Microsoft Systems Management Server を使用した新規アプリケーションのインストール

運用ガイド

トピック

概要
運用ガイド

概要

はじめに

本書の目的

本書は、データ センターまたは企業のコンピュータ処理環境で Microsoft テクノロジを展開済みである、または展開を検討している組織内で、新規ソフトウェア、たとえば Microsoft Office XP のインストールの配布を管理する際の運用ガイダンスを提供します。 ソフトウェア配布プロセスに関する概念情報、ベスト プラクティス、および詳細手順について説明します。 本書は、実稼働環境に修正プログラムを展開するために完了する必要のある毎日、毎週、毎月、および必要に応じた作業を詳しく説明します。

象読者

本書は、Microsoft Consulting Services (MCS) やパートナーのコンサルティング企業など、Microsoft Services に役立ちます。 本書は、ユーザーの観点からは、情報技術 (IT) 実稼動環境に変更を導入またはサポートする IT マネージャと IT サポート担当者のメンバという 2 つの主要なグループを主な対象にしています。

本書は、読者が Microsoft Operations Framework (MOF) のプロセス モデル、チーム モデル、およびリスク モデルに精通し、理解できることを前提としています。 これらのモデルについて説明されているドキュメントのコピーは、https://www.microsoft.com/japan/systemcenter/default.mspx から入手できます。

さらに、この運用ガイドは MOF 変更エリア内に含まれるサービス管理機能 (SMF) に基づいて構築されているので、本書を使用する読者はこれらの SMF のコンテンツにも精通し、理解する必要があります。

このガイドの要点

本書は、組織が Microsoftョ Systems Management Server (SMS) のような自動化されたツールを使用して、企業のコンピュータ処理環境に新規ソフトウェアを効果的に配布およびインストールすることに関する特定の運用ガイダンスを提供します。

本書全体では、例として Microsoftョ Office XP の配布とインストールを使用します。

新規ソフトウェアを効果的に展開できなかった組織は、以下のような問題点に直面している可能性があります。

  • どのコンピュータを所有しているか、およびそのコンピュータにどのソフトウェア アプリケーションがインストールされているかを判断する困難さ。

  • 新規ソフトウェアと他の変更と同時に展開することを予定しているような、組織のグループ間の調整がほとんどない。競合や予期しない問題が生じるという結果になります。

  • 正式な標準が採用されていないことによる、管理されない、一貫性のない新規ソフトウェアの展開。サポートの電話が増えるという結果になる可能性があります。 このような環境では、購入済みのライセンスに対するインストールの追跡も難しくなる可能性があります。

  • 企業ネットワーク間で大きなパッケージを送信する際の影響に関する組織全体の理解の不足。

新規ソフトウェアを効果的に展開するには、次の 3 つの項目が必要です。

  • 効率的および効果的な運用。

  • 自身の役割と担当を認識している担当者。

  • 適切なツールとテクノロジ。

この運用ガイドは、ユーザーが運用フレームワーク内での役割と職務を認識する一方で、組織が効果的および効率的に運用環境を展開する方法についての特定のガイダンスを提供します。 このガイドは、Microsoft Operations Framework (MOF) によって提供される運用ガイダンス、より具体的には、MOF サービス管理機能 (SMF) ガイド、特に、変更、構成、およびリリース管理ガイドに注目しています。

本書は、実稼動環境で Office XP を管理する毎日、毎週、毎月、および必要に応じた作業に重点を置いています。 本書を Office XP アーキテクチャ ガイドと共に使用することにより、Microsoft ツールやテクノロジの環境内で、人、プロセス、およびテクノロジの観点から、Office 運用への包括的で、一貫したアプローチが提供されます。

運用ガイド

Office XP を展開するためのツール

組織は、管理者がインストール済みのハードウェアやソフトウェアに関する情報を自動的に取得できるツールを使用する必要があります。 効果的なソフトウェアの展開には、何が展開されているかを認識する能力が不可欠です。 インベントリ ツールによって収集された情報を構成管理データベース (CMDB) に格納することが重要になります。

Microsoft Systems Management Server (SMS) は以下のような重要な機能を提供するので、中規模または大規模組織内で、Microsoft Office XP のような大きなプログラムなどの、新規ソフトウェアの配布を展開および管理するために好んで使用されるメカニズムとして注目されています。

  • 何台のコンピュータが展開されているか、それらのコンピュータの場所と役割、およびそれらのコンピュータにインストールされているソフトウェア アプリケーションを判断するためのインベントリ。

  • 勤務時間外、またはビジネス運用への影響が最も少ない時間帯に、ソフトウェア展開のスケジュールを設定する能力。

  • 管理者がインストールの進捗状況を監視できるステータス レポート機能。

  • システム インベントリに基づいて、手動で作成したグループまたは Microsoft Active Directoryョ ディレクトリ サービスで対象のコンピュータを示す能力。

