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NS$instance_name: Events オブジェクト

NS$instance_name: Events オブジェクトはアプリケーションレベルのカウンタを提供します。これらのカウンタは、データベース サーバーにクエリを実行して、アプリケーションのイベントやイベント バッチを監視します。これらのカウンタは、ジェネレータを実行するサーバーでのみ利用できます。

カウンタ

説明

目的

Event Batches Awaiting Generation

コミットされていて、まだジェネレータが処理していないイベント バッチの数。

このカウンタを更新するために、ジェネレータを有効にし、実行しておく必要があります。

アプリケーションのイベント バッチで発生した可能性のあるバックログの識別に使用します。

Event Batches In Collection

処理中でまだコミットされていないイベント バッチの数。

ms166512.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

このカウントには、中止されたイベント バッチも含まれます。

イベント コレクションの現在の利用状況を調べるために使用します。

Event Batches Submitted

アプリケーションの起動後に送信したイベント バッチの数。

各アプリケーションが処理するイベント バッチの量を分析するために使用します。

無効データ削除 (データベースからデータを削除する処理) が、このカウンタの値に影響します。

Total Events

アプリケーションの起動後に受信したイベントの数。

各アプリケーションが受信するイベントの量を分析するために使用します。

無効データ削除 (データベースからデータを削除する処理) が、このカウンタの値に影響します。

イベント カウンタは、ジェネレータがホストするパフォーマンス監視スレッドを使用して、定期的に更新されます。更新期間は、アプリケーション定義ファイル (ADF) の PerformanceQueryInterval 要素で指定します。

カウンタを選択後、インスタンスを選択します。インスタンスがホストするすべてのアプリケーションのすべてのイベントの値を返す [すべてのインスタンス] を選択するか、または特定のイベント インスタンスを選択できます。イベント インスタンス名は、stock:stockevents など、アプリケーション名とイベント クラス名の組み合わせです。

ms166512.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
パフォーマンス カウンタのインスタンスを利用できるのはインスタンスの実行中だけです。

参照

概念

Notification Services パフォーマンス オブジェクト
アプリケーションの実行設定の指定

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手