データベースの種類と説明 (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2016-11-30

この記事では、Microsoft SharePoint Server 2010 用にインストールされるデータベースについて説明します。この説明には、サイズ設定と配置に関する情報の一部も含まれます。データベースの配置場所の詳細については、「ストレージおよび SQL Server の容量計画と構成 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

SharePoint Server 2010 用のデータベースは、Microsoft SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008 Service Pack 1 (SP1) (累積的な更新プログラム 2 の適用済み)、または SQL Server 2005 SP3 (累積的な更新プログラム 3 の適用済み) でホストできます。スタンドアロンのインストールも SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2008 の Express Edition でホストできます。詳細については、「ハードウェア要件およびソフトウェア要件 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

注意

このトピックに示すデータベース名は、SharePoint 製品構成ウィザード の実行時に自動的に作成されます。この名前付け規則を使用する必要はありません。データベースの作成時に名前を指定することも、データベースの作成後に名前を変更することもできます。詳細については、「DBA が作成したデータベースを使用して展開する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

この記事で示されているデータベースのサイズは、次に示す範囲が基になっています。

表記 サイズの範囲

1 ギガバイト (GB) 以下

100 GB まで

1 テラバイトまで

巨大

1 テラバイト以上

この記事の内容:

  • SharePoint Foundation 2010 のデータベース

  • SharePoint Server 2010、Standard Edition のデータベース

  • SharePoint Server 2010、Enterprise Edition のデータベース

  • Project Server 2010 のデータベース

    SharePoint Server 2010 を実行している場合は、その環境内に Microsoft Project Server 2010 も含まれていることがあります。

  • SharePoint 2010 データベース用の FAST Search Server

    SharePoint Server 2010 を実行している場合は、その環境内に Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint も含まれていることがあります。

  • SQL Server システム のデータベース

  • SQL Server Reporting Services のデータベース

SharePoint Server 2010 で使用するデータベースの概略図については、「SharePoint 2010 製品をサポートするデータベース」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=187968) を参照してください。

SharePoint Foundation 2010 のデータベース

SharePoint Foundation 2010 の展開には、次に示すデータベースが含まれます。これらのデータベースは、その他の SharePoint 2010 Products の展開にも含まれます。

構成

構成データベースには、SharePoint のデータベース、Internet Information Services (IIS) の Web サイト、Web アプリケーション、信頼できるソリューション、Web パーツ パッケージ、サイト テンプレートに関するデータと、SharePoint 2010 Products に固有の Web アプリケーションおよびファームの設定 (既定のクォータの設定やブロック対象のファイルの種類など) が格納されます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

SharePoint_Config

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報および拡大要因

小。

ただし、トランザクション ログ ファイルは大きくなる可能性があります。詳細については、後述の「備考」を参照してください。

読み取り/書き込み特性

読み取り中心

推奨スケーリング方法

スケール アップが必要。ファームごとにサポートされる構成データベースは 1 つのみのため、データベースの拡大は不可避になります (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および System Center Data Protection Manager (DPM) 2010。構成データベースは、バックアップと復旧に関して特別なケースになります。詳細については、後述の「備考」を参照してください。

既定の復旧モデル

完全。ログ ファイルの拡大を制限するため、構成データベースを単純復旧モデルに切り替えることをお勧めします。

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

備考

トランザクション ログ ファイル構成データベースのトランザクション ログは、切り捨てを強制するために定期的にバックアップするか、システムをミラーリングしていない場合は、データベースを単純復旧モードで実行するように変更することをお勧めします。詳細については、「トランザクション ログの切り捨て」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=186687) を参照してください。

バックアップと復旧構成データベースは、SharePoint ファームの構成とコンテンツのバックアップを実行したときにバックアップされ、データベースの一部の構成設定がエクスポートされて XML ファイル形式で保存されます。ファームが復元されるときには、構成データベースは復元されません。その代わりに、保存されている構成設定がインポートされます。SharePoint ファームが最初にオフラインにされた場合は、SQL Server または他のツールを使用して、構成データベースを正常にバックアップおよび復元できます。

注意

多くの構成設定 (具体的には、Web アプリケーションの設定、サービス アプリケーションの設定、およびローカル サーバーに固有の設定) は、ファーム構成のみのバックアップや復元の際には保存されません。これらの設定は、ファームのコンテンツおよび構成のバックアップ時に保存されますが、その一部 (サービス アプリケーション プロキシの設定など) はファームの復旧時に復元できません。構成のバックアップ時に保存される内容の詳細については、「ファーム構成をバックアップする (SharePoint Server 2010)」を参照してください。バックアップされない構成設定を文書化およびコピーする方法の詳細については、「ファーム間で構成設定をコピーする (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

