マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-014 - 重要

Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (4013241)

公開日: 2017 年 3 月 15 日 | 最終更新日: 2017 年 4 月 12 日

バージョン: 2.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性では、特別に細工された Microsoft Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

脆弱性の詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法を修正することによって脆弱性を解決します。

  • Office がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正する
  • 特定の関数がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更する
  • 影響を受ける変数を正しく初期化する
  • SharePoint Server が Web 要求を適切にサニタイズできるようにする
  • Lync for Mac 2011 クライアントが証明書を検証する方法を修正する

これらの脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 4013241 を参照してください。 

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。 

注: セキュリティ更新プログラム情報の新しい利用方法の詳細については、Security Update Guide (セキュリティ更新プログラム ガイド)を参照してください。ビューのカスタマイズや影響を受けるソフトウェアの一覧の作成だけでなく、RESTful API を使ってデータをダウンロードすることもできます。詳細については、「セキュリティ更新プログラム ガイドに関する FAQ」を参照してください。既にお知らせしたように、セキュリティ更新プログラムの情報は、セキュリティ情報サイトではなく、セキュリティ更新プログラム ガイドで公開されます。詳細については、ブログ記事「セキュリティ更新プログラムに対するコミットメントの促進について」を参照してください。


Microsoft Office Software (表 1/2)

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0006

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0019

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0020

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0027

Microsoft Office のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2017-0029

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Office 2007

Microsoft Excel 2007 Service Pack 3
(3178676)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128019

Microsoft Word 2007 Service Pack 3
(3178683)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128025

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178686)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-148 の 3128032

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178686)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-148 の 3128032

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178690)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128037

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178690)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128037

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178687)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-148 の 3128034

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178687)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-148 の 3128034

Microsoft Office 2013

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3172542)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3172542)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3172464)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-133 の 3127932

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3172464)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-133 の 3127932

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Excel 2013 RT Service Pack 1[1]
(3172542)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Word 2013 RT Service Pack 1[1](3172464)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS16-133 の 3127932

Microsoft Office 2016

Microsoft Excel 2016 (32 ビット版)
(3178673)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128016

Microsoft Excel 2016 (64 ビット版)
(3178673)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128016

Microsoft Word 2016 (32 ビット版)
(3178674)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS17-002 の3128057

Microsoft Word 2016 (64 ビット版)
(3178674)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
サービス拒否

MS17-002 の3128057

Microsoft Office for Mac 2011

Microsoft Excel for Mac 2011
(3198809)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-015 の 3198808

Microsoft Excel for Mac 2011
(3212218)

対象外

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS17-014 の 3198809

Microsoft Word for Mac 2011
(3198809)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-015 の 3198808

Microsoft Word for Mac 2011
(3212218)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-015 の 3198808

Microsoft Office 2016 for Mac

Microsoft Office 2016 for Mac

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
サービス拒否

なし

Microsoft Excel 2016 for Mac

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

対象外

なし

その他の Office ソフトウェア

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3178677)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-148 の 3128022

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3178682)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128024

Microsoft Excel Viewer
(3178680)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128023

Microsoft Word Viewer
(3178694)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128044

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介して入手できます。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Office Software (表 2/2)


影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0030

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0031

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0052

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0053

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0105

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Office 2007

Microsoft Excel 2007 Service Pack 3
(3178676)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-148 の 3128019

Microsoft Word 2007 Service Pack 3
(3178683)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3128025

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178686)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3128032

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178686)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3128032

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178690)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128037

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178690)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128037

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3178687)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3141542

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3178687)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3141542

Microsoft Office 2013

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3172542)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3172542)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3172464)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-133 の 3127932

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3172464)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-133 の 3127932

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Excel 2013 RT Service Pack 1[1]
(3172542)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128008

Microsoft Word 2013 RT Service Pack 1[1](3172464)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-133 の 3127932

Microsoft Office 2016

Microsoft Excel 2016 (32 ビット版)
(3178673)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128016

Microsoft Excel 2016 (64 ビット版)
(3178673)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128016

Microsoft Word 2016 (32 ビット版)
(3178674)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS17-002 の3128057

Microsoft Word 2016 (64 ビット版)
(3178674)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS17-002 の3128057

