Windows 10 での LOB アプリのサイドローディング
Windows 10 での基幹業務アプリのサイドローディング。
"基幹業務" (LOB) アプリは、多様な企業や組織で使われています。それぞれの企業に特有の問題を解決するため、組織ではこのようなアプリを重視しています。
アプリをサイドローディングすると、署名されたアプリ パッケージをデバイスに展開します。これらのアプリの署名、ホスティング、配置は維持されます。サイドローディングは、Windows 8 と Windows 8.1 でも使うことができました。
Windows 10 では、以前のバージョンの Windows とはサイドローディングの動作が異なります。
企業のポリシーか [設定] を使って、デバイスのサイドローディングをロック解除できます。
ライセンス キーは必要ありません。
デバイスをドメインに参加させる必要はありません。
必要なことは以下のとおりです。
デバイスはサイドローディングがロック解除されている必要がある (ロック解除のポリシーが有効である)
アプリに割り当てられた証明書
署名済みのアプリ パッケージ
また、必要な作業は以下のとおりです。
サイドローディングを有効にする - MDM プロバイダーでポリシーをプッシュすることも、[設定] を使うこともできます。
アプリを信頼する - ローカル デバイスに、セキュリティ証明書をインポートします。
アプリをインストールする - PowerShell を使って、アプリ パッケージをインストールします。
管理対象または管理対象外のデバイスでアプリをサイドローディングすることができます。
管理対象デバイスのサイドローディングを有効にするには
- 企業のポリシーを展開します。
管理対象外デバイスのサイドローディングを有効にするには
[設定] を開きます。
[更新とセキュリティ] > [開発者向け] をクリックします。
[開発者向け機能を使う] で、[アプリのサイドロード] を選択します。
セキュリティ証明書をインポートするには
appx パッケージのセキュリティ証明書を開き、[証明書のインストール] を選択します。
証明書のインポート ウィザードで、[ローカル コンピューター] を選択します。
証明書を [信頼されたルート証明機関] フォルダーにインポートします。
- または -
ランタイム プロビジョニング パッケージを使って、セキュリティ証明書をインポートします。Windows 10 デバイスにプロビジョニング パッケージを適用する方法については、「プロビジョニング パッケージをビルドして適用する」をご覧ください。
アプリをインストールするには
- appx パッケージがあるフォルダーから、PowerShell
Add-AppxPackage
コマンドを実行して、appx パッケージをインストールします。
管理対象または管理対象外のデバイスでアプリをサイドローディングすることができます。
管理対象デバイスのサイドローディングを有効にするには
- 企業のポリシーを展開します。
管理対象外デバイスのサイドローディングを有効にするには
[設定] を開きます。
[更新とセキュリティ] > [開発者向け] をクリックします。
[開発者向け機能を使う] で、[アプリのサイドロード] を選択します。
管理対象デバイスのセキュリティ証明書をインポートするには
appx パッケージのセキュリティ証明書を開き、[証明書のインストール] を選択します。
証明書のインポート ウィザードで、[ローカル コンピューター] を選択します。
証明書を [信頼されたルート証明機関] フォルダーにインポートします。
管理対象外デバイスのセキュリティ証明書をインポートするには
- ランタイム プロビジョニング パッケージを使って、セキュリティ証明書をインポートします。Windows 10 モバイル デバイスにプロビジョニング パッケージを適用する方法については、「プロビジョニング パッケージをビルドして適用する」をご覧ください。
アプリをインストールするには
メールから、xap、appx、または appx バンドル パッケージをタップします。
- または -
デスクトップに接続されたモバイル デバイスで、ファイル システムから xap、appx、または appx バンドル パッケージをクリックしてアプリをインストールします。