サーバーの全体管理コンテンツ

サーバーの全体管理コンテンツ データベースは、構成データベースであると見なされます。このデータベースには、ドキュメント ライブラリに含まれるサイト ドキュメントやファイル、リスト データ、Web パーツのプロパティなど、すべてのサイト コンテンツとサーバーの全体管理サイト コレクションのユーザー名と権限が格納されます。Microsoft SQL Server PowerPivot for Microsoft SharePoint がインストールされていると、サーバーの全体管理コンテンツ データベースには、PowerPivot 管理ダッシュボードで使用される Excel ワークシートと PowerPivot データ ファイルも格納されるようになります。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

SharePoint_AdminContent

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。

PowerPivot を使用している場合、サーバーの全体管理コンテンツは 1 年間にわたって拡大します (使用状況データ コレクションとデータ更新履歴を 365 日間保持する既定の設定を使用している場合)。PowerPivot for SharePoint の詳細については、「SharePoint ファームへの PowerPivot の配置の計画」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=186698) を参照してください。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アップが必要。ファームごとにサポートされるサーバーの全体管理データベースは 1 つのみのため、データベースの拡大は不可避になります (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。サーバーの全体管理コンテンツ データベースは、バックアップと復旧に関して特別なケースになります。詳細については、後述の「備考」を参照してください。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

備考

バックアップと復旧サーバーの全体管理コンテンツ データベースは、SharePoint ファーム構成およびコンテンツ バックアップを実行するとバックアップされます。ファームが復元されるときには、サーバーの全体管理コンテンツ データベースは復元されません。SharePoint ファームが最初にオフラインにされた場合は、SQL Server または他のツールを使用して、サーバーの全体管理コンテンツ データベースを正常にバックアップおよび復元できます。

コンテンツ データベース

コンテンツ データベースは、サイト コレクションのすべてのコンテンツを格納します。これには、ドキュメント ライブラリのサイト ドキュメントまたはファイル、リスト データ、Web パーツのプロパティ、監査ログ、サンドボックス ソリューション、ユーザー名と権限などが含まれます。

特定のサイト コレクションのすべてのデータは、1 つのサーバー上の 1 つのコンテンツ データベース内に置かれます。1 つのコンテンツ データベースを、複数のサイト コレクションと関連付けることができます。

コンテンツ データベースには、Microsoft Office Web Apps のキャッシュも格納されます (Office Web Apps が展開されている場合)。Web アプリケーションごとに作成されるキャッシュは 1 つのみです。異なるコンテンツ データベースに格納されている複数のサイト コレクションにアクティブ化された Office Web Apps がある場合、それらは同じキャッシュを使用することになります。キャッシュのサイズ、有効期限、および場所を構成できます。Office Web Apps のキャッシュ サイズの詳細については、「Office Web Apps のキャッシュを管理する」を参照してください。

環境内に PowerPivot for SharePoint がインストールされている場合は、そのユーザー データもコンテンツ データベースに格納されます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

WSS_Content

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

システムのパフォーマンスを維持できるよう、コンテンツ データベースのサイズを 200 GB に制限することを強くお勧めします。詳細については、後述の「備考」を参照してください。

コンテンツ データベースのサイズは、使用状況によって大きく変化します。詳細については、後述の「備考」を参照してください。

読み取り/書き込み特性

使用状況によって変化する。たとえば、コラボレーション環境では書き込みが多くなります。ドキュメント管理環境では読み取りが多くなります。

推奨スケーリング方法

サイト コレクションをサポートするコンテンツ データベースはスケール アップが必要です。つまり、このデータベースは必要に応じて拡大できる必要があるということです。ただし、Web アプリケーションに関連付けられた追加のサイト コレクションを作成して、その新しいサイト コレクションを別のコンテンツ データベースに関連付けることができます。また、コンテンツ データベースが複数のサイト コレクションに関連付けられている場合は、サイト コレクションを別のデータベースに移動することもできます。コンテンツ データベースのサイズの設定方法に関する具体的なガイダンスについては、「ストレージおよび SQL Server の容量計画と構成 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

