リモート コード実行に対処するための Windows メディアのセキュリティ更新プログラム (3143146)
公開日: 2016 年 3 月 8 日 |更新日: 2016 年 4 月 7 日
バージョン: 1.2
概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。 この脆弱性により、ユーザーが Web サイトでホストされている特別に細工されたメディア コンテンツを開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。
このセキュリティ更新プログラムは、サポートされているすべてのエディションの Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、および Windows 10 で重大と評価されます。 詳細については、「影響を受けるソフトウェア」セクションを参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは、Windows がメディア ライブラリ内のリソースを処理する方法を修正することで、この脆弱性を解決します。
注: Windows Server オペレーティング システムでは、Windows Media は既定では有効になっていません。 Windows サーバーでは、デスクトップ エクスペリエンス機能が有効になっている場合に有効になります。 その結果、Windows Media の更新プログラムは、デスクトップ エクスペリエンスが有効になっている場合にのみ適用されます。
Microsoft Windows には、複数のリモート コード実行の脆弱性が存在します。 この脆弱性により、ユーザーが Web サイトでホストされている特別に細工されたメディア コンテンツを開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者は、この脆弱性を悪用するために、Web サイトでメディア コンテンツをホストしたり、電子メールで添付ファイルを送信したりして、ユーザーにそのコンテンツを開くよう誘導する可能性があります。
セキュリティ更新プログラムの展開情報については、「エグゼクティブの概要」で参照されている Microsoft サポート技術情報の記事を参照してください。
謝辞
Microsoft は、連携した脆弱性の開示を通じてお客様を保護するのに役立つセキュリティ コミュニティの人々の取り組みを認識しています。 詳細については、「 受信確認 」を参照してください。
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リビジョン
V1.0 (2016 年 3 月 8 日): セキュリティ情報が公開されました。
V1.1 (2016 年 3 月 10 日): Windows 8.1 および Windows RT 8.1 で置き換えられた更新を修正しました。 これは情報の変更のみです。
V1.2 (2016 年 4 月 7 日): デスクトップ エクスペリエンス機能が有効になっている場合にのみ Windows Server オペレーティング システムで Windows Media が有効になっていることを明確にするためのメモを追加しました。 これは情報の変更のみです。