マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-019 - 重要

Active Directory フェデレーション サービス用のセキュリティ更新プログラム (4010320)

公開日: 2017 年 3 月 15 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が特別に細工した要求を ADFS サーバーに送信し、攻撃者が標的のシステムに関する機密情報を読み取ることができた場合、情報漏えいが起きる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2016 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、ADFS で検証チェックを追加することによりこの脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 4010320 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。


オペレーティング システム

Microsoft Active Directory フェデレーション サービスの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0043

置き換えられる更新プログラム

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3217882)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3217882)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(4012212)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(4012215)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3212646

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(4012214)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012
(4012217)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3205409

Windows Server 2012 R2
(4012213)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2
(4012216)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3205401

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64-based Systems [3]
(4013429)

重要 
情報漏えい

3213986

Server Core インストール オプション

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(4012214)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(4012216)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3205409

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(4012213)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(4012216)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3205401

Windows Server 2016 for x64-based Systems (Server Core インストール) [3]
(4013429)

重要 
情報漏えい

3213986


[1] 2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムの提供モデルを変更しました。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。

[2]この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手できます。

[3]Windows 10 および Windows Server 2016 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログから入手できます。2016 年 12 月 14 日から、Windows 10 と Windows Server 2016 の累積的な更新プログラムの詳細は、リリース ノートに記載されています。OS ビルド番号、既知の問題、および影響を受けるファイルの一覧情報については、リリース ノートを参照してください。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Active Directory フェデレーション サービスの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0043

Windows Active Directory Federation Services (ADFS) が XML 外部エンティティをサポートする場合、情報漏えいの脆弱性が存在します。認証された攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、標的のシステムに関する機密情報を読み取る可能性があります。

この条件の悪用には、認証された攻撃者が特別な細工をした要求を ADFS サービスに送信する必要があります。情報漏えいの脆弱性自体は、攻撃者がシステムを侵害するには十分なものではありません。しかし、攻撃者はこの脆弱性をほかの脆弱性と組み合わせることにより、システムをさらに悪用する可能性があります。この更新プログラムは、ADFS がこのような悪意のあるエンティティを無視するように修正することにより、この脆弱性を解決します。


次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Active Directory フェデレーション サービスの情報漏えいの脆弱性

CVE-2017-0043

なし

なし


問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「謝辞」を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

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