はい

備考

推奨されるコンテンツ データベース サイズの制限

システムのパフォーマンスを維持できるように、コンテンツ データベースのサイズを 200 GB に制限することを強くお勧めします。

重要

最大 1 テラバイトに及ぶコンテンツ データベースは、参照ドキュメント管理システムやレコード センター サイトのように、データが十分に固定している単一サイトの大規模なリポジトリやアーカイブでのみサポートされます。これらのシナリオで、より規模の大きなデータベースがサポートされているのは、I/O パターンや典型的なデータ構造の形式が、より大きな規模に合わせて設計され、テストされているためです。大規模なドキュメント リポジトリの詳細については、「パフォーマンスと容量のテスト結果と推奨事項 (SharePoint Server 2010)」の「大規模なドキュメント リポジトリのパフォーマンスと容量の要件を見積もる」を参照してください。

コンテンツ データベース サイズの予測

コンテンツ データベースのサイズは、サイトの使用状況によって大幅に変化します。拡大要因としては、ドキュメント数、ユーザー数、バージョン管理の使用、ごみ箱の使用、クォータのサイズ、監査ログが構成されているかどうか、監査対象に選択されているアイテム数などが挙げられます。

Office Web Apps を使用している場合は、Office Web Apps のキャッシュがコンテンツ データベースのサイズに大きく影響します。Office Web Apps のキャッシュ サイズの詳細については、「Office Web Apps のキャッシュを管理する」を参照してください。

PowerPivot for SharePoint を使用している場合は、SharePoint Server に格納されている Excel のファイルが大きくなり、コンテンツ データベースのサイズ増加につながります。詳細については、「SharePoint ファームへの PowerPivot の配置の計画」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=186698) を参照してください。

コンテンツ データベースのサイズの計算方法に関する詳細な推奨事項については、「ストレージおよび SQL Server の容量計画と構成 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

Usage and Health Data Collection データベース

Usage and Health Data Collection データベースは、Usage and Health Data Collection Service アプリケーションが使用します。正常性監視および使用状況データを一時的に格納し、レポートと診断に使用できます。Usage and Health Data Collection データベースは、スキーマの変更をサポートする唯一の SharePoint データベースです。

注意

サポートされる読み取り操作の詳細については、「KB 841057: Office サーバー製品と Windows SharePoint Services によって使用されるデータベースへの変更のサポート」の「読み取り操作の補遺」を参照してください。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

WSS_UsageApplication

場所の要件

Usage and Health Data Collection データベースは非常にアクティブであり、異なるディスクまたはスピンドルに配置する必要があります (可能な場合)。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

巨大。データベースのサイズは、保持期間要因、ログおよび外部監視が有効なアイテムの数、環境内で実行している Web アプリケーションの数、現在作業しているユーザーの数、有効になっている機能に応じて異なります。

読み取り/書き込み特性

Usage and Health Data Collection データベースでは大量の書き込みが行われます。

推奨スケーリング方法

スケールアップが必要。ファームごとにサポートされるログ データベースは 1 つのみのため、データベースの拡大は不可避になります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。Usage and Health Data Collection データベースのミラーリングは可能ですが、お勧めしません。障害が発生した場合は簡単に再作成できます。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。Usage and Health Data Collection データベースの非同期ミラーリングまたはログ配布は可能ですが、お勧めしません。障害が発生した場合は簡単に再作成できます。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい。Usage and Health Data Collection データベースのレプリケートは可能ですが、お勧めしません。障害が発生した場合は簡単に再作成できます。

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Business Data Connectivity データベース

Business Data Connectivity Service アプリケーション データベースには、外部コンテンツの種類と関連オブジェクトが格納されます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Bdc_Service_DB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。サイズは接続の数によって決まります。

読み取り/書き込み特性

Business Data Connectivity データベースでは大量の読み取りが行われます。

推奨スケーリング方法

スケールアップが必要。ファームごとにサポートされる Business Data Connectivity データベースは 1 つのみのため、データベースの拡大は不可避になります (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Application Registry データベース

Application Registry Service アプリケーション データベースには、Microsoft Office SharePoint Server 2007 ビジネス データ カタログ API で使用される情報に接続するために使用される下位互換性のある情報を格納します。

注意

Office SharePoint Server 2007 ビジネス データ カタログからのアプリケーションの移行が完了したら、Application Registry Service アプリケーションを無効にして、データベースを削除できます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Application_Registry_server_DB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。サイズは接続の数によって決まります。

読み取り/書き込み特性

大量の読み取り。

推奨スケーリング方法

スケールアップが必要。ファームごとにサポートされる Application Registry Service データベースは 1 つのみのため、データベースの拡大は不可避になります (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Subscription Settings データベース

