化] の中から選択します。

[アイコンの変更]

ショートカットに別のアイコンを選択します。

次の表に仮想キー名と対応する 16 進キー コードを示します。

仮想キー名と 16 進キー コード

仮想キー名 キー コード (16 進) 説明

VK_0 ~ VK_9

60 ~ 39

0 ~ 9

VK_A ~ VK_Z

41 ~ 5A

A ~ Z

VK_NUMPAD0 ~ VK_NUMPAD9

30 ~ 69

テンキーの 0 ~ 9

VK_F1 ~ VK_F24

30 ~ 87

F1 ~ F24 (ファンクション キー)

VK_LBUTTON

01

左マウス ボタン

VK_RBUTTON

02

右マウス ボタン

VK_CANCEL

03

コントロール ブレーク処理

VK_MBUTTON

04

中央マウス ボタン (3 つボタン マウス)

VK_BACK

08

Backspace

VK_CLEAR

0C

Clear

VK_RETURN

0D

Enter

VK_PAUSE

13

Pause

VK_CAPITAL

14

Caps Lock

VK_PRIOR

21

PageUp

VK_NEXT

22

PageDown

VK_END

23

End

VK_HOME

24

Home

VK_LEFT

25

VK_UP

26

VK_RIGHT

27

VK_DOWN

28

VK_SELECT

29

Select

VK_EXECUTE

81 MB

Execute

VK_SNAPSHOT

2C

PrintScreen

VK_INSERT

2D

Ins

VK_DELETE

2E

Del キー

VK_HELP

2F

Help

VK_MULTIPLY

6A

テンキーのアスタリスク (*)

VK_ADD

6B

テンキーの正符号 (+)

VK_SEPARATOR

6C

テンキーのコンマ (,)

VK_SUBTRACT

6D

テンキーの負符号 (-)

VK_DECIMAL

6E

テンキーのピリオド (.)

VK_DIVIDE

6F

テンキーのスラッシュ (/)

VK_NUMLOCK

90

Num Lock

VK_SCROLL

91

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OCT の [Outlook] セクションでは、Outlook 2013 の既定のプロファイルをカスタマイズしたり、Outlook 2013 および Exchange Server 2010 のオプションを設定したりできます。

OCT は、複数の Outlook 電子メール アカウントの追加をサポートしています。

ユーザーの既定の Outlook プロファイルをカスタマイズします。既定のプロファイルは Windows レジストリに登録される値のセットで、ユーザー固有の情報が定義されています。Outlook プロファイルには複数の電子メール アカウントを登録できます。ユーザーは、複数の Outlook を使い分けることができますが、セットアップ カスタマイズ ファイルで構成できるプロファイルは 1 つのみです。次の表に、ユーザーの Outlook プロファイルのカスタマイズに使用できる設定を示します。

Outlook プロファイルのカスタマイズ オプション

設定 説明

Use existing profile

ユーザーのコンピューターに構成されている既存のプロファイルを使用します。プロファイルがない場合は、Outlook を初めて実行したときにユーザーにプロファイルを作成するかどうかをたずねるダイアログが表示されます。

Modify profile

次のどちらかのオプションを選択します。

[既定のプロファイルに対する変更を定義: 既定のプロファイルが存在しない場合は、カスタマイズ内容に基づいた新しい既定のプロファイルが作成されます。]    ユーザーのコンピューターにある既定のプロファイルを変更します。

[変更を定義するプロファイルの名前]    変更を適用するプロファイルの名前を指定します。

既定のプロファイルが存在せず、2 つ目のオプションで指定した名前のプロファイルもない場合、Outlook では、OCT の [Outlook] セクションにあるその他の項目で選択したオプションに基づいてプロファイルが作成されます。Outlook では、既定のプロファイル名または指定したプロファイル名が使用されます。

