トポロジ ビルダー マージ ウィザードを使用したマージ (Office Communications Server 2007 の移行)
トピックの最終更新日: 2011-04-11
トポロジ ビルダーは、Microsoft Lync Server 2010 に追加された新機能です。トポロジ ビルダーを使用すると、Lync Server 2010 の展開トポロジを作成、編集、および公開できます。また、マージ機能を使用すると、以前の Office Communications Server 環境の情報を Lync Server 2010 の展開の統合ビューにインポートできます。
.gif "tip") ヒント: |
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| トポロジ ビルダーを使用する別の方法の詳細については、「Lync Server 管理シェルを使用した移行 (オプション) (Office Communications Server 2007 の移行)」を参照してください。 |
.gif "important") 重要: |
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| 監視データやアーカイブ データは、マージ処理によって移動されません。レガシ環境を使用停止にする前にバックアップしたデータは、Office Communications Server 2007 環境でのアクティビティの履歴になります。移行処理中のアーカイブと監視機能の動作の詳細については、「アーカイブ サーバーと監視サーバーの移行 (Office Communications Server 2007 の移行)」を参照してください。 |
サーバーの役割を追加または削除するときにトポロジを正常に公開、有効化、または無効化するには、RTCUniversalServerAdmins および Domain Admins グループのメンバーであるユーザーとしてログオンする必要があります。サーバーの役割を追加する適切なユーザー権限を委任することもできます。詳細については、「展開」のドキュメントの「セットアップのアクセス許可の委任」を参照してください。その他の構成変更を行う場合は、RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーシップのみが必要です。
トポロジ情報をマージするには
トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。
Standard Edition サーバーまたはフロントエンド サーバーからトポロジ ビルダーを開くには、[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Microsoft Lync Server 2010] をクリックし、[Lync Server トポロジ ビルダー] をクリックします。
[既存の展開からトポロジをダウンロードする] を選択し、[OK] をクリックします。
[トポロジに名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、使用するトポロジ ビルダーのファイルを選択し、[保存] をクリックします。
[操作] ウィンドウで、[2007 または 2007 R2 トポロジのマージ] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[エッジ セットアップの指定] で、[追加] をクリックします。
![[エッジ セットアップの指定] ダイアログ ボックス](images/gg398172.cb37d759-d72f-4a79-9270-6f9d1020e35a(ocs.14).jpg "[エッジ セットアップの指定] ダイアログ ボックス")
[エッジ バージョンの指定] で、[Office Communications Server 2007 エッジ サーバー] を選択します。
![[エッジ バージョンの指定] ダイアログ ボックス](images/gg425773.a148837c-9583-40dd-8569-51f790cbf91b(ocs.14).jpg "[エッジ バージョンの指定] ダイアログ ボックス")
[内部エッジ設定の指定] に、エッジ プールの内部の完全修飾ドメイン名 (FQDN) とポートを必要に応じて入力し、[次へ] をクリックします。
![[内部エッジ サーバー設定の指定] ダイアログ ボックス](images/gg425773.f49a8428-898f-4ae0-8fc2-36de5b968fc5(ocs.14).jpg "[内部エッジ サーバー設定の指定] ダイアログ ボックス")
[フェデレーション設定の指定] で、[このアクセス エッジは、フェデレーションとパブリック IM 接続に使用します] を選択します。複数のエッジ サーバーを展開している場合は、いずれか 1 つのエッジ サーバーのみがフェデレーションに対して有効になります。このチェック ボックスをオンにしないで、フェデレーションを後で有効にする場合は、トポロジ ビルダー マージ ウィザードを再度実行して、トポロジを再度公開する必要があります。
![[フェデレーション設定の指定] ダイアログ ボックス](images/gg425773.9c62f88a-80f7-4f92-b482-e1a87dac001a(ocs.14).jpg "[フェデレーション設定の指定] ダイアログ ボックス")
[次ホップの指定] に、環境内の次ホップの場所を表す FQDN を入力します。次の図に、Office Communications Server 2007 の展開のレガシ ディレクターを示します。[完了] をクリックします。
![[次ホップの指定] ダイアログ ボックス](images/gg425773.5d2931eb-b9ce-4ade-85cf-2c09a86aadff(ocs.14).jpg "[次ホップの指定] ダイアログ ボックス")
[エッジ セットアップの指定] で、すべての Communications Server 2007 エッジ サーバーが追加されている場合は、[次へ] をクリックします。Communications Server 2007 エッジ サーバーをさらに追加する場合は、手順 6 ～ 10 を繰り返します。
![トポロジのマージ、[エッジ セットアップの指定] ダイアログ ボックス](images/gg425773.82c6ea71-5682-4c3c-8fcf-72be27888d9b(ocs.14).jpg "トポロジのマージ、[エッジ セットアップの指定] ダイアログ ボックス")
[内部 SIP ポートの指定] で、既定の設定を選択します (つまり、既定の SIP ポート変更しなかった場合)。既定のポート 5061 を使用しない場合は、設定を必要に応じて変更し、[次へ] をクリックします。
[概要] で、[次へ] をクリックしてトポロジのマージを開始します。
![トポロジのマージ、[概要] ダイアログ ボックス](images/gg425773.40f716ee-0386-4abc-ba12-08e9e04ebe2c(ocs.14).jpg "トポロジのマージ、[概要] ダイアログ ボックス")
ウィザードのページでトポロジのマージが成功したことを確認します。
.jpg "トポロジのマージの成功ダイアログ ボックス")
[状態] 列の値が "成功" になっていることを確認し、[完了] をクリックします。
.jpg "トポロジのマージ、インポート状況ダイアログ ボックス")
トポロジ ビルダーの左ウィンドウに BackCompatSite と表示されます。これは、Office Communications Server 2007 環境が Lync Server 2010 にマージされたことを示すものです。
.jpg "トポロジ ビルダー、マージ後の新しい BackCompat")
[操作] ウィンドウで、[トポロジの公開] を選択し、[次へ] をクリックします。
公開ウィザードの実行が完了したら、[完了] をクリックしてウィザードを閉じます。
.jpg "トポロジ ビルダー、公開ウィザードの完了")
.gif "note")
注:次のトピックの「ポリシーと設定のインポート (Office Communications Server 2007)」を完了して、レガシ ポリシーの設定が Lync Server 2010 にインポートされたことを確認することが重要です。