Microsoft SharePoint Foundation Subscription Settings Service アプリケーション データベースは、ホストされる顧客用の機能と設定を格納します。Subscription Settings Service アプリケーションとデータベースは、SharePoint 製品構成ウィザード では作成されません。Windows PowerShell コマンドレットを使用して作成する必要があります。詳細については、「New-SPSubscriptionSettingsServiceApplication」を参照してください。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

SubscriptionSettings_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。サイズはテナント、ファーム、およびサポートされる機能の数によって決まります。

読み取り/書き込み特性

Subscription データベースは読み取りが大量です。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

推奨される復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

SharePoint Server 2010、Standard Edition のデータベース

SharePoint Server 2010、Standard Edition の展開には、次に示すデータベースが含まれています。

Secure Store データベース

Secure Store Service アプリケーション データベースは、アカウント名やパスワードなどの資格情報を格納してマップします。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Secure_Store_Service_DB_

場所の要件

資格情報を安全に保管するために、Secure Store データベースは、1 人の管理者だけがアクセスできる別のデータベース インスタンスまたはデータベース サーバーでホストすることをお勧めします。既定では、Secure Store データベースを既定の SharePoint データベース サーバーおよびインスタンスでホストすると、すべてのデータベース管理者が、このデータベースにアクセスできるようになります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中。サイズと拡大は、対象アプリケーションの数、対象アプリケーションごとの資格情報フィールドの数、および各対象アプリケーションに格納されるユーザーの数によって決まります。監査が有効になっている場合は、特定の対象アプリケーションに対して実行される読み取り/書き込み操作の数もサイズに影響します。

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みが同程度

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

State データベース

State Service アプリケーション データベースは、InfoPath Forms Services、グラフ Web パーツ、および Visio Services についての一時的な状態情報を格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

StateService

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中から大。サイズは、InfoPath Forms Services と Visio Services の使用に応じて決まります。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アウト。Windows PowerShell コマンドレットを使用して、サービス アプリケーションに別の State データベースを追加します。詳細については、「State Service を管理する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Web Analytics ステージング データベース

ステージング データベースは、Web Analytics Service アプリケーションについて、集約されていないファクト データ、アセット メタデータ、およびキューに入れられたバッチ データを一時的に格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

WebAnalyticsServiceApplication_StagingDB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中。サイズは生成されるレポートの数に応じて変化します。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アウト。サービス アプリケーションのインスタンスに別の Web Analytics ステージング データベースを関連付けます。

関連付けられている SharePoint 正常性ルール

ルールでは、Web Analytics データベースに対して Service Broker キューが有効になっているかどうかをチェックします。

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Web Analytics レポート データベース

レポート データベースは、Web Analytics Service アプリケーションについて、集約された標準レポートのテーブル、サイトのグループごとに集約されたファクト データ、データとアセットのメタデータ、および診断情報を格納します。

重要

大規模な環境の場合は、SQL Server 2008 Enterprise Edition を実行しているサーバー上で Web Analytics Service アプリケーション レポート データベースを実行するようにお勧めします。これにより、Web Analytics Service アプリケーションはテーブルのパーティション分割を利用できるようになります。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

WebAnalyticsServiceApplication_ReportingDB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

巨大。サイズは、アイテム保持ポリシーに応じて変化します。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

ルールでは、Web Analytics データベースに対して Service Broker キューが有効になっているかどうかをチェックします。

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧、SQL Server、および DPM 2010。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Search service アプリケーション管理データベース

管理データベースは、Search service アプリケーション構成とアクセス制御リスト (ACL)、およびクロール コンポーネントのおすすめコンテンツをホストします。このデータベースは、すべてのユーザー操作および管理操作でアクセスされます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Search_Service_Application_DB_

場所の要件

サーバーがエンド ユーザー クエリの負荷を最も効率よく処理できるよう、管理データベースはサーバーの RAM に収まる必要があります。この要件のため、通常は、管理データベースとクロール データベースを同じサーバーに配置しないようにすることが最善策になります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小から中。拡大に影響する要因は、おすすめコンテンツの数、コンテンツ ソースとクロール ルールの数、コーパスに対するセキュリティ記述、トラフィックの量などが挙げられます。

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みがほぼ同程度

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Search service アプリケーション クロール データベース

