ユーザー プロファイル ストアをクロールする (FAST Search Server 2010 for SharePoint)

 

適用先: FAST Search Server 2010

トピックの最終更新日: 2014-10-09

ひとの検索を構成する (FAST Search Server 2010 for SharePoint)」に書かれている指示に従った後で、ひとへのコンテンツ ソースを FAST Search Query Search Service アプリケーションに追加して、ユーザー プロファイル ストアをクロールできます。

プロファイル ストアをクロールする

プロファイル ストアをクロールする前に、既定のコンテンツ アクセス アカウントに割り当てられているユーザー アカウントが User Profile Service アプリケーションの管理者であることを確認しておくとよいでしょう。

User Profile Service アプリケーションに管理者を追加するには

  1. [サービス アプリケーションの管理] ページで、User Profile Service アプリケーションを含む行をクリックし、リボンの [管理者] をクリックします。

  2. [User Profile Service アプリケーションの管理者] ダイアログ ボックスの [アカウントまたはグループを追加するには] ボックスに、追加するユーザー アカウントを domain\user name の形式で入力します。

  3. [追加] をクリックします。

  4. [権限] リスト ボックスで、[フル コントロール] チェックボックスをオンにします。

  5. [OK] をクリックします。

コンテンツ ソースを作成し、プロファイル ストアをクロールする

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが、FAST Search Query Search Service アプリケーションの管理者であることを確認します。

  2. サーバーの全体管理 Web サイトのホーム ページにある [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーションの管理] ページで、[FAST Search Query Search Service アプリケーション] の名前をクリックします。

  4. [検索管理] ページで、[クロール中] の [コンテンツ ソース] をクリックします。

  5. [コンテンツ ソースの管理] ページで、[新しいコンテンツ ソース] をクリックします。

  6. [コンテンツ ソースの追加] ページの [名前] セクションに、このコンテンツ ソースの名前を入力します。

  7. [コンテンツ ソースの種類] セクションで、[SharePoint サイト] が選択されていることを確認します。

  8. [開始アドレス] セクションに、「sps3://hostname」と入力します (hostname はサーバー ファームのホスト名です)。

  9. [クロールのスケジュール] セクションで、必要に応じて、フル クロールと増分クロールのスケジュールを作成します。

  10. [フル クロールの開始] セクションで、[このコンテンツ ソースのフル クロールを開始] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

プロファイル ストアのクロールを確認する

  1. FAST Search Query Search Service アプリケーションの [検索管理] ページのサイド リンク バーで、[検索管理] をクリックします。

    注意

    クロール ログを参照して、クロールに関するエラーが発生していないかどうかを確認することをお勧めします。

  2. [クロール] の [クロール ログ] をクリックします。

  3. [クロール履歴] セクションの [更新] ボタンをクリックして、クロールの状態を更新します。

    コンテンツ ソースのクロールが終了したら、[エラー] 列に 0 が表示されていることを確認します。エラーが発生した場合、[すべてのエラー] 列の数字は 0 よりも大きくなります。その場合は、[エラー] 列の数字をクリックして、そのコンテンツ ソースのクロール ログを表示します。そうではなく、エラーが発生しなかった場合は、「省略可能な手順」に進んでください

    注意

    クロール ログに認証エラーの発生が記録されているときは、「User Profile Service アプリケーションに管理者を追加するには」の手順に従うか、User Profile Service アプリケーションの既存の管理者のアカウントを使用してクローラーを認証するためのクロール ルールを作成することにより、問題を解決できます。クロール ルールの作成方法の詳細については、「クロール ルールを作成する」を参照してください。

省略可能な手順

以下の手順は省略できます。

クロール ルールを作成する

既定のコンテンツ アクセス アカウントとして割り当てたアカウントが、User Profile Service アプリケーションの管理者ではない場合は、クローラーが User Profile Service アプリケーションに対して認証するときに使用できるクロール ルールを作成することをお勧めします。

注意

この手順は、前の「User Profile Service アプリケーションに管理者を追加するには」のセクションに示されている手順を実行した場合は、必要ありません。

  1. サーバーの全体管理のホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  2. [サービス アプリケーションの管理] ページで、[FAST Search Query Search Service アプリケーション] の名前をクリックします。

  3. [検索管理] ページの [クロール] セクションで、[クロール ルール] をクリックします。[クロール ルールの管理] ページが表示されます。

  4. [クロール ルールの管理] ページの [新しいクロール ルール] をクリックします。

  5. [パス] セクションの [パス] ボックスに、User Profile Service アプリケーションの開始アドレスを sps3://hostname 形式で入力します。hostname は、サーバー ファームのホスト名です。

  6. [クロールの構成] セクションで、[このパスにあるアイテムをすべて含める] を選択します。

  7. [認証の指定] セクションで、[別のコンテンツ アクセス アカウントを指定する] を選択します。

  8. 表示された [アカウント] ボックスに、User Profile Service アプリケーションの管理者であるユーザー アカウントの名前を domain\user の形式で入力します。

  9. [パスワード] ボックスと [パスワードの確認] ボックスにパスワードを入力します。

  10. [OK] をクリックします。