Microsoft Office for Mac 2011

Microsoft Excel for Mac 2011
(3198809)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-015 の 3198808

Microsoft Excel for Mac 2011
(3212218)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS17-014 の 3198809

Microsoft Word for Mac 2011
(3198809)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
情報漏えい

MS16-015 の 3198808

Microsoft Word for Mac 2011
(3212218)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS17-014 の 3198809

Microsoft Office 2016 for Mac

Microsoft Office 2016 for Mac

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Excel 2016 for Mac

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

その他の Office ソフトウェア

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3178677)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-148 の 3128022

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3178682)

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3128024

Microsoft Excel Viewer
(3178680)

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-148 の 3128023

Microsoft Word Viewer
(3178694)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-148 の 3128044

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介して入手できます。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

 

Microsoft Office Services および Web Apps

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0006

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0020

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0027

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0030

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2017-0052

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0105

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft SharePoint Server 2007

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 上の Excel Services (32 ビット版)
(3178678)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-148 の 3127892

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 上の Excel Services (64 ビット版)
(3178678)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS16-148 の 3127892

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2 上の Excel Services
(3178685)

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

MS16-148 の 3128029

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2 上の Word Automation Services
(3178684)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

MS16-070 の 3128026

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Server 2013 Service Pack 1 上の Excel Services
(3172431)

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

MS16-107 の 3115169

Microsoft Office Web Apps 2010

Microsoft Office Web Apps 2010 Service Pack 2
(3178689)

対象外

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

重要
情報漏えい

MS16-148 の 3128035

Microsoft Office Web Apps 2013

Microsoft Office Web Apps Server 2013 Service Pack 1
(3172457)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

MS16-133 の 3127929

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

 

Microsoft サーバー ソフトウェア

影響を受けるソフトウェア

Microsoft SharePoint XSS の脆弱性 - CVE-2017-0107

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Foundation 2013 Service Pack 1
(3172540)

重要
特権の昇格

MS16-088 の 3115294

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

 

Microsoft コミュニケーション プラットフォームおよびソフトウェア

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Lync for Mac 証明書の検証の脆弱性 – CVE-2017-0129

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Lync for Mac

Microsoft Lync for Mac 2011
(4012487)

重要 
セキュリティ機能のバイパス

なし

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

 

この更新プログラムには、追加のセキュリティ関連の変更が含まれていますか? 
はい。このセキュリティ情報で説明されている脆弱性について記載されている変更のほか、この更新プログラムにはセキュリティ関連機能を改善する多層防御の変更が含まれています。

Microsoft Word 2010 をインストールしています。なぜ、3178686 更新プログラムが提供されないのですか?
更新プログラム 3178686 は、特定の構成の Microsoft Office 2010 を実行しているシステムにのみ適用されます。一部の構成にはこの更新プログラムは提供されません。

「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」の表に記載されていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されました。なぜ、この更新プログラムが提供されるのですか? 
更新プログラムが、複数の Microsoft Office 製品間で共有されているか同じ Microsoft Office 製品の複数のバージョン間で共有されているコンポーネントに存在する、脆弱性の影響を受けるコードに対応する場合、その更新プログラムは、脆弱性の影響を受けるコンポーネントが含まれるすべてのサポートされる製品およびバージョンに適用可能であると見なされます。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2007 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2007 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2007、Microsoft Excel 2007、Microsoft Visio 2007、Microsoft 互換機能パック、Microsoft Excel Viewer、その他の Microsoft Office 2007 製品に適用される可能性があります。さらに、更新プログラムが Microsoft Office 2010 製品に適用される場合、「影響を受けるソフトウェア」の表に Microsoft Office 2010 とのみ記載されていることがあります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2010、Microsoft Excel 2010、Microsoft Visio 2010、Microsoft Visio Viewer、その他の Microsoft Office 2010 製品に適用される可能性があります。

この動作と推奨アクションの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 830335 を参照してください。更新プログラムが適用される可能性のある Microsoft Office 製品については、特定の更新プログラムに関連するマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

複数の Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

Microsoft Office ソフトウェアでメモリ内のオブジェクトが適切に処理されない場合に、Microsoft Office に複数のリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが影響を受けるバージョンの Microsoft Office ソフトウェアで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、どのような場合でも、攻撃者はユーザーに Web サイトを開くよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせ、特別に細工されたファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