New profile

ユーザーのコンピューターに新しいプロファイルを作成し、既定のプロファイルとして設定します。既存のプロファイルは削除されず、必要に応じて使用できます。[プロファイル名] ボックスに名前を入力する必要があります。既存のプロファイルの名前を見つけるには、[コントロール パネル] の [メール] を開き、[プロファイルの表示] を選択します。Outlook では、OCT の [Outlook] セクションにある他の項目で選択したオプションに基づいてプロファイルが作成されます。

Apply PRF

Outlook プロファイル ファイル (.prf) をインポートして、新しい既定のプロファイルを定義するか、既存のプロファイルを更新します。このオプションを選択した場合, .prf ファイルの設定は OCT に反映されません。[次のプロファイル (PRF ファイル) を適用] ボックスにプロファイルの名前とパスを入力します。旧バージョンの Outlook 用に作成した .prf ファイルも Outlook 2013にインポートできます。ただし、使用できるのは MAPI サービスに関する定義のみが含まれるプロファイルです。

ユーザーのプロファイルに新しい Outlook 電子メール アカウントを追加します。

新しいまたは変更対象の Outlook プロファイルにアカウントを追加しない場合は、[Outlook プロファイルとアカウント情報をカスタマイズしない] オプションを選択します。

新しいまたは変更対象の Outlook プロファイルで新しいアカウント情報を指定する場合は、[Outlook プロファイルとアカウント情報をカスタマイズする] オプションを選択します。

一覧に新しいアカウントを追加するには、[追加] を選択します。一覧のアカウントを変更するには、アカウントを選択して [変更] を選択します。一覧からアカウントを削除するには、アカウントを選択して [削除] を選択します。

次のオプションを指定することもできます。

  • [新着メールが配信される場所]    Exchange Server コンピューターを構成したり、Outlook データ ファイル (.pst) を追加したりする場合は、このオプションを選択して、新しい電子メール メッセージの配信先を指定します。Exchange Server コンピューターが構成されている場合は、既定の場所はこのコンピューターになります。このコンピューターが構成されていない場合は、ユーザーのコンピューター上の .pst ファイルが既定の場所になります。

  • [既定の電子メール アカウント]   ユーザーの既定の電子メール アカウントとして使用するアカウントを選択します。

新しいアカウントを追加する場合は、追加するアカウントの種類を選択して、[次へ] を選択します。

<<account type> > [の設定] ダイアログ ボックスで、追加または変更するアカウントの種類に関して、アカウント名、ユーザー名、メール サーバー、電子メール アドレスなど、適切なオプションを設定します。その他の構成オプションを設定するには [詳細設定] を選択します。Exchange のアカウントを追加または変更する場合は、次のセクションの「Exchange の設定」を参照してください。設定が終了すると [完了] を選択します。

電子メール サービスの重複を避けるため、Outlook では同じ種類のサービスに複数の新しいアカウントを追加できない場合があります。たとえば、Outlook ではすべての POP アカウントに固有の名前が指定されているかどうかが確認されます。以下の表に、既存のアカウントと同じ種類の新しいアカウントをセットアップ カスタマイズ ファイルに追加できるかどうかの Outlook での判断方法を示します。

他のアカウントの追加

アカウントの種類 この種類の複数のアカウントの使用 サービスが重複しているかどうかの判断に使用されるデータ

POP3

アカウント名

IMAP

アカウント名

Exchange

アカウント名

Outlook データ ファイル (.pst)

.pst ファイルの名前とパス

Outlook アドレス帳

不可

アカウントが存在するかどうか

LDAP

アカウント名

新しいまたは変更対象の Outlook プロファイルで、ユーザーの Microsoft Exchange に関する設定を構成します。次の表に、使用できる設定を示します。

Exchange のオプション

設定 説明

[アカウント名]

アカウントの種類の名前を指定します。

[ユーザー名]

特定の値、または置き換え可能なパラメーターを使用してユーザーを識別します。"%USERNAME%" (既定値) を指定した場合は、Outlook の開始時にユーザーに選択可能な値は示されず、ユーザーの正確なログオン名が使用されます。