  • ネットワーク経由で、簡単かつ効果的にファイルを移動できるようにするエンタープライズ レプリケーション。

  • Microsoft Windowsョ 2000 および Microsoft Windows XP 以外のオペレーティング システムのサポート。

本書には、Systems Management Server を使用して、IT 環境を管理するために必要な、毎日、毎週、毎月、および必要に応じて行う作業が含まれています。 Office XP の展開に対して SMS 実装を準備するために必要な手順など、SMS の詳細情報については、展開ガイドを参照してください。

重要な保守作業

ここでは、新規ソフトウェア (たとえば、Office XP Standard、Professional、および Developer の各エディションを含む Microsoft Office XP) の展開を実稼働環境に対して最適化するために必要な、毎日、毎週、毎月、および必要に応じて行う作業を概説します。 環境、既存の管理手順、および企業の標準によっては、追加の作業が必要になることもあります。 すべての作業は、本書の後半で詳しく説明します。

毎日の作業

説明

チームの役割群

サーバーの監査

運用

サーバー資産の監査レポート

運用

変更諮問委員会/緊急委員会 (CAB/EC) メンバの出席の確認

リリース

一日の終わりに変更を監視

リリース

変更スケジュールの監視

リリース

担当者の配置レベルの確認

リリース

一日の終わりでの監視またはリリース

リリース

毎週の作業

説明

チームの役割群

ワークステーションの監査

運用

ワークステーション資産の監査レポート

運用

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

すべて

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

すべて

CAB 会議の編成

リリース

CAB/EC メンバの職務のスケジュールの確立

リリース

CAB メンバの稼動状況のレビューと評価

リリース

CAB 会議の CAB メンバへの通知

リリース

RFC の採決に対するニーズの必要な CAB メンバへの通知

リリース

変更担当者の稼動状況とスキル セットのレビューと評価

リリース

変更マネージャの稼動状況のレビューと評価

リリース

リリース マネージャの稼動状況のレビューと評価

リリース

リリース チームの稼動状況のレビューと評価

リリース

チーム会議の実施

リリース

ビジネス マネージャとの会議

リリース

リリース ステータスのレポート

リリース

毎月の作業

説明

チームの役割群

ツールの評価

セキュリティ

RFC のステータスに関するレポート

リリース

パフォーマンス レポートの生成

リリース

ライセンス準拠に関するレポート

リリース

サービス レベル アグリーメント (SLA) に対するパフォーマンスのレビュー

サポート

RFC を審査するためのエスカレーション パスのレビュー

サポート

必要に応じた作業

説明

チームの役割群

新規ソフトウェア ファイルの隔離環境への配置

セキュリティ

新規ソフトウェア ソース ファイルの検証

セキュリティ

隔離環境の再構築

セキュリティ

変更担当者への通知

セキュリティ

新規インストール用の RFC の作成

リリース

新規インストール RFC の形式の評価

リリース

変更要求の審査

リリース

RFC 担当者への RFC ステータスの通知

リリース

RFC の優先順位と分類のレビュー

リリース

新規インストールで利用可能なライセンスの確認

リリース

変更マネージャによる RFC の承認または却下

リリース

RFC の IT 上級マネジメントへのエスカレート

リリース

CAB/EC 会議の編成

リリース

RFC の採決に対するニーズの必要な CAB/EC メンバへの通知

リリース

CAB/EC メンバによる RFC のレビューと採決

リリース

変更スケジュールのレビュー

リリース

変更担当者の指名

リリース

変更ログ/DSL/CMDB の更新

リリース

新規ソフトウェア インストールのカスタマイズ

リリース

リリース計画の構築とレビュー

リリース

リリース テクノロジのレビュー

リリース

リリース メカニズムの選択

リリース

新規ソフトウェア関連の修正プログラムの確認

リリース

リリース パッケージのデザイン、構築、およびテスト

リリース

テスト リリースの確保

リリース

テスト環境の構築

リリース

リリースのテスト

リリース

パイロットに備え実稼働環境の準備

リリース

パイロット環境でのリリースのテスト

リリース

リリース ステータスのレビュー

リリース

展開計画の構築

リリース

展開計画のレビュー

リリース

展開計画段階の受け入れの手配

リリース

展開準備のレビュー

リリース

実稼働環境の準備

リリース

選択したグループへのリリース展開

リリース

実稼働環境からのリリースのロールバック

リリース

要求に応じたライセンス準拠に関するレポート

リリース

資産の物理的な監査

インフラストラクチャ

Microsoft 担当者との連携

パートナー

各役割の責務

ここでは、Office XP などの新規ソフトウェアの実稼働環境への展開を管理するために、チームのさまざまな役割が担当する、毎日、毎週、毎月、および必要に応じた作業を識別します。 中規模から大規模の環境では、複数の担当者が 1 つの作業を実行する必要がある場合もあります。 小規模組織では、1 人の担当者が多くの作業を実行することもあります。

