マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-140 - 重要

ブート マネージャー用のセキュリティ更新プログラム (3193479)

公開日: 2016 年 11 月 9 日 | 最終更新日: 2016 年 12 月 14 日

バージョン: 2.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、物理的に存在する攻撃者が影響を受けたブート ポリシーをインストールした場合に、セキュリティ機能のバイパスが起こる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、Windows 10 および Windows Server 2016 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受けたブート ポリシーをファームウェアで取り消すことで、この脆弱性を解決します。脆弱性についての詳しい情報は、「脆弱性情報」のセクションを参照してください。

この更新プログラムの詳細についてはMicrosoft サポート技術情報 3193479を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

オペレーティング システム

セキュア ブート コンポーネントの脆弱性 – CVE-2016-7247

置き換えられる更新プログラム*

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185331

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185331

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3197876)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows Server 2012
(3197877)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185332

Windows Server 2012 R2
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows Server 2012 R2
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185331

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[1]
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185331

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3198585)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3192440

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3198585)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3192440

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [2]
(3198586)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3192441

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [2]
(3198586)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3192441

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [2]
(3200970)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3194798

Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems [2]
(3200970)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3194798

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64-based Systems [2]
(3200970)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3194798

Server Core インストール オプション

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3197876)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3197877)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185332

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3197873)
セキュリティのみ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3197874)
月例のロールアップ[3]

重要 
セキュリティ機能のバイパス

3185331

Windows Server 2016 for x64-based Systems [2] (Server Core インストール)
(3200970)

重要
セキュリティ機能のバイパス

3194798

[1]この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手できます。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログから入手できます。

[3]2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムのサービス モデルを変更しました。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。


* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

注: このセキュリティ情報で説明されている脆弱性は、Windows Server 2016 Technical Preview 5 に影響を及ぼします。マイクロソフトは、脆弱性から保護するため、このオペレーティング システムをご利用のお客様に最新の更新プログラムの適用を推奨しています。これは、Windows Update を介して入手できます。 

セキュア ブート コンポーネントの脆弱性 - CVE-2016-7247

Windows セキュア ブートが脆弱性の影響を受けたブート ポリシーを不適切に読み込んだ場合、セキュリティ機能のバイパスの脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、コードの整合性チェックを無効にし、標的のデバイス上でテスト署名された実行可能なファイルやドライバーが読みこまれる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受けたファームウェアのブート ポリシーを失効することで、この脆弱性を解決します。この失効の保護レベルは、プラットフォームのファームウェアによって異なります。Windows のイベント チャネルの Microsoft-Windows-Kernel-Boot を使用して、提供されている保護レベルを確認できます。このイベントの表示には、追加の再起動が必要になりますのでご注意ください。

Windows 10 より前のバージョンの Windowsは、既定でこのイベントのログを作成しません。このパッチをインストールする前に、このチャネルに対して分析ログを有効にする必要があります。

Windows 10 およびそれ以降のバージョンの Windows は、既定でこのイベントのログを作成します。イベント ID 155 は、ベースライン保護を示しています。イベント ID 154 は、拡張保護を示しています。

ベースライン保護を備えているシステムでは、ご使用の OEM 製品の供給元からのファームウェアの更新プログラムで保護を強化したシステムへのアップグレードが可能な場合があります。次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

セキュア ブート コンポーネントの脆弱性

CVE-2016-7247

なし

なし

問題を緩和する要素 

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。


マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/11/09): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2016/11/24): このセキュリティ情報ページを更新し、Windows Servers 2012、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2016 を実行する特定のサーバーで検出を変更したことをお知らせしました。影響を受けるサーバーは、セキュリティ更新プログラムを自動的に受け取ることはできません。この検出の変更により影響を受けるサーバーの詳細については、サポート技術情報 3193479 を参照してください。
  • V2.0 (2016/12/14): このセキュリティ情報ページを更新し、11 月のセキュリティのみの更新プログラムをインストールする際に特定のお客様で発生した置き換えの問題を解決するために、次の更新プログラムの検出を変更し再リリースしたことをお知らせしました。

    今回の更新は検出の変更のみです。更新プログラムのファイルへの変更はありません。既に正常に更新プログラムをインストールされたお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。詳細については、対応するマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

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