DPM を使用してアイテムをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)

Data Protection Manager を使用してアイテムをバックアップする

Microsoft System Center Data Protection Manager 2007 (DPM) を使用して、アイテムを含む SharePoint 製品とテクノロジ ファームのすべてを保護する DPM 保護グループを作成できます。

SharePoint 製品とテクノロジの DPM によるバックアップは、多くの手順を含む複数段階のプロセスなので、このトピックでは詳しく説明しません。DPM を構成して SharePoint ファームをバックアップする方法の詳細については、 「Configuring DPM 2007 (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=123464&clcid=0x411) を参照してください。

サイト アイテムを復旧する

DPM を使用して SharePoint 製品とテクノロジ アイテムを復旧するときは、データの復元のみに使用される追加ファームである、復旧ファームを構成する必要があります。復旧ファームを稼働中のファームとして使用することは想定されていません。DPM については、単一のサーバーを復旧ファームとして導入する必要があります。

詳細については、「ごみ箱が使用されていない場合のドキュメントの復元 (Windows SharePoint Services 3.0)」を参照してください。

アイテムを復元するときは、DPM により、データベースが復旧ファームに復元され、復旧ファームからアイテムが抽出され、そのアイテムが展開先ファームにインポートされます。この処理中、DPM により、復旧ウィザードで指定された場所の復旧ファームに一時ファイルが作成されます。一時ファイルは定期的に削除する必要があります。

サイト アイテムを復旧する

  1. DPM 管理者コンソールで、ナビゲーション バーの [回復] をクリックします。

  2. [保護されるデータ] ウィンドウで、復旧するファームを含むサーバーを展開し、[保護されるすべての SharePoint データ] をダブルクリックしてから、サーバー ファーム名をダブルクリックします。

    コンテンツ データベースが [回復可能な項目] ウィンドウに表示されます。

  3. 予定表と復旧時間メニューを使用して、復旧ポイントを選択します。

  4. [回復可能な項目] ウィンドウで、コンテンツ データベースをダブルクリックしてからサイトをダブルクリックし、表示されたアイテムをダブルクリックして、復旧するアイテムに移動します。

  5. [操作] ウィンドウの [回復] をクリックし、ウィザードを完了します。

  6. DPM によりアイテムが元のファームに復旧されます。

関連項目

概念

コンテンツの保護と復旧 (Windows SharePoint Services 3.0)
Windows SharePoint Services 3.0 テクノロジのバックアップと復旧を管理する
ごみ箱が使用されていない場合のドキュメントの復元 (Windows SharePoint Services 3.0)
組み込みツールを使用して Web アプリケーションをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)
組み込みツールを使用してサイト コレクションをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)
コンテンツ データベースをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)
サイト オブジェクトをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services)
DPM を使用してサイトをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)