クロール データベースは、クロールしたデータの状態とクロール履歴を格納します。

重要

大規模な環境の場合は、SQL Server 2008 Enterprise Edition を実行しているサーバー上でクロール データベースを実行するようにお勧めします。これにより、Service アプリケーションはデータ圧縮を利用できるようになります。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Search_Service_Application_CrawlStoreDB_

場所の要件

クロール データベースでは大量の I/O 操作が行われ、定期的な SQL Server キャッシュのフラッシュが発生します。大規模な環境の場合は、エンドユーザーのタスクに関わるプロパティ データベースなどのデータベースに、このデータベースを配置しないようにお勧めします。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中から大。一般に、クロール データベースは中サイズから始まり、時間の経過と共に圧縮なしで拡大します。コーパスに含まれるアイテムの数が拡大の要因になります。

読み取り/書き込み特性

大量の読み取り。読み取り/書き込みの比率は 3:1 です。

推奨スケーリング方法

スケール アウト。サービス アプリケーションのインスタンスに別のクロール データベースを関連付けます。同一のサーバーに複数のクロール データベースを配置できます (サーバーが 1 秒あたりに必要な I/O を処理できる場合)。

関連付けられている正常性ルール

検索 - 1 つ以上のクロール データベースに断片化されたインデックスがあります」オンデマンド正常性ルールによりインデックスの断片化を解消します」正常性ルールは統計情報を再構築します。また、システムが SQL Server Enterprise Edition を実行している場合は、ページ レベルでのデータ圧縮をオンにします。

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Search Service アプリケーション プロパティ データベース

プロパティ データベースは、クロールしたデータ (プロパティ、履歴、クロール キューなど) に関連付けられた情報を格納します。

重要

大規模な環境の場合は、SQL Server 2008 Enterprise Edition を実行しているサーバー上でプロパティ データベースを実行するようにお勧めします。これにより、Service アプリケーションはデータ圧縮を利用できるようになります。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Search_Service_Application_PropertyStoreDB_

場所の要件

プロパティ データベースの少なくとも 3 分の 1 は、サーバーの RAM に収まる必要があります。

大規模な環境では、クエリ結果の高速化を実現するために、このデータベースを専用のサーバーに配置するようにお勧めします。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

大から巨大。管理対象プロパティの数とドキュメントの数が、拡大に影響する要因です。

読み取り/書き込み特性

書き込みが大量。読み取り/書き込みの比率は 1:2 です。

推奨スケーリング方法

スケール アウト。サービス アプリケーションのインスタンスに別のプロパティ データベースを関連付けます。追加のプロパティ データベースは、それぞれ別のサーバーに配置するようにお勧めします。

関連付けられている正常性ルール

検索 - インデックスが断片化されているプロパティ データベースがあります」正常性ルールは既定では 1 週間に 1 回実行される。このルールは、インデックスの断片化を解消して、統計を再構築します。また、システムが SQL Server Enterprise Edition を実行している場合は、データ圧縮をオンにします。

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

User Profile Service アプリケーション プロファイル データベース

プロファイル データベースは、ユーザーと関連する情報を格納して管理します。また、ユーザーのソーシャル ネットワークに関する情報、および配布リストとサイトのメンバーシップも格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

User Profile Service Application_ProfileDB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中から大。拡大要因には、ユーザーの追加およびニュース フィードの使用があります。ニュース フィードはユーザー アクティビティとともに増加します。既定では、直近 2 週間のアクティビティが保持され、2 週間を超えたニュースフィード アイテムはタイマー ジョブによって削除されます。

読み取り/書き込み特性

読み取りが大量

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。管理者は、SharePoint Administration Toolkit に含まれるユーザー プロファイル レプリケーション エンジンを使用して、ユーザー プロファイルとソーシャル データ (ソーシャル タグ、メモ、評価など) を User Profile Service アプリケーション間でレプリケートすることもできます。このレプリケーションは、一方向にすることも双方向にすることもできます。詳細については、「User Profile Replication Engine の概要 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

User Profile Service アプリケーション同期データベース

同期データベースは、プロファイル データが Active Directory などのディレクトリ サービスと同期されるときに使用される構成とステージング データを格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

User Profile Service Application_SyncDB_

場所の要件

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中から大。拡大要因は、ユーザーとグループの数、およびユーザーとグループの比率です。

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みがほぼ同程度。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ。ただし、管理者は、SharePoint Administration Toolkit に含まれるユーザー プロファイル レプリケーション エンジンを使用して、ユーザー プロファイルとソーシャル データ (ソーシャル タグ、メモ、評価など) を User Profile Service アプリケーション間でレプリケートできます。このレプリケーションは、一方向にすることも双方向にすることもできます。詳細については、「User Profile Replication Engine の概要 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

