App-V パッケージ アクセラレータを作成する方法
適用対象: Application Virtualization 4.6 SP1
App-V パッケージ アクセラレータを使用して、新しい仮想アプリケーション パッケージを自動的に生成することができます。作成したパッケージ アクセラレータは、再利用したり共有したりすることができます。パッケージ アクセラレータの詳細については、「App-V パッケージ アクセラレータについて (App-V 4.6 SP1)」を参照してください。App-V パッケージ アクセラレータの作成は、通常、上級構成タスクです。パッケージ アクセラレータには、パスワードとユーザー固有の情報が含まれていることがあります。そのため、パッケージ アクセラレータ、および関連するインストール メディアを安全な場所に保存してください。また、パッケージ アクセラレータを作成した後でデジタル署名を付け、App-V パッケージ アクセラレータが適用されるときに発行元が検証されるようにする必要があります。
場合によっては、パッケージ アクセラレータを作成するときに、Sequencer を実行しているコンピュータのローカルにアプリケーションをインストールしなければならないことがあります。まず、インストール メディアを使って、パッケージアクセラレータの作成を試してみます。必要なファイルが多数不足している場合は、Sequencer を実行しているコンピュータのローカルにアプリケーションをインストールしてから、パッケージ アクセラレータの作成を続けてください。
重要
ここで説明している手順に従う前に、次の操作を行う必要があります。
- パッケージ アクセラレータの作成に必要な仮想アプリケーション パッケージを、Sequencer を実行しているコンピュータのローカルにコピーします。
- 仮想アプリケーション パッケージに関連付けられている、必要なすべてのインストール ファイルを、Sequencer を実行しているコンピュータにコピーします。
重要
免責事項: Microsoft Application Virtualization Sequencer によって、パッケージ アクセラレータを作成するのに使用するソフトウェア アプリケーションのライセンス権が付与されることは一切ありません。そのようなアプリケーションのエンド ユーザー ライセンスのすべての条項を遵守する必要があります。該当するソフトウェア アプリケーションのライセンス条項によって、Application Virtualization Sequencer を使用したパッケージ アクセラレータの作成が許可されていることを、必ずユーザーの責任において確認してください。
App-V パッケージ アクセラレータを作成するには
App-V Sequencer がインストールされているコンピュータで、[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Application Virtualization]、[Microsoft Application Virtualization Sequencer] の順にクリックし、App-V Sequencer を起動します。
App-V Sequencer で、[ツール] メニューの [パッケージ アクセラレータの作成] をクリックし、App-V パッケージ アクセラレータの作成ウィザードを起動します。
[パッケージの選択] ページで [参照] をクリックし、パッケージ アクセラレータの作成に使用する既存の仮想アプリケーション パッケージ (.sprj ファイル) を指定します。
ヒント
使用する仮想アプリケーション パッケージに関連付けられているファイルを、Sequencer を実行しているコンピュータのローカルにコピーします。
[次へ] をクリックします。
[インストール ファイル] ページで [参照] をクリックし、元の仮想アプリケーション パッケージを作成するのに使用したインストール ファイルのあるフォルダを選択します。
ヒント
必要なインストール ファイルを含むフォルダを、Sequencer を実行しているコンピュータにコピーします。
Sequencer を実行しているコンピュータに、アプリケーションを既にインストールしている場合は、[ローカル システムにインストールされたファイル] を選択して、インストール ファイルを指定します。このオプションを選択するには、アプリケーションが既定のインストール場所にインストールされている必要があります。
[情報を集めています] ページで、このウィザードの [インストール ファイル] ページで指定した場所に見つからなかったファイルを確認します。表示されたファイルが必要ない場合は、[これらのファイルを削除する] を選択して [次へ] をクリックします。表示されたファイルが必要な場合は [前へ] をクリックし、[インストール ファイル] ページで指定したディレクトリに、該当するファイルをコピーします。
注意
このウィザードの次のページに進むには、不必要なファイルを削除するか、[前へ] をクリックして必要なファイルを見つけてコピーする必要があります。
[ファイルの選択] ページで、検出されたファイルをよく確認して、パッケージ アクセラレータから除去する必要のあるファイルの選択を解除します。アプリケーションを正常に実行するのに必要なファイルだけを選択して、[次へ] をクリックします。
[アプリケーションの確認] ページで、パッケージをビルドするのに必要なインストール ファイルがすべて表示されていることを確認します。このパッケージ アクセラレータを使用して新しいパッケージを作成するときに、[アプリケーション] ウィンドウに表示されているすべてのインストール ファイルが必要になります。
別のインストーラ ファイルを追加する場合は、[追加] をクリックします。不必要なインストール ファイルを削除するには、そのインストーラ ファイルを選択して [削除] をクリックします。インストーラのプロパティを編集するには、[編集] をクリックします。ここで指定したインストール ファイルは、このパッケージ アクセラレータを使用して新しい仮想アプリケーション パッケージを作成するときに必要になります。表示された情報を確認し終わったら、[次へ] をクリックします。
[ガイダンスの選択] ページで [参照] をクリックし、パッケージ アクセラレータに関する情報を含むファイルを指定します。たとえば、Sequencer を実行しているコンピュータを構成する方法、ターゲット コンピュータのアプリケーションの前提条件、一般的な注意事項などを含むファイルを選択します。パッケージ アクセラレータを正しく適用するのに必要な情報をすべて含めてください。選択するファイルは、リッチ テキスト (.rtf) 形式かテキスト (.txt) 形式でなければなりません。[次へ] をクリックします。
[パッケージ アクセラレータの作成] ページで [参照] をクリックし、作成したパッケージ アクセラレータを保存する場所を指定します。
[完了] ページで [閉じる] をクリックし、パッケージ アクセラレータの作成ウィザードを閉じます。
重要
パッケージ アクセラレータをセキュリティで保護し、適用するときにその発行元が検証されるように、必ずパッケージ アクセラレータにデジタル署名を付けてください。
参照:
タスク
App-V パッケージ アクセラレータを作成する方法
パッケージ アクセラレータを適用して仮想アプリケーション パッケージを作成する方法
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