マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-015 - 重要

Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム (4013242)

公開日: 2017 年 3 月 15 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchange Outlook Web Access (OWA) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が特別に細工された添付ファイル付きの電子メールを脆弱な Exchange サーバーに送信すると、Exchange Server においてリモートでコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchange Server 2013 Service Pack 1、Microsoft Exchange Server 2013 の累積的な更新プログラム 14、および Microsoft Exchange Server 2016 の累積的な更新プログラム 3 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchange が Web 要求を検証する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 4013242 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

Microsoft サーバー ソフトウェア

Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2017-0110

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Exchange Server 2013 Service Pack 1
(4012178)

重要
特権の昇格

MS16-108 の 3184736

Microsoft Exchange Server 2013 の累積的な更新プログラム 14
(4012178)

重要
特権の昇格

MS16-108 の 3184736

Microsoft Exchange Server 2016 の累積的な更新プログラム 3
(4012178)

重要
特権の昇格

MS16-108 の 3184736

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Exchange の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2017-0110

Microsoft Exchange Outlook Web Access (OWA) が Web 要求を正しく処理しない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、スクリプトまたはコンテンツのインジェクション攻撃を実行し、ユーザーをだまして機密情報を漏えいさせる可能性があります。

攻撃者が、悪意のあるリンクを含む特別に細工した電子メールをユーザーに送信することによって、これらの脆弱性を悪用する可能性があります。また、攻撃者は、チャット クライアントを使用して、ソーシャル エンジニアリングの手法でユーザーに悪意のあるリンクをクリックさせる可能性もあります。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchange が Web 要求を検証する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

注: この脆弱性を悪用するには、攻撃者が細工した悪意のあるリンクをユーザーがクリックする必要があります。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Exchange の特権の昇格の脆弱性

CVE-2017-0110

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「謝辞」を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2017/03/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。
Page generated 2017-03-15 10:07-07:00.
表示: