Share via


XML 入力ファイルを作成する方法

経験豊かな XML 開発者の場合、データベース エンジン チューニング アドバイザで使用できる XML 形式のファイルを作成して、ワークロードをチューニングできます。このような XML ファイルを作成するには、使い慣れた XML ツールを使用してサンプル ファイルを編集するか、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマからインスタンスを生成します。

データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマは、Microsoft SQL Server インストールの次の場所から入手できます。

C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\Tools\Binn\schemas\sqlserver\2004\07\dta\dtaschema.xsd

データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマは、この Microsoft Web サイトからもオンラインで入手できます。

この URL から、多くの SQL Server XML スキーマを入手できるページに移動できます。データベース エンジン チューニング アドバイザの行までページを下にスクロールします。

XML 入力ファイルを作成してワークロードをチューニングするには

  1. ワークロードを作成します。SQL Server Profiler の Tuning テンプレートを使用してトレース ファイルまたはトレース テーブルを使用できます。または、SQL Server の代表的なワークロードを再現する Transact-SQL スクリプトを作成できます。詳細については、「ワークロードを作成する方法」を参照してください。

  2. 次のいずれかの方法で、XML 入力ファイルを作成します。

    • XML 入力ファイルのサンプル (DTA) の 1 つをコピーし、使い慣れた XML エディタに貼り付けます。SQL Server インストールに適切な引数を指定するために値を変更し、XML ファイルを保存します。

    • 使い慣れた XML ツールを使用して、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマからインスタンスを生成します。

  3. XML 入力ファイルを作成した後、その XML 入力ファイルを dta コマンド ライン ユーティリティへの入力として使用して、ワークロードをチューニングします。このユーティリティでの XML 入力ファイルの使用の詳細については、「dta ユーティリティを使用してデータベースをチューニングする方法」を参照してください。

注意

XML 入力ファイル内で直接指定されるワークロードであるインライン ワークロードを使用する場合、サンプル インライン ワークロードを使用した XML 入力ファイルのサンプル (DTA) を使用します。

セキュリティ

データベース エンジン チューニング アドバイザを使用するための権限については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの初期化」を参照してください。