ヒント: USB フラッシュ ドライブで BitLocker を有効にしてデータを保護するUSB フラッシュ ドライブを暗号化すると、格納されているデータを保護できます。FAT、FAT32、または NTFS でフォーマットされている USB フラッシュ ドライブは、BitLocker で暗号化できます。ドライブの暗号化にかかる時間は、ドライブのサイズ、コンピューターの処理能力、およびコンピューターにかかっている負荷によって異なります。 BitLocker を有効にする前に、グループ ポリシーでリムーバブル データ ドライブに関するポリシーと設定を適宜構成し、グループ ポリシーの設定が更新されるまで待機する必要があります。BitLocker を有効にすると設定される状態フラグや管理フラグがあるので、この作業を行わずに BitLocker を有効にすると、BitLocker を無効にして、再度 BitLocker を有効にしなければならないことがあります。
この処理により、自動再生が有効になっている Windows 7 を実行しているコンピューターの USB スロットに暗号化されたドライブを接続すると、BitLocker To Go リーダーが実行され、ダイアログ ボックスが表示されます。パスワードまたはスマート カードの PIN、あるいはその両方を入力してドライブのロックを解除します。[今後、このコンピューターで自動的にロックを解除する] チェック ボックスをオンにすると、コンピューターのシステム ボリュームの暗号化されたファイルにパスワードが保存されます。[ロック解除] をクリックしてボリュームのロックを解除します。
出典: William R. Stanek 著『Windows 7 Administrator's Pocket Consultant (英語)』(Microsoft Press、2009 年)
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