運用役割群

毎日の作業

サーバーの監査

説明

運用ベースラインを判断するか、または運用ベースラインに基づいて構築する前にサーバー資産の正確な記録を入手します。

プロセス

適用されません

SMS

データ センター SMS サイトの場合は、ハードウェアとソフトウェアのインベントリが毎日行われるようにする必要があります。 さらに、『新規ソフトウェア展開アーキテクチャ ガイド』で説明したように、インストール済みソフトウェアに関する情報を取得するために、SMS_Def.mof ファイルに変更を加える必要があります。 このプロセスにより取得されたインベントリ情報は、CMDB およびインシデント管理チームに報告された重要な違いと相互参照される必要があります。

毎日の作業

サーバー資産の監査レポート

説明

監査が行われ、以前に記録されたデータに対して比較されたことを確認します。

プロセス

運用役割群の代表者は、毎日ワークステーションからの監査情報をすべて照合し、提出する必要があります。

SMS

SMS は、最後にインベントリが行われた時点を判断できるステータス メッセージ クエリを提供します。 サーバーが 24 時間以内にインベントリを報告しなかった場合は、この問題はインシデント管理チームにエスカレートされる必要があります。

毎週の作業

ワークステーション資産の監査

説明

運用ベースラインを判断するか、または運用ベースラインに基づいて構築する前にワークステーション資産の正確な記録を入手します。

プロセス

適用されません

SMS

データ センター SMS サイトの場合は、ハードウェアとソフトウェアのインベントリが週単位に行われるようにする必要があります。 さらに、『新規ソフトウェア展開アーキテクチャ ガイド』で説明したように、インストール済みソフトウェアに関する情報を取得するために、SMS_Def.mof ファイルに変更を加える必要があります。 このプロセスにより取得されたインベントリ情報は、CMDB およびインシデント管理チームに報告された重要な違いと相互参照される必要があります。

毎週の作業

ワークステーション資産の監査レポート

説明

最近の 7 日間以内に監査されなかったすべてのワークステーションを示します。 監査が行われ、以前に記録されたデータに対して比較されたことを確認します。

プロセス

運用役割群の代表者は、毎週ワークステーションからの監査情報をすべて照合し、提出する必要があります。

SMS

SMS は、最後にインベントリが行われた時点を判断できるステータス メッセージ クエリを提供します。 ワークステーションが 7 日以内にインベントリを報告しなかった場合は、この問題はインシデント管理チームにエスカレートされる必要があります。

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC のレビューと採決を行います。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

セキュリティ役割群

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC のレビューと採決を行います。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

毎月の作業

ツールの評価

説明

セキュリティ関連のソフトウェア ツールを評価します。

プロセス

セキュリティ役割群からの代表者は、現在のセキュリティ関連ツールの効果を評価し、ウィルス対策ソフトウェアやウィルス パターンなどの新しいツールを識別する必要があります。 これらのツールは、あらゆる可能性のあるセキュリティ違反から組織を保護するために、最新状態に保たれる必要があります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

新規ソフトウェア ファイルの隔離環境への配置

説明

すべての新規ソフトウェア ファイルは、分析前に隔離領域に配置される必要があります。

プロセス

セキュリティ役割群の代表者は、隔離領域に渡されたすべての新規ソフトウェア ファイルを確認する必要があります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

新規ソフトウェア ソース ファイルの検証

説明

新規ソフトウェア ファイルがウィルスに感染しておらず、偽造されていないことを確認します。

プロセス

セキュリティ役割群の代表者は、ウィルス チェック、ソースのチェック、およびその他のチェックなど、ファイルがすべての検証テストに合格することを確認する必要があります。 このアクションのきっかけは、隔離領域に新規ソフトウェア ファイルが渡されることです。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

隔離環境の再構築

説明

隔離環境が危険にさらされた場合は、隔離環境を再構築する必要があります。

プロセス

セキュリティ役割群の代表者は、隔離環境の再構築に参加する必要があります。 たとえば、ウィルスに感染したり、悪意のある意図が発見された場合に、ファイルのレビューに失敗することが、この作業のきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

変更担当者への通知

説明

隔離チェックの結果を変更担当者に通知します。

プロセス

セキュリティ役割群の代表者は、新規ソフトウェア バージョンが隔離チェックを完了するときに、変更担当者が最新情報を受け取ることを確認する必要があります。 変更の状態 (承認または却下など) がきっかけになります。