User Profile Service アプリケーション ソーシャル タグ データベース

ソーシャル タグ データベースは、ユーザーが作成したソーシャル タグとメモ、およびそれらの URL を格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

User Profile Service Application_SocialDB_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小から巨大。拡大要因は、作成および使用されているタグ、評価、およびメモの数です。

読み取り/書き込み特性

大量の読み取り。読み取り/書き込みの比率は約 50:1 です。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。管理者は、SharePoint Administration Toolkit に含まれるユーザー プロファイル レプリケーション エンジンを使用して、ユーザー プロファイルとソーシャル データ (ソーシャル タグ、メモ、評価など) を User Profile Service アプリケーション間でレプリケートすることもできます。このレプリケーションは、一方向にすることも双方向にすることもできます。詳細については、「User Profile Replication Engine の概要 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

管理されたメタデータ データベース

Managed Metadata Service アプリケーション データベースは、管理されたメタデータおよび概要コンテンツ タイプを格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

Managed Metadata Service_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

中。拡大要因は、管理されたメタデータの量です。

読み取り/書き込み特性

大量の読み取り。読み取り/書き込みの比率は約 1,000:1 です。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Word Automation Services データベース

Word Automation Services データベースは、保留中および完了済みのドキュメント変換についての情報を格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

WordAutomationServices_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

SharePoint Server 2010、Enterprise Edition のデータベース

Standard Edition に同梱されているデータベースに加えて、次に示すデータベースが SharePoint Server 2010、Enterprise Edition の展開に含まれています。

PerformancePoint Service アプリケーション データベース

PerformancePoint Service アプリケーション データベースは、一時的なオブジェクト、永続化されたフィルターの値、およびユーザーのコメントを格納します。

注意

PerformancePoint Service アプリケーションのデータ ソースとして、Microsoft SQL Server 2008 Analysis Services (SSAS) もお勧めします。SQL Server Analysis Services の構成とキューブの作成が済んでいる場合は、追加機能 (発行済みダッシュボードからのドリルダウン分析など) が使用できるようになります。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

PerformancePoint Service Application_

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。ユーザーのコメントと注釈は無期限に保存され、アプリケーション ユーザーの数に応じて増大します。一時的なアイテムは、1 日 1 回削除されます。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。サービス アプリケーションの追加インスタンスを作成することでスケールアウトできます。ただし、別のサービス アプリケーションを作成する判断は、スケール要件ではなく、ビジネス要件に基づく可能性があります。

関連付けられている正常性ルール

データベースが使用できません」正常性ルールは、PerformancePoint データベースが使用可能であることを検証します。

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

Project Server 2010 のデータベース

Project Server 2010 には SharePoint Server 2010、Enterprise Edition が必要です。

下書きデータベース

下書きデータベースには、編集中のプロジェクトのデータを格納します。このデータベースは、プロジェクト キューで使用するテーブルもホストします。エンド ユーザーは、下書きデータベースのデータに直接アクセスできません。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

ProjectServer_Draft

場所の要件

発行済みデータベースおよびアーカイブ データベースと同じデータベース インスタンスに配置する必要があります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みが同程度。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。ただし、データベースのすべてのログを同期する必要があります。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

発行済みデータベース

発行済みデータベースには、発行済みプロジェクトのすべてのコピーを格納します。また、発行済みデータベースには、Project Server 固有のテーブル (タイムシート、リソース、カスタム フィールド、セキュリティ定義、およびその他のメタデータ) も格納します。このデータベースは、タイムシート キューで使用するテーブルもホストします。エンド ユーザーは、発行済みデータベースのデータに直接アクセスできません。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

ProjectServer_Published

場所の要件

下書きデータベースおよびアーカイブ データベースと同じデータベース サーバーに配置する必要があります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みが同程度

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。ただし、データベースのすべてのログを同期する必要があります。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

アーカイブ データベース

アーカイブ データベースには、プロジェクト、リソース、予定表、エンタープライズ ユーザー設定フィールド、エンタープライズ グローバル Project Web Access ビュー定義、Project Web Access システム設定、および Project Web Access 管理者がセットアップしたカテゴリおよびグループのセキュリティ設定のバックアップを格納します。エンド ユーザーは、アーカイブ データベースのデータに直接アクセスできません。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