[Exchange Server]

Outlook の開始時に使用できそうな Exchange サーバー名を入力します。Outlook が最初に起動されると、この値は Outlook によってユーザーの適切な Exchange サーバーに置き換えられます。このボックスには、たとえば、「Exch-2-Srvr」のようなリテラルのサーバー名のみを入力します。円記号 (\\)、またはその他の類似の構文を含めることはできません。

[既存の Exchange アカウントを上書きする]

ユーザーのプロファイルにある Exchange Server の既存のアカウントをこのアカウントに置き換えるには、このオプションを選択します。

Exchange Server をオフラインで使用するためのオプションと Outlook Anywhere 機能を構成するには、[Exchange の設定] ダイアログ ボックスの [詳細設定] ボタンを選択します。

オフライン用のユーザーの Outlook プロファイルと Outlook Anywhere を構成するには、次のオプションを使用します。

Outlook Anywhere のオプション

オプション 説明

[外出先で Outlook を使用できるように構成する]

[HTTP を使用して Exchange メールボックスに接続する]   Outlook Anywhere を使用可能にするには、 このオプションを選択します。

Outlook Anywhere を有効にすると、次のオプションを構成できます。

[Exchange 用のプロキシ サーバーへの接続に使用する URL]      Outlook Anywhere プロキシ サーバーのサーバー名 URL。

この名前には http:// または https:// を含めないでください。名前を入力すると、選択されている認証設定に基づいて、適切な項目 (http:// または https://) が自動的にボックスに入力されます。

[セキュリティで保護された接続 (SSL) のみ使用する]    SSL (Secured Sockets Layer) のみを使用してプロキシ サーバーに接続するには、このオプションを選択します。サーバー認証とクライアント認証の両方をサポートするには、次のオプションを選択します。

[SSL 接続時にセッションを相互認証する]    このオプションが有効になっている場合は、[プロキシ サーバーのプリンシパル名] に入力します。

[高速のネットワークでは、HTTP で接続してから TCP/IP で接続する]    高速のネットワークでは、最初に、既定の LAN (TCP/IP) ではなく、Outlook Anywhere (HTTP) を使用して接続します。

[低速のネットワークでは、HTTP で接続してから TCP/IP で接続する]    低速のネットワークでは、最初に、既定の LAN (TCP/IP) ではなく、Outlook Anywhere (HTTP) を使用して接続します。

[Exchange 用のプロキシ サーバーに接続する際の認証方法]    既定の認証方法は、パスワード認証 (NTLM) です。

次のオプションを使用して、Exchange メールボックスのローカル コピーを使用するようにユーザーの Outlook プロファイルを構成します。

キャッシュ モードのオプション

オプション 説明

[Exchange キャッシュ モードを構成しない]

既定では、Exchange メールボックスは、ユーザーのコンピューター上のオフライン用の Outlook データ ファイル (.ost) にキャッシュされるのではなく、Exchange Server コンピューターからアクセスできます。

[Exchange キャッシュ モードを構成する]

.ost ファイルを作成するか、既存の .ost ファイルを使用します。ユーザーは Exchange メールボックスのローカル コピーを使用します。[Exchange キャッシュ モードを使用する] をオンにすると、ユーザーの Exchange キャッシュ モードを次のオプションを指定して構成できます。

  • [ヘッダーのみをダウンロードする]    ユーザーの Exchange メールボックスからヘッダーのコピーのみをダウンロードします。

  • [ヘッダーに続いてアイテム全体をダウンロードする]    ユーザーの Exchange メールボックスからヘッダーのコピーをダウンロードした後に、メッセージのコピーをダウンロードします。

  • [アイテム全体をダウンロードする]    ユーザーの Exchange メールボックスからメッセージ全体のコピー (ヘッダーと本文) をダウンロードします。

  • [低速回線接続ではヘッダーのみをダウンロードする]    回線接続速度が遅いことが検出された場合は、ユーザーの Exchange メールボックスからヘッダーのコピーのみをダウンロードします。

