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ごみ箱を構成する (Office SharePoint Server 2007)

この手順を実行する前に、システムで Microsoft Office SharePoint Server 2007 を実行していることを確認してください。

ごみ箱は、ドキュメント、リスト アイテム、フォルダ、およびファイルを Windows SharePoint Services 3.0 や 2007 Office リリースのいずれかのサーバー製品から削除するときのセーフティ ネットとなります。これらのアイテムを管理者やサイトの閲覧者が Web サイトから削除すると、そのアイテムはごみ箱に置かれます。ごみ箱には、2 段階のバックアップ保護があります。ファームの管理者はこれらの機能を構成でき、サイト コレクションの管理者はごみ箱のアイテムを表示、復元、または削除できます。

重要

この手順を完了するには、Office SharePoint Server 2007 の Farm Administrators グループのメンバシップが最低限必要です。

ごみ箱を構成する

Office SharePoint Server 2007 をインストールした、または新しい Web アプリケーションを作成した場合は、ごみ箱の設定は既定で次のように構成されます。

  • ごみ箱が有効になります。

  • アイテムが 30 日後にごみ箱から削除されるようにスケジュールされます。

  • 削除済みデータ バックアップは、削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの 50% を追加するように設定されます。

これらの設定に問題がなければ、これ以上の操作は必要ありません。これらの設定を変更する場合は、次の手順を使用します。

ごみ箱を構成する

  1. SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] タブにある [SharePoint Web アプリケーション構成の管理] セクションで、[Web アプリケーションの全般設定] をクリックします。

  2. [Web アプリケーションの全般設定] ページにある [Web アプリケーション] セクションで、構成する Web アプリケーションをドロップダウン リストから選択します。

  3. [Web アプリケーションの全般設定] ページにある [ごみ箱] セクションには、構成できる設定が 3 つ用意されています。

    1. [オン] または [オフ] を選択して、ごみ箱の状態を設定します。ごみ箱をオフにした場合、他の 2 つのオプションは使用できなくなります。

    2. [ごみ箱にあるアイテムを削除するまでの時間] を選択し、ごみ箱にアイテムを保持する日数を入力するか、またはごみ箱からアイテムが削除されないようにする場合は [指定なし] を選択します。

    3. [削除済みデータ バックアップ用のサイト クォータの割合] を選択し、削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの割合を入力するか、または [オフ] を選択して削除済みデータ バックアップを無効にします。

  4. [OK] をクリックします。

関連項目

概念

ごみ箱とバージョン管理機能を使用してコンテンツを保護および復元する (Office SharePoint Server 2007)
バージョン管理を有効化および構成する (Office SharePoint Server 2007)
クォータを使用してバージョン管理機能を管理する (Office SharePoint Server 2007)