ProjectServer_Archive_

場所の要件

下書きデータベースおよび発行済みデータベースと同じデータベース サーバーに配置する必要があります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小 (ただし、巨大にまで拡大可能)システムでアーカイブ機能を使用している場合、このデータベースは少なくとも下書きデータベースと同じ程度の大きさになります。ただし、さらに大きくなる可能性があります。アーカイブ データベースのサイズは、指定した下書きデータベースの乗数を超えないように制限を設定できます。

読み取り/書き込み特性

読み取り/書き込みが同程度。

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。ただし、データベースのすべてのログを同期する必要があります。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

はい。ただし、追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

レポート データベース

レポート データベースは、Project Server サーバーのプロジェクトのポートフォリオ全体に対応するリポジトリです。これらのテーブルは、最後に Project Server に発行されたプロジェクトに基づいた、各プロジェクト計画の安定したスナップショットを表します。また、非正規化されたタイム フェーズ データが含まれているため、Project クライアントの外部で高度なレポート作成機能が使用できるようになります。エンド ユーザーは、レポート データベースのデータにアクセスできます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

ProjectServer_Reporting

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

読み取りが大量

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SharePoint Server 2010 および SQL Server のバックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。ただし、Project のデータベースとログが完全に同期されるように追加の手順を実行する必要があります。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

はい。ただし、Project のデータベースとログが完全に同期されるように追加の手順を実行する必要があります。

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

FAST Search Server for SharePoint 2010 のデータベース

FAST Search Server 2010 for SharePoint には SharePoint Server 2010、Enterprise Edition が必要です。

検索管理データベース

検索管理データベースは、FAST Search Server 2010 for SharePoint の管理に関連するデータを格納して管理します。これには、検索設定グループ、キーワード、同意語、ドキュメントとサイトの昇格と降格、用語エンティティ抽出の包含と除外、スペル チェックの除外、おすすめコンテンツ、ビジュアルおすすめコンテンツ、および検索スキーマ メタデータが含まれます。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

FASTSearchAdminDatabase

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小。拡大とサイズは、キーワード、同意語、ドキュメントの昇格と降格、サイトの昇格と降格、用語エンティティ抽出の包含、用語エンティティ抽出の除外、スペル・チェックの除外、おすすめコンテンツ、ビジュアルおすすめコンテンツの数に影響されます。

読み取り/書き込み特性

読み取りが大量

推奨スケーリング方法

データベースのスケール アップ (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

PowerPivot for SharePoint

PowerPivot for SharePoint は SharePoint Server 2010 および Excel Services を拡張して、SharePoint Server 2010 に発行する PowerPivot ブックのサーバー側処理、コラボレーション、およびドキュメント管理のサポートを追加します。

PowerPivot for SharePoint には、環境内にインストールされている SQL Server 2008 R2 Enterprise Edition Analysis Services が必要です。

注意

サーバーの全体管理コンテンツ データベースと、Excel ブックが格納されているコンテンツ データベースのサイズは、PowerPivot for SharePoint の使用の影響も受けます。詳細については、「SharePoint ファームへの PowerPivot の配置の計画」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=186698) を参照してください。

PowerPivot アプリケーション データベース

PowerPivot アプリケーション データベースは、キャッシュまたはロードされた PowerPivot データ ファイルの場所、データ更新のスケジュール、および全体の使用状況データ コレクション データベースからコピーされた PowerPivot の使用状況データを格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

DefaultPowerPivotServiceApplicationDB

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

推奨スケーリング方法

サービス アプリケーション インスタンスをサポートするデータベースをスケールアップします。

関連付けられている正常性ルール

なし。SQL Server の正常性ルールに依存します。

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

はい。ただし、ミラー化は SQL Server のみで管理されます。SharePoint Server 2010 は PowerPivot データベースを認識しません。

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

SQL Server のシステム データベース

SharePoint Server 2010 は SQL Server に基づいています。その結果として、SQL Server システム データベースを使用します。SQL Server では、システム テーブル、システム ストアド プロシージャ、カタログ ビューなどのシステム オブジェクトの情報をユーザーが直接更新することはできません。代わりに、SQL Server には管理ツールの完全なセットが用意されていて、ユーザーはシステムおよびデータベースのすべてのユーザーとオブジェクトを完全に管理できます。SQL Server システム データベースの詳細については、「システム データベース」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=186699) を参照してください。

master

master データベースは、SQL Server のインスタンスに対するすべてのシステム レベル情報を記録します。

既定のデータベース名

master

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アップ (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

model

model データベースは、SQL Server のインスタンスで作成されるすべてのデータベースのテンプレートとして使用されます。データベース サイズ、照合順序、復旧モデル、その他のデータベース オプションなど、model データベースに対する変更は、それ以降に作成されるすべてのデータベースに適用されます。

