マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-022 - 重要

Microsoft XML Core Services 用のセキュリティ更新プログラム (4010321)

公開日: 2017 年 3 月 15 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが悪意のある Web サイトにアクセスすると、情報漏えいの可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者がユーザーに特別に細工したリンクを強制的にクリックさせる方法はありません。一般的には、電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows 上の Microsoft XML Core Services 3.0 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、MSXML がメモリ内でオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 4010321 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

注: セキュリティ更新プログラム情報の新しい利用方法の詳細については、「マイクロソフト セキュリティ更新プログラム ガイド」を参照してください。ビューのカスタマイズや影響を受けるソフトウェアの一覧の作成だけでなく、RESTful API を使ってデータをダウンロードすることもできます。詳細については、「セキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。既にお知らせしたように、セキュリティ更新プログラムの情報は、セキュリティ情報サイトではなく、セキュリティ更新プログラム ガイドで公開されます。詳細については、ブログ記事「セキュリティ更新プログラムに対するコミットメントの促進について」を参照してください。

 

オペレーティング システム

コンポーネント

Microsoft XML Core Services の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0022

置き換えられる更新プログラム

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012212)

重要 
情報漏えい

なし

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012215)

重要 
情報漏えい

3212646

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012212)

重要 
情報漏えい

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012215)

重要 
情報漏えい

3212646

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012212)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012215)

重要 
情報漏えい

3212646

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012212)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012215)

重要 
情報漏えい

3212646

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012213)

重要 
情報漏えい

なし

Windows 8.1 for 32-bit Systems
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012216)

重要 
情報漏えい

3205401

Windows 8.1 for x64-based Systems
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012213)

重要 
情報漏えい

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012216)

重要 
情報漏えい

3205401

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012214)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012217)

重要 
情報漏えい

3205409

Windows Server 2012 R2
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012213)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012216)

重要 
情報漏えい

3205401

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[2]
月例のロールアップ

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012216)

重要 
情報漏えい

3205401

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [3]
(4012606)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3210720

Windows 10 for x64-based Systems [3]
(4012606)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3210720

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [3]
(4013198)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3210721

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [3]
(4013198)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3210721

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [3]
(4013429)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3213986

Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems [3]
(4013429)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3213986

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64-based Systems [3]
(4013429)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3213986

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)

Microsoft XML Core Services 3.0
(3216916)

重要 
情報漏えい

MS16-040 の 3146963

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1(Server Core インストール)
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012212)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(Server Core インストール)
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012215)

重要 
情報漏えい

3212646

Windows Server 2012(Server Core インストール)
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012214)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012(Server Core インストール)
月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012217)

重要 
情報漏えい

3205409

Windows Server 2012 R2(Server Core インストール)
セキュリティのみ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012213)

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2(Server Core インストール)月例のロールアップ[1]

Microsoft XML Core Services 3.0
(4012216)

重要 
情報漏えい

3205401

Windows Server 2016 for x64-based Systems [3](Server Core インストール)
(4013429)

Microsoft XML Core Services 3.0

重要 
情報漏えい

3213986

[1] 2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムの提供モデルを変更しました。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。

[2]この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手できます。

[3]Windows 10 および Windows Server 2016 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログから入手できます。2016 年 12 月 14 日から、Windows 10 と Windows Server 2016 の累積的な更新プログラムの詳細は、リリース ノートに記載されています。OS ビルド番号、既知の問題、および影響を受けるファイルの一覧情報については、リリース ノートを参照してください。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

使用しているコンピューターにはどのバージョンの Microsoft XML コア サービスがインストールされているのですか?

一部のバージョンの Microsoft XML コア サービスは Microsoft Windows に含まれていますが、他のバージョンはマイクロソフトまたはサードパーティ プロバイダーが提供するオペレーティング システム以外のソフトウェアと共にインストールされます。個別にダウンロードできるバージョンもあります。次の表は、Microsoft Windows に含まれる Microsoft XML コア サービスのバージョン、およびその他のマイクロソフトまたはサードパーティ ソフトウェアと共にインストールされるバージョンを示しています。

オペレーティング システム

MSXML 3.0

Windows Vista

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2008

オペレーティング システムに同梱

Windows 7

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2008 R2

オペレーティング システムに同梱

Windows 8.1

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

オペレーティング システムに同梱

Windows 10 (すべてのリリース)

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2016

オペレーティング システムに同梱

Microsoft XML Core Services の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0022

Microsoft XML Core Services (MSXML) がメモリ内のオブジェクトを適切に処理しなかった場合に、情報漏えいの脆弱性が存在します。この脆弱性を悪用した攻撃者は、ディスク上のファイルの有無をテストする可能性があります。

この脆弱性を悪用するために、攻撃者は、Internet Explorer を介して MSXML を呼び出すように設計された特別な細工を施した Web サイトをホストする可能性があります。ただし、攻撃者はこのような Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、一般的には電子メール メッセージ内またはインスタント メッセンジャーのリクエスト内のリンクをクリックするようユーザーを誘導して Web サイトに訪問させることが、攻撃者にとっての必要条件となります。

この更新プログラムは、MSXML がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft XML Core Services の情報漏えいの脆弱性

CVE-2017-0022

なし

あり

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「謝辞」を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2017/03/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。
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