BgInfo作成者: Bryce Cogswell BgInfo のダウンロード 概要これまでに、オフィスでコンピューターがある場所まで足を運んで、診断ツールのウィンドウをいくつもクリックし、コンピューターの構成に関する重要な情報 (コンピューター名、IP アドレス、オペレーティング システムのバージョンなど) を確認しなければならなかったことは、何回あったでしょうか。複数のコンピューターを管理している場合は、BGInfo を使用することをお勧めします。BGInfo では、コンピューター名、IP アドレス、サービス パックのバージョンなど、Windows コンピューターの関連情報をデスクトップの背景に自動的に表示します。すべてのフィールド、フォント、および背景色を編集できます。また、BGInfo を [スタートアップ] フォルダーに配置して起動時に毎回実行されるようにしたり、ログオン画面の背景に表示されるように構成することもできます。 BGInfo は新しいデスクトップのビットマップを描画すると終了するので、システム リソースを消費したり他のアプリケーションが妨げられたりする心配はありません。 Sysinternals BgInfo インストールと用途BgInfo の使用に関する基礎知識については、Mark による『Windows IT Pro Magazine』の便利なツールに関する記事 (英語) を参照してください。ご質問や問題がある場合は、Sysinternals BgInfo フォーラム (英語) にアクセスしてください。 BGInfo を [スタートアップ] フォルダーに配置すると、起動するたびに最新のシステム情報が表示されるようにできます。表示する情報が決定している場合は、コマンド ライン オプションの /timer:0 を使用するとダイアログ ボックスを表示せずにディスプレイが更新されます。 また、Windows スケジューラを使用して BGInfo を定期的に実行し、長時間実行されているコンピューターを最新の状態に保つこともできます。 BGInfo の構成ファイルを ([File] メニューの [Save As] をクリックして) 作成すると、/I<パス> または /iq<パス> コマンド ライン オプションを追加して、作成した構成ファイルを他のコンピューターに自動的にインポートして使用できます。 BgInfo の使用BGInfo を実行すると、既定のデスクトップの背景の外観とその内容が表示されます。ユーザーが何も操作しないと、10 秒間のカウントダウン タイマーが時間切れになると、表示されている設定が自動的に適用されて終了します。 ボタンやメニュー項目を選択すると、タイマーが解除され、背景に表示する情報のレイアウトと内容をカスタマイズできるようになります。 (レジストリに格納された既定の構成の代わりに) ファイルに保存された構成を BGInfo で編集または使用する場合は、コマンド ラインで次のようにファイル名を指定します。 画面上のボタンFields: デスクトップに表示される情報、および情報の表示順序を選択します。ネットワークに関するフィールド (NIC、IP、MAC など) の場合は、コンピューターの各ネットワーク カードごとに別のエントリが作成されます。独自に定義する特殊な情報を追加するには、[Custom] ボタンを使用します。 Background: 背景に使用する色や壁紙を選択します。[Copy user's wallpaper settings] をクリックすると、ログオン ユーザーが現在選択している情報が BGInfo で使用されます。このオプションを使用すると、エンド ユーザーは BGInfo の情報を表示しながらもデスクトップをカスタマイズできます。 Position: デスクトップ上のテキストを表示する場所を選択します。非常に長い項目 (一部のネットワーク カード名など) がある場合、[Limit lines to] ボックスを使用してその項目を折り返して表示することができます。[Compensate for Taskbar position] チェック ボックスをオンにすると、テキストがタスク バーで隠されないようにテキストの位置が調整されます。[Multiple Monitor Configuration] ボタンをクリックすると、1 つのコンソールに接続されている複数のモニターの処理方法を指定できます。 Desktops: 構成の適用時に更新するデスクトップを選択します。既定では、[User Desktop] ボックスで指定したデスクトップの壁紙だけが変更されます。[Logon Desktop for Console users] ボックスの一覧の [Update this wallpaper] をクリックすると、コンピューターにログオンする前に表示されるログオン デスクトップにその壁紙を表示することが指定されます。Windows 95、Windows 98、または Windows ME コンピューターの場合、ユーザーに対してもログイン画面でも同じデスクトップが表示されるので、このオプションを選択しても効果はありません。[Logon Desktop for Terminal Services users] ボックスの一覧の [Update this wallpaper] をクリックすると、ターミナル サービスのログイン画面に壁紙を表示することが指定されます。このオプションは、ターミナル サービスを実行しているサーバーでのみ役立ちます。 Preview: BGInfo の構成ファイルをシステムに適用した場合に表示されるとおりに背景を表示します。 構成に関するメニュー項目以下に、ビットマップの作成方法、表示位置、およびインポートとエクスポートの設定方法を制御するオプションを示します。 [Open] ([File] メニュー): BGInfo の構成ファイルを開きます。 [Save As] ([File] メニュー): 現在の BGInfo の構成をコピーして新しいファイルに保存します。構成ファイルを作成すると、コマンド ラインで指定したり、[File] メニューの [Open] コマンドを使用したりして、後で構成ファイルを BGInfo で使用できます。 [Reset Default Settings] ([File] メニュー): すべての構成情報を削除して、BGInfo を既定 (インストール時) の状態にリセットします。変更を元に戻す方法がわからない場合、またはビットマップの現在の状態について BGInfo で混乱が発生している場合は、このコマンドを使用します。 [Database] ([File] メニュー): BGInfo で生成された情報を保存するために使用する .XLS、.MDB、または .TXT ファイル、あるいは SQL データベースに対する接続文字列を指定します。ネットワークに含まれる 1 台以上のコンピューターに関する履歴を収集するには、このコマンドを使用します。ファイルにアクセスするすべてのコンピューターに、同じバージョンの MDAC および JET データベースのサポートがインストールされるようにする必要があります。MDAC 2.5 および JET 4.0 以上を使用することをお勧めします。XLS ファイルを指定する場合は、ファイルが既に存在している必要があります。 BGInfo でユーザーの壁紙を変更せずにデータベースを更新する場合は、[Desktops] ダイアログ ボックスですべてのデスクトップの選択を解除できます。このような設定でもデータベースは更新されます。 [256 Colors] ([Bitmap] メニュー): ビットマップを 256 色に制限します。このオプションを使用すると作成されるビットマップのサイズが小さくなります。 [High Color (16 bit)] または [True Color (24 bit)] ([Bitmap] メニュー): 16 ビット色または 24 ビット色のビットマップを作成します。 [Match Display] ([Bitmap] メニュー): 色の解像度が画面の色の解像度に一致するビットマップを作成します。BGInfo で作成されるビットマップは、ユーザーが画面の色の解像度を変更しても更新されないので、ビットマップと画面の解像度の組み合わせによっては予期しない結果 (特にテキストと背景のディザリング) が発生することがあります。 [Location] ([Bitmap] メニュー): 出力されるビットマップ ファイルの配置場所を指定します。ターミナル サービス サーバーでは、ビットマップを各ユーザーに固有の場所に配置する必要があります。 [Insert Image] ([Edit] メニュー): 出力にビットマップ イメージを挿入できます。BGInfo の構成情報はレジストリに格納され、Windows ではレジストリ値のサイズが制限されているので、サイズの大きいイメージを挿入するとエラーが発生することがあります。サイズの上限は、Windows 9x および Windows Me コンピューターでは 16 KB、Windows NT、Windows 2000、および Windows XP コンピューターでは 64 KB です。 コマンド ライン オプション
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