Exchange Online の共有メールボックス

Exchange Online
 

適用先:Exchange Online

トピックの最終更新日:2017-10-09

共有メールボックスは、複数のユーザーが使用して電子メール メッセージを読んだり送信したりできるメールボックスです。共有メールボックスを使用すると、共通の予定表が提供され、複数のユーザーが休暇や勤務シフトのスケジュールを設定して表示できるようになります。

共有メールボックスは、モバイル デバイスでサポートされていません。

共有メールボックスを設定する理由を以下に示します。

  • info@contoso.com や sales@contoso.com などの一般的な電子メール アドレスを提供し、お客様がそれを使用して会社について質問できるようになります。

  • 従業員に集中型のサービスを提供する部門 (ヘルプ デスク、人事、印刷サービスなど) のスタッフが従業員の質問に対応できるようになります。

  • 複数のユーザーが、電子メール アドレス (特にヘルプ デスクが使用するアドレスなど) を監視したり返信したりできるようになります。

共有メールボックスを使用すると、特定のグループのユーザーによるパブリック電子メール アドレスのような共通のアカウント (info@contoso.com、contact@contoso.com など) からの電子メールの送信、およびこれらの電子メールの監視が容易になります。グループ内のユーザーが共有メールボックスに送信されたメッセージに返信すると、その電子メールは個人ユーザーからではなく、共有メールボックスから送信された電子メールとして表示されます。

共有メールボックスは、問い合わせを監視しこれに対応する責任を組織の何人かで共有できるので、お客様の電子メールによる問い合わせを処理するのに最適な方法です。お客様は問い合わせに対する回答を速やかに得ることができ、関連する電子メールは 1 つのメールボックスに保存されます。

共有メールボックスには、ユーザー メールボックスにあるような、独自のユーザー名とパスワードがありません。Outlook、Outlook Web App、Exchange ActiveSync、Exchange Web サービス (EWS)、またはその他の Exchange プロトコルを使用して、共有メールボックスに直接サインインすることはできません。まず共有メールボックスへのアクセス許可を取得し、その後 Outlook または Outlook Web App を使用してアクセスします (開きます)。

重要重要:
共有メールボックスにアクセスするには、ユーザーが Exchange Online ライセンスを持っている必要があります。共有メールボックスの使用には、特別なライセンスは必要ありません。

共有メールボックスと一緒に以下のアクセス許可が使用できます。

  • [フル アクセス]   [フル アクセス] アクセス許可を使用すれば、共有メールボックスを開いて、そのメールボックスの所有者として作業できます。共有メールボックスにアクセスした後、ユーザーは予定表アイテムを作成したり、電子メール メッセージの読み取り、表示、削除、変更を行ったり、タスクと予定表の連絡先を作成することができます。ただし、[フル アクセス] アクセス許可を持っているユーザーは、[メールボックス所有者として送信する] または [代理人として送信する] アクセス許可も持っている場合に限り、共有メールボックスから電子メールを送信できます。

  • [メールボックス所有者として送信する]   [メールボックス所有者として送信する] アクセス許可を使用すれば、メールの送信時に共有メールボックスを代理で処理できます。たとえば、Kweku が共有メールボックス Marketing Department にログインして電子メールを送信すると、Marketing Department が電子メールを送信したかのように見えます。

  • [代理人として送信する]   [代理人として送信する] アクセス許可を使用すれば、共有メールボックスの代わりに電子メールを送信できます。たとえば、John が共有メールボックス Reception Building 32 にログインして電子メールを送信すると、メールが「Reception Building 32 の代わりに John」によって送信されたように見えます。EAC では [代理人として送信する] アクセス許可を付与できないため、Set-Mailbox コマンドレットを GrantSendonBehalf パラメーターと一緒に使用する必要があります。

メモメモ:
共有メールボックスの Outlook プロファイルを設定するための、共有メールボックスへのフル アクセス許可を持つユーザー アカウントの使用は、完全にサポートされています。

Exchange 管理センター (EAC) を使用すると、1 つの手順で共有メールボックスを作成できます。[受信者] > [共有メールボックス] の順に移動するだけで、共有メールボックスの管理タスクがすべて表示されます。詳細については、「共有メールボックスを作成する」を参照してください。

共有メールボックスへのアクセス許可を作成して割り当てると、ユーザーは Outlook または Outlook Web App を使用して共有メールボックスにアクセスできます。詳細については、以下を参照してください。

以前のバージョンの Exchange Online では、通常のユーザー メールボックスを委任メールボックスとして使用できました。委任したメールボックスがある場合、Exchange 管理シェル を使用して委任メールボックスを共有メールボックスに変換できます。詳細については、「メールボックスを変換する」を参照してください。

 

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