ユーザー グループごとに 2007 Office system の異なる構成を作成する
更新日: 2008年9月
適用対象: Office Resource Kit
トピックの最終更新日: 2015-03-09
ニーズの異なるユーザー グループが存在する場合は、グループごとに 2007 Microsoft Office system の独自の構成を作成できます。そのためには、Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用して、グループごとに独自のセットアップ カスタマイズ ファイルを作成します。次に、セットアップのコマンド ラインでカスタマイズ ファイルを指定して、ユーザーに対して Office をインストールします。
手順 | 参照先 | |
---|---|---|
Office のネットワーク インストール ポイントを作成します。 |
||
ネットワーク インストール ポイントのルートに、セットアップ カスタマイズ ファイルのフォルダを作成します。 カスタマイズ ファイルを Updates フォルダに配置しないでください。インストール中に、このフォルダで見つかったカスタマイズ ファイルが自動的に適用されます。その代わり、後で説明するようにコマンド ラインで指定するカスタマイズ ファイルのみを使用するようにセットアップで指定します。 |
||
ネットワーク インストール ポイントからセットアップを実行し、OCT を起動します。/admin コマンド ライン オプションを指定します。たとえば、\\server\share\setup.exe /admin のように指定します。 |
||
最初のユーザー グループに必要なカスタマイズを行います。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。セットアップ カスタマイズ ファイルに一意の名前を指定します。作成したフォルダにファイルを保存します。これらの操作を繰り返して、ユーザー グループごとに独自のセットアップ カスタマイズ ファイルを作成します。 |
||
各グループ内のユーザーに対してセットアップを実行します。/adminfile コマンド ライン オプションを使用して、適切なセットアップ カスタマイズ ファイルを指定します。たとえば、経理部のユーザーに対して Office をインストールするには、\\server\share\setup.exe /adminfile \\server\share\custom\accounting.msp を実行します。 |
[!メモ]
別の方法については、「単独のインストール フォルダを使用して特定ユーザーのグループ向けに独自の構成を作成する」を参照してください。
Config.xml ファイルを使用して Office のインストールをカスタマイズすることもできます。詳細については、「2007 Office system の Config.xml ファイル」を参照してください。