Preupgradecheck : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)
Windows SharePoint Services 3.0 および関連製品から、SharePoint 製品とテクノロジの将来のバージョンにアップグレードする準備を行う際に、管理者を支援するためのルールを実行します。
詳細については、「備考」および「将来のリリースに備えたアップグレード前スキャンとレポート (Windows SharePoint Services)」を参照してください。
注意
preupgradecheck操作は、Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 2 (SP2) で初めて導入されました。
stsadm -o preupgradecheck
-[rulefiles <ルール ファイル名>]
-[listrulefiles]
-localonly
パラメータ名 |
値 |
必須/省略可能 |
説明 |
rulefiles |
有効なルール ファイル |
省略可能 |
検出ルーチンに使用するルール ファイルを指定します。 引用符で囲み、各ルール ファイル名をカンマまたはセミコロンで区切った一覧が必要です。追加のパス情報は含めません。既定の設定ではすべてのルールが実行されます。 |
listrulefiles |
<なし> |
省略可能 |
チェック ルーチンを実行せずに、検出されたルール ファイルを一覧表示します 一覧のルール ファイルで XML フィールドがサポートされている場合は、XML ルール ファイルの Name および Description フィールドが表示されます。 既定の設定では、ルール ファイルは一覧表示されません。 |
localonly |
<なし> |
必須 |
このパラメータを有効にすると、localonly 属性でマークされたルールがローカル サーバーでチェックされ、そのルールが実行されます。 |
preupgradecheck 操作は、コア実行エンジンを呼び出し、検出ルーチンを実行します。パラメータを指定せずに preupgradecheck 操作を既定で実行すると、ルール ファイル ディレクトリ ("%commonserverfiles%/Microsoft Shared/web server extenstions/12/config/preupgradecheck") の各ルール ファイルが検出され、順番に実行されます。ルール ファイルのサブセットは localonly パラメータで指定できます。
ローカル サーバーのみをチェックし、ファーム レベルのチェックをスキップするには、次の構文を使用します。
stsadm -o preupgradecheck –localonly
"%commonserverfiles%/Microsoft Shared/web server extensions/12/config/preupgradecheck" ディレクトリにあるルールのセットを表示するには、次の構文を使用します。
stsadm -o preupgradecheck -listrulefiles