ユーザー プロファイル プロパティおよび個人/ソーシャル機能のポリシー設定を構成する (SharePoint Server 2010)
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2014-10-13
ユーザー プロファイルは、特定のユーザーを記述するプロパティのコレクションです。これらのプロパティは、個人およびソーシャル機能と呼ばれるさまざまな場所や機能に、Microsoft SharePoint Server 2010 にわたって表示されます。ポリシーを使用すると、ユーザー プロファイル プロパティに保存された情報の使用、および個人およびソーシャル機能を管理するのに役立ちます。ユーザー プロファイルと、関連する個人およびソーシャル機能を管理する方法の詳細については、「ユーザー プロファイルを計画する (SharePoint Server 2010)」の「ユーザー プロファイルの計画」を参照してください。
この記事の内容
サーバーの全体管理を使用して、ユーザー プロファイルのポリシー設定を構成する
サーバーの全体管理を使用して、個人およびソーシャル機能のポリシー設定を構成する
サーバーの全体管理を使用して、ユーザー プロファイルのポリシー設定を構成する
ユーザー プロファイルのポリシー設定を構成するには、サーバーの全体管理を使用して、次の手順を実行します。
サーバーの全体管理を使用して、ユーザー プロファイルのポリシー設定を構成するには
次の管理者の資格情報を持つことを確認します。
- サーバーの全体管理を使用して、ユーザー プロファイル プロパティのポリシーを編集するには、Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであるか、ファーム内で実行されている User Profile Service アプリケーションを管理する権限が委任されている必要があります。詳細については、「User Profile Service アプリケーションの管理を割り当てる (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
サーバーの全体管理 Web サイトで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。
[アプリケーション構成の管理] ページの [サービス アプリケーション] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
サービス アプリケーションのリストで、User Profile Service アプリケーションを選択します。
[操作] グループの [管理] をクリックします。
[プロファイル サービスの管理] ページの [人] セクションで、[ポリシーの管理] をクリックします。
[ユーザー プロファイル プロパティ] セクションで、ポリシーを編集するユーザー プロファイル プロパティをポイントし、表示される矢印をクリックして、[ポリシーの編集] をクリックします。
[ポリシー設定] セクションを見つけます。
注意
この手順では、ユーザー プロファイル プロパティのポリシー設定を構成する方法についてのみ説明しています。マッピング セクションの詳細については、「プロファイルの同期を構成する (SharePoint Server 2010)」の「ユーザー プロファイルのプロパティをマップする」を参照してください。
[ポリシー設定] ドロップダウン リストから、以下のいずれかを選択します。
必須: プロパティに値が必要です。
任意: プロパティに値が含まれる可能性があります。
無効: このプロパティの使用を無効にします。
注意
ユーザー プロファイル プロパティの中には、システムで使用されているものがあります。この場合、[ポリシー設定] は変更できません。
[既定のプライバシー設定] ボックスの一覧で、プロパティの情報を誰が表示できるようにするかを選択します。
自分のみ: ユーザーだけに表示を制限します。
自分の管理者: ユーザーとそのユーザーの管理者だけに表示を制限します。
自分のチーム: ユーザーとそのユーザーが直属するチームだけに表示を制限します。
自分の仕事仲間: ユーザーとそのユーザーの [自分の仕事仲間] リストに表示されているすべてのユーザーに表示を制限します。
すべてのユーザー: サイトの表示アクセス許可またはそれ以上のアクセス許可を持つすべてのユーザーと情報を共有します。
ユーザーが既定のプライバシー設定を変更できるようにするには、[ユーザーによる上書きを許可する] チェック ボックスをオンにします。
注意
一部のユーザー プロファイル プロパティについては、[ユーザーによる上書きを許可する] チェック ボックスの構成設定がシステムで使用されています。この場合、このチェック ボックスの設定は変更できません。
他のサイトのユーザー情報リストでユーザー プロファイル プロパティの値に対して行われた更新をレプリケートするには、[レプリケート] チェック ボックスをオンにします。
注意
[レプリケート] の設定は、ユーザー プロファイル プロパティに適用できるプライバシー設定です。適用すると、[レプリケート] 設定により、変更がサイト コレクション レベルにレプリケートされます。プロパティがレプリケートされるためには、[既定のプライバシー設定] を [すべてのユーザー] に設定し、[ユーザーによる上書きを許可する] チェック ボックスをオフにする必要があります。
[OK] をクリックします。
サーバーの全体管理を使用して、個人およびソーシャル機能のポリシー設定を構成する
個人およびソーシャル機能のポリシー設定を構成するには、サーバーの全体管理を使用して、次の手順を実行します。
サーバーの全体管理を使用して、個人およびソーシャル機能のポリシー設定を構成するには
次の管理者の資格情報を持つことを確認します。
- サーバーの全体管理を使用して、個人およびソーシャル機能のポリシーを編集するには、Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであるか、ファーム内で実行されている User Profile Service アプリケーションを管理する権限が委任されている必要があります。詳細については、「User Profile Service アプリケーションの管理を割り当てる (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
サーバーの全体管理 Web サイトで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。
[アプリケーション構成の管理] ページの [サービス アプリケーション] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
サービス アプリケーションのリストで、User Profile Service アプリケーションを選択します。
[操作] グループの [管理] をクリックします。
[プロファイル サービスの管理] ページの [人] セクションで、[ポリシーの管理] をクリックします。
ポリシーを構成する個人およびソーシャル機能の名前をクリックします。
表示されたメニューで [ポリシーの編集] をクリックします。
[ポリシー設定] ドロップダウン リストから、以下のいずれかを選択します。
有効: 機能を使用できるように構成します。
無効: 機能を無効にします。
注意
[個人用サイトの仕事仲間] の個人およびソーシャル機能が選択されている場合、[ポリシー設定] ドロップダウン リストは無効になります。
[既定のプライバシー設定] ドロップダウン リストで、プロパティの情報を誰が表示できるようにするかを選択します。
自分のみ: ユーザーだけに表示を制限します。
自分の管理者: ユーザーとそのユーザーの管理者だけに表示を制限します。
自分のチーム: ユーザーとそのユーザーが直属するチームだけに表示を制限します。
自分の仕事仲間: ユーザーとそのユーザーの [自分の仕事仲間] リストに表示されているすべてのユーザーに表示を制限します。
すべてのユーザー: サイトの表示アクセス許可またはそれ以上のアクセス許可を持つすべてのユーザーと情報を共有します。
注意
[推奨する仕事仲間] の個人およびソーシャル機能のポリシー設定を構成しているとき、[既定のプライバシー設定] ドロップダウン リストは使用できません。
ユーザーが既定のプライバシー設定を変更できるようにするには、[ユーザーによる上書きを許可する] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
See Also
Concepts
User Profile Service の管理 (SharePoint Server 2010)
User Profile Service の管理 (SharePoint Server 2010)
User Profile Service アプリケーションの管理を割り当てる (SharePoint Server 2010)
User Profile Service の概要 (SharePoint Server 2010)
プロファイルの同期を計画する (SharePoint Server 2010)