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移行コマンドレットを実行する (Office Communications Server 2007 の移行)

 

トピックの最終更新日: 2011-04-06

移行プロセスは、一連の Lync Server 管理シェル コマンドレットによって実行されます。

Merge-CsLegacyTopology コマンドレットを使用すると、信頼済みサービス エントリと構成設定を Microsoft Office Communications Server 2007 から Microsoft Lync Server 2010 に移行できます。このコマンドレットは、Office Communications Server 2007 から移行される情報を含む出力ファイルを作成します。このファイルは後で、これらの情報を Lync Server 2010中央管理ストアに発行するのに使用されます。また、Merge-CsLegacyTopology コマンドレットを使用すると、エッジ サーバー情報を含む XML ファイルを入力できます。エッジ サーバー情報をインポートしない場合は、次の操作手順の手順 2 から UserInputFileName D:\input.xml パラメーターを削除します。

important重要:
移行コマンドレットを実行する前に、使用するアカウントが RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであることを確認してください。

移行の手順は、次のとおりです。

  1. Lync Server 管理シェルがインストールされているコンピューターに、RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとして、または「セットアップのアクセス許可の委任」に説明されている必要なユーザー権限を使用してログオンします。

  2. Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

  3. 次のように実行します。

    Merge-CsLegacyTopology -TopologyXmlFileName D:\output.xml -UserInputFileName D:\input.xml

    D:\output.xml は、Merge-CsLegacyTopology が出力ファイルを書き込むパスです。D:\input.xml は、Merge-CsLegacytopology が Edge Server input.xml ファイル (既に定義済み) を検索するパスです。実際の環境に合わせてこれらのパスを変更します。

  4. 次のように実行します。

    Publish-CsTopology -FileName D:\output.xml

  5. 次のように実行します。

    Enable-CsTopology
    note注:
    この手順が正常終了したことを確認するには、「トポロジ情報を確認する (Office Communications Server 2007 の移行)」を参照してください。

  6. 次のように実行します。

    Import-CsLegacyConfiguration
    note注:
    次の図に示すような警告が表示されることがあります。この警告は、レガシ ポリシーの設定名に、アンダースコアに置き換えられる文字が含まれていることを示すものです。この警告は無視してもかまいません。このポリシーの設定名は、Office Communications Server 2007 に含まれる既定のポリシーです。Lync Server 2010 は、このポリシーをインポートしますが、問題のある文字はアンダースコアに置き換えられます。

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  7. 「従来のエッジ サーバーへのパイロット スタックの接続 (Office Communications Server 2007)」の手順に従って、パイロット スタックをレガシ エッジ サーバーに接続します。

マージが完了したので、トポロジ ビルダーと Lync Server コントロール パネルを使用して、プールを管理したり、横並びのトポロジの全体像を確認したりできます。移行が完了した後、追加で実行する必要がある手順については、「フェーズ 6: パイロット スタックの移行を確認する (Office Communications Server 2007 の移行)」を参照してください。