マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-001 - 重要

Microsoft Edge 用のセキュリティ更新プログラム (3214288)

公開日: 2017 年 1 月 11 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Edge の脆弱性を解決します。この脆弱性が悪用された場合、ユーザーが Microsoft Edge を使用して特別に細工された Web ページを表示すると、特権の昇格が起こる可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を悪用して影響を受けるバージョンの Microsoft Edge で特権を昇格する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows 10 および Windows Server 2016 の Microsoft Edge について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、データの URL を含むトップ レベル ウィンドウに一意の配信元を割り当てることにより、この脆弱性を解決します。

この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3214288 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアの過去のバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、1 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

注: セキュリティ更新プログラム情報の新しい利用方法の詳細については、Security Update Guide (セキュリティ更新プログラム ガイド)を参照してください。ビューのカスタマイズや影響を受けるソフトウェアの一覧の作成だけでなく、RESTful API を使ってデータをダウンロードすることもできます。詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドに関する FAQ を参照してください。既にお知らせしたように、2017 年 2 月から、セキュリティ更新プログラムの情報は、セキュリティ情報サイトではなく、セキュリティ更新プログラム ガイドで公開されます。詳細については、ブログ記事「セキュリティ更新プログラムに対するコミットメントの促進について」を参照してください。


オペレーティング システム

Microsoft Edge の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2017-0002

置き換えられる更新プログラム

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [1]
(3210720)

重要 
特権の昇格

3205383

Windows 10 for x64-based Systems [1]
(3210720)

重要 
特権の昇格

3205383

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [1]
(3210721)

重要 
特権の昇格

3205386

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [1]
(3210721)

重要 
特権の昇格

3205386

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [1]
(3213986)

重要 
特権の昇格

3206632

Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems [1]
(3213986)

重要 
特権の昇格

3206632

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64-based Systems [1]
(3213986)

重要 
特権の昇格

3206632

[1]Windows 10 および Windows Server 2016 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログから入手できます。2016 年 12 月 14 日から、Windows 10 と Windows Server 2016 の累積的な更新プログラムの詳細は、リリース ノートに記載されます。OS ビルド番号、既知の問題、および影響を受けるファイルの一覧情報については、リリース ノートを参照してください。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Edge の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2017-0002

Microsoft Edge が適切に about:blank を伴うクロスドメイン ポリシーを適用しない場合に特権の昇格の脆弱性が存在します。これにより、攻撃者が 1 つのドメインの情報にアクセスして別のドメインにその情報を挿入する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Microsoft Edge の影響を受けるバージョンで特権を昇格する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用するために Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザーが指定したコンテンツを受け入れまたはホストする Web サイトには特別に細工されたコンテンツが含まれており、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者が制御するコンテンツを強制的にユーザーに表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーにリンクをクリックさせるように仕向けて、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。

この更新プログラムは、データの URL を含むトップ レベル ウィンドウに一意の配信元を割り当てることにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Edge の特権の昇格の脆弱性

CVE-2017-0002

あり

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2017/01/11): このセキュリティ情報ページを公開しました。
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