  • [メール フォルダー以外の共有フォルダーをダウンロードする]    他のユーザーのメールボックスから、メール フォルダー以外の共有フォルダーをダウンロードします。

  • [パブリック フォルダーのお気に入りフォルダーをダウンロードする]    パブリック フォルダーのお気に入り一覧をダウンロードします。

  • .ost および .oab ファイルの場所をカスタマイズする

    • [Outlook データ ファイル (.ost) のパスとファイル名]    オフライン用 Outlook データ ファイルの保存先の名前と場所を指定します。

  • [オフライン アドレス帳ファイルの保存先のパス]     オフライン アドレス帳ファイルの保存先のパスを指定します。

Outlook プロファイル ファイル (.prf) に設定をエクスポートします。

定義した Outlook プロファイル設定を .prf ファイルに保存するには、[プロファイル設定のエクスポート] ボタンを選択します。

ヒントヒント:
Outlook .prf ファイルを効率的に作成するには、OCT で必要な事項を選択し, .prf ファイルにエクスポートします。Office の展開でセットアップ カスタマイズ ファイルを使用しない場合でも、この方法は便利です。.prf ファイルを編集して、OCT で設定できないその他のカスタマイズを行うことができます。たとえば、OCT に一覧表示されない電子メール プロバイダーを追加できます。

Exchange アカウントとフォルダーの送信/受信グループを定義し、Outlook での送受信中に各グループで実行するタスクを指定します。送信/受信グループは、複数の Outlook アカウントとフォルダーをまとめたものです。次の表に示すように、Outlook がオンラインかオフラインかに応じて、送信/受信グループに対して異なるオプションを指定できます。

送信/受信グループのオプション

オプション 説明

[送受信設定を構成しない]

送信/受信グループに対する設定を構成しません。Outlook では All Accounts グループのみが構成され、All Accounts グループの既定の設定が適用されます。ユーザーが以前に追加グループを作成している場合は、Outlook 2013へのアップグレード時にそれらのグループが引き継がれます。

[送受信設定を構成する]

送信/受信グループの設定を構成します (Exchange アカウントおよびフォルダーのみ)。

  • アカウントとフォルダーの新しいグループを作成するには、[新規作成] を選択します。

  • 送信/受信グループに対するオプションを指定または再定義するには、[変更] を選択します。

  • 既存の送信/受信グループの名前を変更するには、[名前の変更] を選択します。

  • 既存の送信/受信グループを削除するには、[削除] を選択します。

作成する Exchange 送信/受信グループの名前を [新しいグループ名] ボックスに入力して、[OK] を選択します。

グループを変更する場合は、[グループの変更] ダイアログ ボックスで次のオプションのいずれかを選択し、[OK] を選択します。

[この送受信グループのオプションを選択してください] で、次の表に示すオプションを選択します。

選択したグループの送受信の設定

オプション 説明

[メール アイテムを送信する]

このグループの送信/受信を実行するときに、送信トレイからメール アイテムを送信します。

[メール アイテムを受信する]

このグループの送信/受信を実行するときに、メール アイテムを受信します。

[フォルダーのホーム ページをオフラインで使用可能にする]

このグループの送信/受信を実行するときに、フォルダーのホーム ページの内容を更新します。

[フォームを同期する]

このグループの送信/受信を実行するときにフォームを同期します。

[この送受信グループのフォルダー オプションを変更してください] でフォルダーを選択し、次の表に示す情報を指定します。

この送信/受信グループのフォルダー オプション

オプション 説明

[このフォルダーを送受信に含める]

この送信/受信グループの送信/受信中に更新されるフォルダーのセットに、このフォルダーを追加します。次のオプションから選択できます。

  • [ヘッダーのみをダウンロードする]    この送信/受信グループに対して送信/受信を実行してこのフォルダーを更新するときに、このフォルダーではヘッダーのみをダウンロードします。

