適用先: Office Web Apps, SharePoint Foundation 2013, SharePoint Server 2013
概要: Office Web Apps、Office Web Apps サーバー、およびそれらの内部設置型における SharePoint 2013 との連動方法について説明します。
対象ユーザー: IT 担当者
SharePoint Server 2013 と連動する場合、Office Web Apps サーバー によって Word Web App、Excel Web App、PowerPoint Web App、およびOneNote Web App の更新バージョンが提供されます。 ユーザーは、コンピューターや多くのモバイル デバイス (Windows Phone、iPhone、iPad、Windows 8 タブレット、Android デバイスなど) でサポートされる Web ブラウザーを使用して、SharePoint ライブラリの Office ドキュメントを表示 (場合によっては編集) できます。
図: さまざまなデバイスでの Office Web Apps の表示および編集の機能
Office Web Apps サーバー は、スタンドアロン サーバーとしてインストールされました。
Office Web Apps は、SharePoint 2013 を実行するサーバーにはインストールできません。 かわりに、Office Web Apps サーバー を実行する 1 つ以上の物理または仮想サーバーを展開できます。 その後、SharePoint 2013 ファームが Office Web Apps サーバー ファームを使用するように構成して、SharePoint ライブラリで Office ファイルを作成したり開いたりするユーザーに Office Web Apps の機能を提供します。 詳細については、「Office Web Apps サーバーの概要」を参照してください。
SharePoint 2013 を使用する場合の Office Web Apps のライセンスのオプション
Office Web Apps ライセンスには以下の 2 つのオプションがあります。
表示専用。 既定では、Office Web Appsは表示専用です。 表示専用の機能は無料で提供されます。
編集と表示。 SharePoint 2013 で Office Web Appsの編集機能を使用するには、編集ライセンスを購入する必要があります。 Office Web Apps Server ファームを作成するときに編集を有効にします。
SharePoint 2013 のリンク機能で送信されるファイルは、編集ライセンスがない場合や、Office Web Apps サーバー ファームで編集が無効になっている場合でも、Office Web Apps で編集できます。
Office Mobile Viewer を使用して SharePoint サイト上のファイルにアクセスする
Office Web Apps サーバー が Office Mobile Viewer を提供することで、SharePoint Server サイトにアクセスするモバイル ユーザーは Office Web Apps を利用できるようになります。 既定では Office Mobile Viewer は有効になっていますが、SharePoint Server のサイト管理者によって無効にすることができます。 有効にすると、ユーザーはモバイル デバイスのブラウザーを使用して SharePoint Server サイトに移動し、SharePoint Server ライブラリで開きたいドキュメントをタップすると、モバイル ブラウザーでドキュメントが開きます。