SMS

適用されません

リリース役割群

毎日の作業

変更諮問委員会/緊急委員会 (CAB/EC) メンバの出席の確認

説明

CAB/EC の当番のメンバに出席と通知を確認します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、CAB/EC の当番のメンバが出席可能であることを確認する必要があります。 リリース役割群のメンバは、CAB/EC のメンバが問題を認識しており、職務を遂行できる状態にあることを確認するために、CAB/EC のメンバのスケジュールを確認し、連絡を取る必要があります。

SMS

適用されません

毎日の作業

一日の終わりに変更を監視

説明

一日の終わりにスキャンを実行し、変更の現在状態を明確にします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、すべての変更の現在状態を確認するために、毎日チェックを行う必要があります。 たとえば、代表者は、サービス レベル アグリーメント (SLA) に違反したすべての RFC を検索します。 また、変更ログで行われたアクションを確認します。

SMS

適用されません

毎日の作業

変更スケジュールの監視

説明

変更スケジュールは毎日監視される必要があります。

プロセス

リリース役割群の代表者は、すべての可能性のある競合の発生と評価によってどのような変更が生じるか毎日監視する必要があります。

SMS

適用されません

毎日の作業

担当者の配置レベルの確認

説明

担当者の稼動状況は毎日監視される必要があります。

プロセス

リリース役割群の代表者は、変更マネージャ、変更担当者、およびリリース マネージャの稼動状況や作業の適切な再割り当てを毎日監視する必要があります。

SMS

適用されません

毎日の作業

一日の終わりにリリースを監視

説明

リリース スケジュールを監視します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、リリース管理全体の変更の進捗状況を毎日監視する必要があります。

SMS

SMS は、特定の提供情報の成功や失敗を判断するために使用できるステータス メッセージ クエリとレポートを提供します。 リリース役割群の代表者は、新規ソフトウェアの公開の進捗状況を監視するために、毎日これらのレポートを実行する必要があります。 コンピュータが受け入れ可能な期間内に正しくインストールしたことを報告しなかった場合は、このことをインシデント管理チームにエスカレートする必要があります。

毎週の作業

CAB 会議を編成します。

説明

CAB 会議を編成します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、CAB 会議の議事録を用意、配布すると同時に、会議室を調整し、必要な CAB メンバを招集する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC のレビューと採決を行います。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB/EC メンバの職務のスケジュールの確立

説明

CAB/EC メンバの職務のスケジュールを確立します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、CAB/EC メンバにその職務のスケジュールを選択して、通知し、メンバの次週の稼動状況を確認する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバの稼動状況のレビューと評価

説明

CAB メンバの稼動状況のレビューと評価を行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、適切なグループが CAB を代表し、毎週の CAB 会議に出席できることを確認する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB 会議の CAB メンバへの通知

説明

CAB 会議を CAB メンバに通知します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、CAB のメンバが会議のスケジュールを認識し、会議の開催前に議事を回覧していることを確認する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

RFC の採決に対するニーズの必要な CAB/EC メンバへの通知

説明

RFC の採決に対するニーズを必要な CAB/EC メンバに通知します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、RFC の採決に対するニーズを必要な CAB メンバに通知する必要があります。 重大な変更または深刻な変更を求める RFC がきっかけになります。 変更マネージャは適切なメンバを選択し、使用する採決ロジックを定義します。

SMS

適用されません

毎週の作業

変更担当者の稼動状況とスキル セットのレビューと評価

説明

変更担当者の稼動状況とスキル セットのレビューと評価を行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、担当者候補の一覧とその担当者のスキル セットおよび稼動状況を管理し、適切な変更者に担当者を割り当てられるようにします。

SMS

適用されません

毎週の作業

変更マネージャの稼動状況のレビューと評価

説明

変更マネージャの稼動状況のレビューと評価を行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、変更マネージャの職務の一覧、変更マネージャの稼動状況、および担当する変更を管理する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

リリース マネージャの稼動状況のレビューと評価

説明

リリース マネージャの稼動状況のレビューと評価を行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、リリース マネージャの職務の一覧、リリース マネージャの稼動状況、および管理するリリース プロジェクトを管理する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

リリース チームの稼動状況のレビューと評価

説明

リリース チームの稼動状況のレビューと評価を行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、リリース チーム メンバ一覧、リリース チームの稼動状況、およびチームが現在作業を行っているプロジェクトを管理する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

チーム会議の実施

説明

チーム会議を実施します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、今後の週のアクティビティを計画し、チームのすべてのメンバ間のコミュニケーションを適切に保つ討議の場を提供するために、毎週チーム会議を実施する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