プレビュー ウィンドウはこれらの脆弱性による攻撃対象にはなりません。この更新プログラムは、Office がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0006

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0019

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0020

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0030

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0031

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0052

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2017-0053

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

CVE-2017-0019 の回避策

  • Microsoft Office のファイル制限機能のポリシーを使用して、Office が不明なまたは信頼されないソースから RTF ドキュメントを開くことを防ぐ

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、自己の責任において使用してください。

    Office 2016

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Word\Security\FileBlock] 
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 2 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定します。

     

    回避策の影響: ファイル制限機能のポリシーを構成し、マイクロソフト サポート技術情報 922849 で説明されている特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、RTF 形式で保存されたドキュメントを開くことができません。

    回避策の解除方法

    Office 2016

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Word\Security\FileBlock] 
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 0 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定します。

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0027

Microsoft Office がメモリの内容を不適切に開示するときに情報漏洩の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、その情報を使用してユーザーのコンピューターまたはデータを侵害する可能性があります。

この脆弱性を悪用するために、攻撃者が特別なドキュメント ファイルを作成し、ユーザーを誘導して開かせる可能性があります。攻撃者は、オブジェクトが作成された場所のメモリ アドレスに関する情報を知っている必要があります。

この更新プログラムは、特定の関数がメモリ内でオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性

CVE-2017-0027

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

 

Microsoft Office のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2017-0029

Microsoft Office で特別に細工されたファイルが開かれたときにサービス拒否の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Office が応答しなくなる可能性があります。サービス拒否により、攻撃者がコードを実行したり、ユーザー権限を昇格したりすることはありません。

攻撃が行われるには、ユーザーが影響を受けるバージョンの Microsoft Office で、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office のサービス拒否の脆弱性

CVE-2017-0029

あり

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

 

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0105

初期化されていない変数のために Microsoft Office ソフトウェアが境界外のメモリを読み取る場合に、情報漏えいの脆弱性が存在し、メモリの内容が開示される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が境界外のメモリを閲覧する可能性があります。

この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが影響を受けるバージョンの Microsoft Office ソフトウェアで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受ける変数を適切に初期化することでこの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性

CVE-2017-0105

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

 

Microsoft SharePoint XSS の脆弱性 - CVE-2017-0107

Microsoft SharePoint Server が、影響を受ける SharePoint サーバーを対象とする特別に細工された Web 要求を正しくサニタイズしない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。認証された攻撃者が、影響を受ける SharePoint Server に対して特別に細工された要求を送信することによって、脆弱性を悪用する可能性があります。

攻撃者が脆弱性を悪用した場合、影響を受けるシステム上でクロスサイト スクリプト攻撃を実行し、現在のユーザーのセキュリティ コンテキストでスクリプトを実行する可能性があります。これらの攻撃により攻撃者は、許可されていないコンテンツを読んだり、被害者の ID を利用して被害者になりすまして、権限の変更、コンテンツの削除、被害者のブラウザーへの悪意あるコンテンツの挿入などの SharePoint サイトの操作を実行する可能性があります。

この更新プログラムは、SharePoint Server に Web 要求を正しくサニタイズさせることにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft SharePoint XSS の脆弱性

CVE-2017-0107

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。


Microsoft Lync for Mac 証明書の検証の脆弱性 – CVE-2017-0129

Lync for Mac 2011 クライアントが証明書を適切に検証しない場合に、セキュリティ機能のバイパスが存在します。攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、サーバーと標的となるクライアント間の信頼される通信が改ざんされる可能性があります。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者はネットワーク トラフィックを傍受し改ざんする必要があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Lync for Mac 2011 クライアントが証明書を検証する方法を修正することによってこの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Lync for Mac 証明書の検証の脆弱性

CVE-2017-0129

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「謝辞」を参照してください。 

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2017/03/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V2.0 (2017/04/12): Office for Mac 2011 について CVE-2017-0027 を包括的に解決するために、マイクロソフトはセキュリティ更新プログラム 3212218 をリリースしました。マイクロソフトは、Office for Mac 2011 を実行するお客様がこの脆弱性から完全に保護するために、更新プログラム 3212218 をインストールすることを推奨します。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3212218 を参照してください。
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