既定のデータベース名

model

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アップ (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

msdb

msdb データベースは、通知とジョブをスケジュールするために SQL Server エージェントによって使用されます。

既定のデータベース名

msdb

場所の要件

なし

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アップ (極端に拡大する可能性はありません)。

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

tempdb

tempdb データベースは一時オブジェクトまたは中間結果セットを保持するためのワークスペースです。また、その他の一時的な記憶域のニーズも満たします。tempdb データベースは、SQL Server の起動のたびに再作成されます。

既定のデータベース名

tempdb

場所の要件

その他のデータベースとは異なる高速ディスクのスピンドルに配置します。必要な数のファイルを作成することで、ディスクの帯域幅を最大にします。複数のファイルを使用すると tempdb の記憶域の競合が減少し、非常に優れたスケーラビリティが得られます。ただし、パフォーマンスが低下し、管理のオーバーヘッドが増加するため、必要以上のファイルの作成は避けてください。一般に、サーバーの CPU ごとに 1 つのデータ ファイルを作成してから、必要に応じてファイルの数を増減させて調整します。デュアル コアの CPU は 2 つの CPU と見なされる点に注意してください。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小から巨大。tempDB データベースのサイズは、急速に増減します。サイズは、システムを使用しているユーザーの数、および実行している特定のプロセスに依存します。たとえば、大規模なインデックスのオンライン再構築や、大規模な並べ替えを実行すると、データベースは急速に拡大します。

読み取り/書き込み特性

多様

推奨スケーリング方法

スケール アップ

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧

既定の復旧モデル

単純

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

SQL Server Reporting Services データベース

次に示す SQL Server Reporting Services のデータベースは、SharePoint Server 2010 の展開の一部として使用できます

注意

Access Services の使用が必要な展開の場合、Reporting Services の要件は、次に示すように、どのモードで実行しているかによって異なります。

  • ローカル モードでは、SharePoint Server 2010 および SQL Server 2008 R2 Reporting Services (SSRS) アドインだけが必要です。

  • 接続モードでは、SharePoint Server 2010、SSRS アドイン、および Standard または Enterprise Edition で利用できる SQL Server 2008 R2 レポート サーバーが必要です。

SQL Server Reporting Services のデータベースを管理する方法の詳細については「SQL Server カスタマー アドバイス チーム」(https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=185486) を参照してください。

ReportServer データベース

SQL Server Reporting Services ReportServer データベースは、レポートの定義、レポートの履歴とスナップショット、スケジューリング情報などのすべてのレポート メタデータを格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

RSDB

場所の要件

ReportServerTempDb データベースと同じデータベース サーバーに配置する必要があります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

読み取り/書き込み特性

読み取りが大量

推奨スケーリング方法

データベースのスケール アップ

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

ReportServerTempDB データベース

SQL Server Reporting Services ReportServerTempDB データベースは、レポートの実行中に一時的なスナップショットをすべて格納します。

SharePoint 製品構成ウィザード を使用してインストールしたときの既定のデータベース名プレフィックス

RSTempDB

場所の要件

ReportServer データベースと同じデータベース サーバーに配置する必要があります。

一般的なサイズ情報、および拡大要因

小から巨大。ReportServerTempDB データベースのサイズは、同時に操作するユーザーの数と、レポート スナップショットの数に応じて急速に増減します。

読み取り/書き込み特性

読み取りが大量

推奨スケーリング方法

データベースのスケール アップ

関連付けられている正常性ルール

なし

サポートされるバックアップ メカニズム

SQL Server バックアップと復旧。ただし、このデータベースをバックアップすることはお勧めしません。

既定の復旧モデル

完全

可用性のためにファーム内でミラーリングをサポートする

いいえ

障害復旧のために別のファームへの非同期ミラーリングまたはログ配布をサポートする

いいえ

可用性のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した同期レプリケーションをサポートする

いいえ

障害復旧のために SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用した非同期レプリケーションをサポートする

いいえ

See Also

Other Resources

リソース センター:SharePoint Server 2010 の容量管理
リソース センター:SQL Server および SharePoint Server 2010 のデータベース