ビジネス マネージャとの会議

説明

ビジネス マネージャとの会議を実施します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、サービス レベル、ビジネス要件、および問題点の開示をビジネス マネージャと討議する会議を開催する必要があります。

SMS

適用されません

毎週の作業

リリース ステータスのレポート

説明

リソースを待機しているリリースの数、リリースが開始されているか、中止されたか、展開完了かどうか、またはリリースがパイロット段階にあるか、計画段階にあるかなどに関するレポートを作成します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、適切に行われているリリースの領域、適切に行われず注意が必要なリリースの識別に役立つレポートを収集する必要があります。

SMS

SMS は、展開中に、すべてのパッケージや提供情報のステータスを判断するために使用できるステータス メッセージ クエリやレポートを提供します。 この情報を使用して、各リリースのステータスを示すレポートを生成できます。

毎月の作業

RFC のステータスに関するレポート

説明

まだ開かれている RFC、拒否された RFC、受け入れられた RFC、または保留中の RFC のそれぞれの数とそのステータスを報告します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、成功と失敗の比率や終了率を明確にするために使用する情報を照合する必要があります。 また、この情報は失敗した場所 (審査や承認など) も示します。 (変更マネージャは、ビジネスの経済的な制限事項など、審査段階では識別されなかった特別な考慮事項を識別することがあります。) また、分類や解決などによって変更を詳しく説明するので、誰がこのような変更を提出したかを判断する能力を提供します。

SMS

適用されません

毎月の作業

パフォーマンス レポートの生成

説明

リリース メカニズムのパフォーマンスを報告します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、このメカニズムを使用してどの程度迅速に新規ソフトウェアが展開されたか、要求されたサポート コールの数、必要とされたリソースの数、この展開にとってこのメカニズムが適切なリリース メカニズムであったかどうかなどを報告する必要があります。

SMS

SMS は、パフォーマンス レポートを生成するために使用できるステータス メッセージ クエリとレポートを提供します。

毎月の作業

ライセンス準拠に関するレポート

説明

有効なライセンスを所持するインストールの数とライセンス契約に違反するインストールの数を報告します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、監査中に取得した情報を分析し、この情報を既存のソフトウェア ライセンス契約と比較する必要があります。 例外が見つかった場合は、適切なライセンスを購入するか、そのソフトウェアをコンピュータから削除する必要があります。

SMS

SMS Web レポート ツールを、ハードウェアとソフトウェア インベントリと関連して使用して、インストール済みの新規ソフトウェアのコピーの数に関する情報を提供できます。

必要に応じた作業

新規インストール用の RFC の作成

説明

新規ソフトウェアを展開するために、RFC を作成します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、新しい RFC を作成する必要があります。 新規ソフトウェアをインストールする新しいビジネス ケースがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

新規インストール RFC の形式の評価

説明

収集した情報と新規インストールの RFC の形式を評価し、レビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、必要に応じて RFC の様式を評価します。 修正プログラム管理の RFC が拒否されること、または変更の開始者やその他の変更管理の役割からのフィードバックがきっかけになります。 たとえば、いくつもの RFC が経済的な正当化に失敗したとして、RFC の様式には経済的な正当化が要求されることを示すものがなにもないかもしれません。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

変更要求の審査

説明

変更要求を審査します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、RFC を評価する必要があります。 新しい RFC が利用可能になることがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

RFC 担当者への RFC ステータスの通知

説明

RFC 担当者に RFC ステータスを通知します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、変更プロセスを進めるときに、変更の開始者に変更のステータスを通知する必要があります。 変更の状態 (承認、拒否、詳細情報の要求など) がきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

RFC の優先順位と分類のレビュー

説明

RFC の優先順位と分類をレビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、優先順位が妥当かどうか、および変更がどのレベル (変更マネージャ、CAB、または CAB/EC など) で承認されるかを判断する必要があります。 場合によっては、新規ソフトウェアの公開が重大な変更に分類されるときに、その公開の最初の段階で CAB の認証が必要になることがあります。 その後のこの新規ソフトウェアのインストールでは、ビジネスへの影響が少なく、展開が既知で信頼済みなので、軽微な変更にダウングレードされます。 そのため、その後の展開は変更マネージャが承認できます。 これは、分類が重大な変更から軽微な変更にダウングレードされたことを示すことになります。 リリース役割群の代表者は、必要に応じて、優先順位と分類を適切なレベルに再設定する必要があります。 審査済みの RFC の到着がきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

インストールでライセンスが利用可能かどうかの確認

説明

ソフトウェアの新規インストールでライセンスが利用可能かどうかを判断します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、インストールされる新規ソフトウェアの種類でライセンスが利用可能かどうかを判断するために、CMDB を確認する必要があります。 適切なライセンスを利用できない場合は、ライセンス オプションを評価し、最も適切なライセンスの購入を手配する必要があります。 審査済みの RFC の到着がこのアクションのきっかけになります。

