ユーザーのテレフォニーの構成
トピックの最終更新日: 2010-12-14
テレフォニー設定は、Lync Server コントロール パネル で構成可能な、ユーザーのユーザー アカウントの個別設定の一部です (Microsoft Lync Server 2010 で個々のユーザーが有効であり、組織がテレフォニーをサポートしている場合)。
Lync Server 2010 ユーザーのテレフォニー オプションには、次の内容が含まれます。
[音声ビデオを無効にする] 音声およびビデオによる通話はできません。
[PC 間のみ] PC 間の音声通話またはビデオ通話のみが可能です。
エンタープライズ VoIP Lync Server 2010 インフラストラクチャを使用してすべての着信と発信をルーティングできます。 また、PC 間の通話も可能です。
リモート通話コントロール Lync Server 2010 を使用してデスクトップ電話を制御できます。また、PC 間の通話も可能です。
組織のテレフォニーの構成の詳細については、「展開」のドキュメントの「ユーザーのテレフォニーの構成」および「エンタープライズ VoIP の展開」を参照してください。
特定のユーザー アカウントのテレフォニーを構成するには
CsUserAdministrator または CsAdministrator の役割に割り当てられているユーザー アカウントから、内部展開の任意のコンピューターにログオンします。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [ユーザー] をクリックします。
[ユーザーの検索] ボックスに、検索するユーザー アカウントの表示名、名、姓、セキュリティ アカウント マネージャー (SAM) のアカウント名、SIP アドレス、または回線 URI (Uniform Resource Identifier) の全部または最初の一部を入力して、[検索] をクリックします。
表中の変更するユーザー アカウントをクリックします。
[編集] メニューの [変更] をクリックします。
[テレフォニー] で次の操作を行います。
ユーザーの音声通話およびビデオ通話を無効にするには、[音声ビデオを無効にする] をクリックします。
ユーザーの PC 間の音声通信を有効にするが、リモート通話コントロールやエンタープライズ VoIP は有効にしない場合は、[PC 間のみ] をクリックします。 ユーザーが PC 間の音声通信に使用する電話の [回線 URI] の値を指定します。
サービス ポリシーのクラスに従って Lync Server 2010 インフラストラクチャを使用し、PC 間の音声通信を含むユーザーの通話をルーティングするには、[エンタープライズ VoIP] をクリックします。 [回線 URI] でエンタープライズ VoIP の電話番号を指定します。 [ダイヤル プラン ポリシー] と [音声ポリシー] で、ユーザーの適切なポリシーを指定します。 ユーザーのダイヤルした電話番号を E.164 形式に変換するための正規化ルールを指定するには、[場所のポリシー] で適切な場所のプロファイルを選択します。
ユーザーが Lync Server 2010 から自分のデスクトップ電話を制御して PC 間通話および PC と電話間の通話を行うことができるようにするリモート通話コントロールを有効にするには、[リモート通話コントロール] をクリックします。 [回線 URI] でリモート通話コントロールの電話番号を指定します。 通話ルーティングを行うには、ユーザーがデスクトップ電話と構内交換機 (PBX) を持っている必要があります。