マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-138 - 重要

Microsoft 仮想ハード ディスク ドライバー用のセキュリティ更新プログラム (3199647)

公開日: 2016 年 11 月 9 日 | 最終更新日: 2016 年 12 月 14 日

バージョン: 2.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。Windows 仮想ハード ディスク ドライバーが、特定のファイルに対するユーザー アクセスを正しく処理していません。攻撃者はこの脆弱性を悪用して、ユーザーの使用が想定されていない場所にあるファイルを操作する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、Windows 10、および Windows Server 2016 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、カーネル API がこれらのファイルへのアクセスを制限する方法を修正することで、これらの脆弱性を解決します。

この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。この更新プログラムの詳細についてはマイクロソフト サポート技術情報 3199647 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

オペレーティング システム

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7223

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7224

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7225

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7226

置き換えられる更新プログラム*

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185331

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185331

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3197876)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows Server 2012
(3197877)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185332

Windows Server 2012 R2
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows Server 2012 R2
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185331

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[1]
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185331

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3198585)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3192440

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3198585)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3192440

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [2]
(3198586)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3192441

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [2]
(3198586)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3192441

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [2]
(3200970)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3194798

Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems [2]
(3200970)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3194798

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64-based Systems [2]
(3200970)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3194798

Server Core インストール オプション

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3197876)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3197877)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185332

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

対象外

対象外

3185331

Windows Server 2016 for x64-based Systems (Server Core インストール)[2]
(3200970)

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要 
特権の昇格

重要
特権の昇格

3194798

[1]この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手できます。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、 Microsoft Update カタログから入手できます。

[3]2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムの提供モデルを変更します。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。

注: このセキュリティ情報で説明している脆弱性は、Windows Server 2016 Technical Preview 5 に影響を及ぼします。マイクロソフトは、脆弱性から保護するために、このオペレーティング システムをご利用のお客様に最新の更新プログラムの適用を推奨しています。これは、Windows Update を介して入手できます。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

複数の VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性

Windows 仮想ハード ディスク ドライバーが特定のファイルに対するユーザー アクセスを正しく処理しない場合に、複数の特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ユーザーの使用が想定されていない場所にあるファイルを操作する可能性があります。

これらの脆弱性を悪用するには、攻撃者はローカル システムにアクセスして、そのシステム上で特別に細工されたアプリケーションを実行できる必要があります。

このセキュリティ更新プログラムは、カーネル API がこれらのファイルへのアクセスを制限する方法を修正することで、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性

CVE-2016-7223

なし

なし

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性

CVE-2016-7224

なし

なし

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性

CVE-2016-7225

なし

なし

VHD ドライバーの特権の昇格の脆弱性

CVE-2016-7226

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。


マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/11/09): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V2.0 (2016/12/14): このセキュリティ情報ページを更新し、11 月のセキュリティのみの更新プログラムをインストールする際に特定のお客様で発生した置き換えの問題を解決するために、次の更新プログラムの検出を変更し再リリースしたことをお知らせしました。

    今回の更新は検出の変更のみです。更新プログラムのファイルへの変更はありません。既に正常に更新プログラムをインストールされたお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。詳細については、対応するマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

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