SMS

ハードウェアとソフトウェア インベントリからの情報が利用できる場合は、SMS Web レポート ツールを使用して、そのバージョンのソフトウェアがインストールされているコンピュータを識別できます。

必要に応じた作業

変更マネージャによる RFC の承認または却下

説明

変更マネージャが RFC の承認または却下を行います。

プロセス

リリース役割群内の変更マネージャは、RFC を承認または却下します。 審査および分類に合格した軽微な変更がきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

RFC を IT 上級マネジメントにエスカレート

説明

RFC を IT 上級マネジメントにエスカレートします。

プロセス

CAB が RFC に関する決定を行えない場合、または決定を行う権限がない場合はその RFC は直ちに IT 上級マネジメントにエスカレートされる必要があります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

CAB/EC 会議の編成

説明

CAB/EC 会議を編成します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、必要な CAB メンバを CAB/EC 会議に招集する必要があります。 緊急変更要求を受け取ることがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

RFC の採決に対するニーズの必要な CAB/EC メンバへの通知

説明

RFC の採決に対するニーズを必要な CAB/EC メンバに通知します。

プロセス

変更マネージャは緊急 RFC を受け取った場合に、CAB/EC のメンバを選択し、採決ロジックを定義します。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

CAB/EC メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB/EC メンバが RFC のレビューと採決を行います。

プロセス

CAB/EC が召集されると、そのメンバは緊急 RFC の承認または却下に必要な情報をレビューする必要があります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

変更スケジュールのレビュー

説明

変更スケジュールをレビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、新しい変更が承認されたときに、そのスケジュールをレビューする必要があります。 リリース管理でリソースの確保に関する問題が識別された場合も、このレビューが必要になります。 新しい承認済みかつ受諾済みの RFC の到着がきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

変更担当者を割り当てます。

説明

変更担当者を割り当てます。

プロセス

リリース役割群の代表者は、変更担当者を指名する必要があります。 承認済みで、スケジュールを設定済みの変更の受け取りがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

変更ログ/DSL/CMDB の更新

説明

変更ログ/DSL/CMDB を更新します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、ステータスの変更が発生したとき、または新しい情報が利用可能になったときは、必ず、変更ログ/DSL と CMDB を更新する必要があります。 たとえば、新しい構成品目 (CI) の作成やテストのステータスの更新に対して更新が必要になります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

新規ソフトウェア インストールのカスタマイズ

説明

新規ソフトウェア インストールをカスタマイズします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、セットアップと対話できるユーザーのレベルやそのユーザーが利用できる新規ソフトウエアの機能を判断する必要があります。 新規ソフトウェアが Office XP の場合は、インストールのカスタマイズに、カスタム インストール ウィザード (CIW)、Office プロファイル ウィザード (OPW)、およびグループ ポリシーを使用する必要があります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

リリース計画の構築とレビュー

説明

リリース計画の構築とレビューを行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、リリース計画を構築し、レビューする必要があります。 リリース管理で合格した承認済み RFC の受け取りがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

リリース テクノロジのレビュー

説明

より適切なリリース メカニズムが利用できるかどうかを確認するために、展開されるテクノロジを事前に評価します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、強化されたテクノロジまたは展開されるリリースにより関係の深いテクノロジを事前に検索する必要があります。 適切な期間でソフトウェアを展開するための適切なツールかどうかを組織が再評価することを促進する、新規展開ツールの通知がこのアクションのきっかけになります。

SMS

Microsoft 管理製品に関する新しい情報は、Microsoft の Web サイトにあります。SMS の更新と SMS Value Pack ツールの詳細については、https://www.microsoft.com/japan/smserver/ を参照してください。

必要に応じた作業

リリース メカニズムの選択

説明

リリース メカニズムを選択します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、適切なリリース メカニズムを選択する必要があります。 承認済みのリリース計画ドキュメントの受け取りがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

新規ソフトウェア関連の修正プログラムの確認

説明

新規ソフトウェアを展開する前に、必要なすべての修正プログラムを識別しておくことが重要になります。

プロセス

リリース役割群の代表者は、新規インストールを最新のベースラインに引き上げるために必要なすべての修正プログラムを識別する必要があります。 このような修正プログラムをリリース パッケージに含める前に、変更管理による展開の承認が必要になります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

リリース パッケージのデザイン、構築、およびテスト

説明

リリース パッケージのデザイン、構築、およびテストを行います。

プロセス

リリース役割群の代表者は、リリース パッケージをデザイン、構築、およびテストする必要があります。 承認済みのリリースに対する適切なリリース メカニズムの選択がきっかけになります。

