従来の Windows との違い【後編】さくしま たかえ (MS MVP Client Operating System Windows Desktop Experience)Windows 7 では、Windows がより使いやすくなるよういろいろ改良されています。さて、先の「従来の Windows との違い」第 1 弾では、Windows 7 で復活している機能を紹介しました。第 2 弾では使えなくなってしまった機能として、私が特にこだわっている「Windows 7 で無くなってしまったソフト」と「Windows 7 にはクラシック [スタート] メニューはない」そして「ペイントでテキストを描く際の縦書きは?」の 3 つを紹介しましょう。 Windows 7 で無くなってしまったソフトWindows 7 では、Windows Vista にあったいくつかの機能が無くなってしまいました。特に、下記の 5 つのソフトは搭載されていません。
ただし、Windows 7 で無くなってしまったソフトのいくつかは、無償の Windows Live 製品をインストールすることで引き続き使えるようになっています。
メモ Windows 7 には、Windows XP の Outlook Express や Windows Vista の Windows メールといった Windows 標準のメール ソフトが搭載されていません。しかし、Windows 7 を確認してみますと、C:\Program Files の中に「Windows メール」のフォルダーがあるのに気がつきます。
(図 1) Windows 7 の C:\Program Files 内に「Windows メール」のフォルダーがある。[拡大図] この「Windows メール」フォルダー内を何とかすると、Windows 7 でも Windows メールが使えるようになるのでしょうか? 残念ながら、それはできません。 Windows 7 にはクラシック [スタート] メニューはないWindows 7 では、[スタート] メニューに Windows 98 の頃のような「クラシック タイプ」と呼ばれる [スタート] メニューがなくなってしまいました。Windows 7 の [スタート] メニューしかありません。
これは、[スタート] ボタンを右クリックすると表示されるメニューから「プロパティ」を選択し、開いた「タスク バーと [スタート] メニューのプロパティ」の「[スタート] メニュー」タブで確認できます。Vista には、Vista タイプの「[スタート] メニュー」と Windows 98 の頃のような「クラシック [スタート] メニュー」とが選択できるラジオ ボタンがあります。しかし、Windows 7 には、それがありません。 |
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