  • [添付ファイルを含むアイテム全体をダウンロードする]    この送信/受信グループに対して送信/受信を実行してこのフォルダーを更新するときに、このフォルダーでは電子メール メッセージ (またはその他のアイテム) 全体をダウンロードします。

  • [次のサイズより大きいアイテムについてはヘッダーのみダウンロードする]    アイテムが指定されたサイズを超える場合は、アイテムのヘッダーのみをダウンロードします。この設定は、この送信/受信グループに対して送信/受信を実行してこのフォルダーを更新するときに、このフォルダーにのみ適用されます。

Exchange 送信/受信グループの新しい名前を [新しいグループ名] ボックスに入力して、[OK] を選択します。

一覧から選択した送信/受信グループに対して適用する設定を指定します。選択したグループ名はオプションのラベルに表示されます。Outlook がオンラインのときとオフラインのときで、送信/受信グループに異なるオプションを指定できます。

  • [Outlook がオンラインのとき]

    • [このグループを送受信に含める]    ユーザーが [送受信] を選択したときに、このグループで送信/受信アクションが実行されます。

    • [次の時間ごとに自動的に送受信を実行する: n 分]    送信/受信アクションを実行する間隔を選択します。

    • [終了時に自動的に送受信を実行する]     Outlook 終了時に、このグループで自動的に送信/受信アクションが実行されます。

  • [Outlook がオフラインのとき]

    • [このグループを送受信に含める]    ユーザーが [送受信] を選択したときに、このグループで送信/受信アクションが実行されます。

    • [次の時間ごとに自動的に送受信を実行する: n 分]    送信/受信アクションを実行する間隔を選択します。

  • [Exchange アドレス帳]

    • [オフライン アドレス帳をダウンロードする]    ユーザーが [送受信] を選択したときに、オフライン アドレス帳 (OAB) をダウンロードします。

    • [アドレス帳の設定] を選択して [アドレス帳の設定の変更] ダイアログ ボックスを開きます。[前回の送受信以降の変更をダウンロードする] をオンにすると、前回のダウンロード以降に更新されたアドレス帳の部分のみがダウンロードされます。[送受信] を選択するたびにアドレス帳全体をダウンロードするには、[前回の送受信以降の変更をダウンロードする] チェック ボックスをオフにします。

Outlook でオフライン アドレス帳 (OAB) を更新する既定の方法を構成します。次のオプションから選択します。

  • [前回の送受信以降の変更をダウンロードする]    前回の送受信以降に変更されたアドレス帳の部分のみを Outlook でダウンロードします。通常、アドレス帳全体をダウンロードするよりも短い時間でダウンロードが完了します。

  • [全詳細情報]    アドレス帳がダウンロードされたときに、Outlook で各エントリの詳細をすべてコピーします。

  • [詳細情報なし]    アドレス帳がダウンロードされたときに、Outlook で、各エントリの名前、電子メール アドレスなど、重要な情報のみをコピーします。ダウンロードにかかる時間は短くなりますが、オフライン アドレス帳にはアドレスの詳細が保存されません。これは、Outlook アドレス帳 (OAB) バージョン 2.0 および 3.0 でサポートされていたオプションです。Outlook が OAB 4.0 以降をサポートするサーバーに接続した場合は、このオプションを選択していても、完全な詳細情報がダウンロードされます。

Office の初回リリースの後、Microsoft ダウンロード センターから OCT および .opax 設定ファイルの最新版をダウンロードできます。Office 2013 の管理用テンプレートのダウンロード パッケージに収められている \Admin フォルダーには、OCT および OCT ファイル (.opax および .opal ファイル) が含まれます。

OCT を更新する必要がある場合は、Office 2013 インストール ファイルまたはインストール イメージ内の /Admin フォルダーを、ダウンロード パッケージに含まれる新しい /Admin フォルダーで置き換えます。

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