SMS

Office XP などの一部の新規ソフトウェアのインストール、または特定のディスク容量の存在確認などの追加確認を実行するには、一部デザイン作業や構築作業が必要になる場合があります。 また、インストールのステータスの報告や、イベント ログへの特定の情報の記録が必要になることもあります。 サーバーでは、イベント ログに書き込まれた情報は、Microsoft Operations Manager (MOM) によって取り出されます。

必要に応じた作業

テスト リリースの確保

説明

テスト リリースを確保します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、テスト リソースがテストに利用できることを確認する必要があります。 実稼働同様の環境での新規リリース パッケージのテストの準備が整ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

テスト環境の提供

説明

テスト環境を提供します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、テスト環境が提供されていることを確認する必要があります。 テスト リソースの承認済みの要求がきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

リリースのテスト

説明

実稼動同様の環境でリリースをテストします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、実稼動同様の環境でリリースがテストされることを確認する必要があります。 実稼動同様の環境でテストの準備が完了したことがきっかけになります。

SMS

実稼動環境にリリースする前に、『新規ソフトウェア展開アーキテクチャ ガイド』で説明したように、独立したテスト サイトで新規ソフトウェアをテストする必要があります。

必要に応じた作業

パイロット用実稼働環境の準備

説明

パイロット用実稼働環境を準備します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、パイロット用に実稼働環境を準備する必要があります。

SMS

SMS は、SMS の対象コンピュータに新規ソフトウェアを物理的に展開する提供情報を作成する前に、ローカル サーバーに新規ソフトウェア ファイルを配置できます。

必要に応じた作業

パイロット環境でのリリースのテスト

説明

パイロット環境でリリースをテストします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、実稼働環境でリリースをテストする必要があります。 テスト用の実稼動環境の完成がきっかけになります。

SMS

代表者は、実稼働環境でテストするために、パイロットに参加するコンピュータをメンバとして持つ SMS コレクションを作成する必要があります。 新規ソフトウェアは、[提供しないソフトウェアは削除する] チェック ボックスをオンにした状態で、このコレクションに追加される必要があります。 その後、ステータス システムを使用して、この提供情報の進捗状況とステータスを監視します。

パイロットで新規ソフトウェアの展開が失敗する場合は、代表者はまずその提供情報を中断してそれ以上インストールを進めるのを避け、その後必要に応じて提供情報を取り消す必要があります。 提供情報を取り消すことにより、新規ソフトウェアのインストールが完了しているすべてのクライアントから新規ソフトウェアが自動的に削除されます。

必要に応じた作業

リリース ステータスのレビュー

説明

リリース ステータスをレビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、(パイロットを含めた) 実稼働環境でのリリースの詳細レビューを実施する必要があります。

SMS

SMS は、すべてのパッケージや提供情報のステータスを判断するために使用できるステータス メッセージ クエリやレポートを提供します。 この情報を使用して、新規ソフトウェア展開のステータスを示すレポートを生成できます。

必要に応じた作業

展開計画の構築

説明

展開計画を構築します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、展開計画を構築するためにビジネスと連携を取る必要があります。 成功または失敗を評価するのに利用できるすべての結果が揃い、受け入れテストが十分に完了することがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

展開計画のレビュー

説明

展開計画をレビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、展開計画をレビューする必要があります。 展開計画の完成がこのアクションのきっかけになります。 代表者は、レビューに合格した場合に、変更スケジュールに必要な変更を行います。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

展開計画段階の受け入れの手配

説明

展開計画段階の受け入れを手配します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、展開計画の受け入れを手配するためにビジネスと連携を取る必要があります。 成功または失敗を評価するのに利用できるすべての結果が揃い、受け入れテストが十分に完了することがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

展開準備のレビュー

説明

展開準備をレビューします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、展開準備をレビューする必要があります。 展開段階の提示がきっかけになります。

SMS

SMS は、新規ソフトウェア ファイルが正常に配布ポイントに配置されたかどうかを判断するために使用できるステータス メッセージ クエリとレポートを提供します。 この情報を、展開準備のレビュー中に使用できます。

必要に応じた作業

展開用実稼働環境の準備

説明

展開用実稼働環境を準備します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、展開用に実稼働環境の準備を調整する必要があります。 展開計画の完成がこのアクションのきっかけになります。

SMS

SMS は、SMS の対象コンピュータに新規ソフトウェアを物理的に展開する提供情報を作成する前に、ローカル サーバーに新規ソフトウェア ファイルを配置できます。

必要に応じた作業

選択したグループへのリリース展開

説明

選択したグループにリリースを展開します。

プロセス

展開が受け入れられたことがきっかけになります。 この操作には、ユーザーの初期グループを選択すること、ユーザーのトレーニングを行うこと、およびグループにリリースを展開することが含まれます。

