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ユニファイド メッセージングでの Outlook Voice Access 呼び出し処理

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-05-02

認証済みの UM が有効なユーザーが Microsoft Exchange 2007 のユニファイド メッセージング システムに電話をかけると、呼び出しは組織のテレフォニー ネットワークで受信された後、Exchange 2007 ユニファイド メッセージング サーバーに渡されて、そこで着信呼び出しの処理とルーティングが行われます。ここでは、Exchange 2007 ユニファイド メッセージング サーバーへの着信 Outlook Voice Access 呼び出しのメッセージ フローについて説明します。

Outlook Voice Access

Exchange 2007 のユニファイド メッセージングを利用すると、UM が有効なユーザーまたはサブスクライバは、標準のアナログ電話、デジタル電話、または携帯電話を使用して、自分の電子メール、連絡先、予定表の情報にアクセスできます。UM が有効なユーザーは、Outlook Voice Access を使用することで、以下のタスクを実行できます。

  • 新着および保存されている電子メール メッセージと音声メール メッセージを聞く。
  • 電子メール メッセージおよびボイス メール メッセージの転送、応答、保存、および削除を行う。
  • 予定表を操作する。
  • グローバル アドレス一覧 (GAL) または個人用連絡先で人を探す。
  • ボイス メッセージを送信する。
  • 自分の PIN、名前、またはあいさつを変更する。
  • Exchange 2007 ユニファイド メッセージングでのサブスクライバ アクセスの詳細については、「ユニファイド メッセージング サブスクライバ アクセスについて」を参照してください。

Outlook Voice Access のメッセージ フロー

Outlook Voice Access の着信呼び出し、および Outlook Voice Access を使用して作成されたメッセージは、Exchange 2007 ユニファイド メッセージング サーバーにルーティングされた後、メールボックス サーバーにルーティングされます。一方、サブスクライバによる会議のスケジュールの変更などのように、Outlook Voice Access を使用して送信されるメッセージの場合は、Exchange 2007 受信者に対する適切なメールボックスにルーティングされる前に、ハブ トランスポート サーバーに送信されます。

図 1 は、Exchange 2007 組織での着信呼び出しおよびサブスクライバまたは UM が有効なユーザーが行ったメッセージ送信のフローを示しています。

Outlook by Phone のメッセージ フロー

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。