RPC over HTTP 通信のトラブルシューティング
ここでは、RPC over HTTP 接続を構成する際に発生する接続の問題のトラブルシューティングに役立つ手順について説明します。トラブルシューティングは主に次の領域に分けられます。
- RPC プロキシ サーバーの証明方法と認証方法の確認
- SSL (Secure Sockets Layer) 接続を使用した、RPC プロキシ サーバーへの正常な接続の確認
- Office Outlook クライアント構成の確認
これらの手順では、RPC over HTTP 接続が失敗したときのトラブルシューティングに役立つよう、構成のすべての部分を確認します。また、Office Outlook 2003 クライアントの RPC over HTTP 接続が動作しているかどうかを判断するためのトラブルシューティング情報も提供しています。
RPC over HTTP 通信のトラブルシューティング
RPC over HTTP 通信のトラブルシューティングを行うには、次のトピックを参照してください。
- RPC over HTTP サポートがインストールされていることを確認する方法
- World Wide Web Publishing Service が実行されていることを確認する方法
- SSL 証明書が RPC プロキシ サーバーにインストールされていることを確認する方法
- RPC 仮想ディレクトリ構成を確認する方法
- RPC プロキシ サーバーに基本認証が構成されていることを確認する方法
- RPC プロキシ サーバー拡張機能が正しく読み込まれていることを確認する方法
- クライアント コンピュータの構成を確認する方法
- Exchange Server 2003 ポートの構成を確認する方法
ExRCA を使用して Outlook Anywhere の接続をテストする
RPC over HTTP の問題のトラブルシューティングには、Exchange Server リモート接続アナライザ (ExRCA) を使用することもできます。ExRCA を使用するには、Web ブラウザを開き、Exchange リモート接続アナライザ ツールの Web サイトに移動して、Outlook 2003 RPC/HTTP テストのウィザードに従ってください (このサイトは英語の場合があります)。
詳細情報
- Exchange Server 2003 のさまざまなシナリオで RPC over HTTP を構成する方法については、「RPC over HTTP の展開シナリオ」を参照してください。
- RPC over HTTP を使用するリモート プロシージャ コール (RPC) については、「RPC over HTTP を使用するリモート プロシージャ コール」を参照してください。
- RPC over HTTP を使用するよう Outlook 2003 クライアントを構成する方法については、「RPC Over HTTP 用に Outlook 2003 を設定する」を参照してください。