SMS

代表者は、新規ソフトウェアを展開するために、新規ソフトウェアをまだ受け取っていないコンピュータをメンバとして持つ SMS コレクションを作成する必要があります。 新規ソフトウェアをこのコレクションに追加する必要があります。 代表者は、段階的な効果を必要とする場合は、いくつかの提供情報を完成する必要があります。 新規ソフトウェアの展開に SMS を使用することの詳細については、『新規ソフトウェア展開ガイド』と『新規ソフトウェア アーキテクチャ ガイド』を参照してください。

必要に応じた作業

実稼働環境からのリリースのロールバック

説明

実稼働環境からリリースをロールバックします。

プロセス

リリース役割群の代表者は、実稼働環境からリリースをロールバックする必要があります。 たとえば、展開が正常に行われなかったことや変更が目的に会わなかったことが、このアクションのきっかけになります。

SMS

代表者は、実稼働環境で新規ソフトウェアの展開が失敗した場合に、まず提供情報を中断し、それ以上のインストールを避ける必要があります。 新規ソフトウェアが既にインストールされたクライアントから新規ソフトウェアを削除するために、必要に応じて、新たな提供情報を作成します。 実稼動環境の提供情報が、ソフトウェアの新規インストールが必要なコンピュータだけを含むように構成されているときは、自動的に [提供しないソフトウェアは削除する] オプションは使用できないことに注意してください。

必要に応じた作業

要求に応じたライセンス準拠に関するレポート

説明

有効なライセンスを所持するインストールの数とライセンス契約に違反するインストールの数を報告します。

プロセス

リリース役割群の代表者は、監査中に取得した情報を分析し、この情報を既存のソフトウェア ライセンス契約と比較する必要があります。 例外が見つかった場合は、適切なライセンスを購入するか、そのソフトウェアをコンピュータから削除する必要があります。

SMS

SMS Web レポート ツールを、ハードウェアとソフトウェア インベントリと関連して使用して、インストール済みの新規ソフトウェアのコピーの数に関する情報を提供できます。

インフラストラクチャ役割群

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC をレビューし、採決する必要があります。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

資産の物理的な監査

説明

資産の物理的な監査を行います。

プロセス

インフラストラクチャ役割群の代表者は、資産の物理的な監査を実行し、ハードウェアの動向を確認するためにバーコード リーダーのようなテクノロジなどを使用する必要があります。 CMDB が正確で、最新状態であることを確認するために、定期的に行う必要があります。

SMS

適用されません

パートナー役割群

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC をレビューし、採決する必要があります。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

必要に応じた作業

Microsoft 担当者との連携

説明

Microsoft 担当者と連携を取ります。

プロセス

パートナー役割群の代表者は、Microsoft Technical Account Manager (TAM) またはコンサルタントと会合を持ち、今後のテクノロジについて討議し、ベスト プラクティスをデザインし、新規ソフトウェア展開を改善するためにこれらをどのように使用するかを調査する必要があります。

SMS

適用されません

サポート役割群

毎週の作業

変更諮問委員会 (CAB) の会議への出席

説明

CAB メンバは、毎週会議に出席して、注目する必要のある開示されたすべての変更をレビューします。

プロセス

CAB は、深刻な変更や重大な変更をレビューするために、毎週会議を開催する必要があります。 このグループには、MOF チーム モデルの 6 つの役割群それぞれの代表者を含める必要があります。 各変更を担当する変更マネージャは、変更を承認するか却下するかの採決を CAB に指示します。

SMS

適用されません

毎週の作業

CAB メンバによる RFC のレビューと採決

説明

CAB メンバが RFC をレビューし、採決する必要があります。

プロセス

CAB が召集され、RFC を承認または却下するために必要な情報がすべて揃ったことがきっかけになります。

SMS

適用されません

毎月の作業

SLA に対するパフォーマンスのレビュー

説明

SLA に対してパフォーマンスをレビューします。

プロセス

いくつの RFC が失敗した SLA を持ち、エスカレートされたか?

SMS

適用されません

毎月の作業

RFC を審査するためのエスカレーション パスのレビュー

説明

RFC を審査するためのエスカレーション パスをレビューします。

プロセス

変更マネージャによってタイムリーに処理されなかった RFC のエスカレーション パスがまだ有効かどうかを確認します。 代替手段を識別します。

SMS

適用されません

寄稿者

プログラム管理

Anthony Baron, Microsoft Corporation

主執筆者

Nigel Cain, Microsoft Corporation

Andrew Speake, The G2G3 Group Ltd.

テクニカル ライタ

Jerry Dyer, Microsoft Corporation

編集者

Pat Rytkonen, Volt Technical Services

Christine Waresak, Volt Technical Services

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