バージョン管理と必要な記憶域の管理 (Windows SharePoint Services 3.0)

この作業を行う前に、以下の記事をお読みください。

SharePoint 製品とテクノロジでは、バージョン管理を使用して、ドキュメントの上書きが原因で発生するデータ損失を防止することができます。サイトの所有者がドキュメント ライブラリまたはリストでバージョン管理を有効にすると、これらによって、ドキュメント、アイテム、およびファイルのコピーが複数保存されます。不必要な変更が加えられた場合、ファイルが上書きされた場合、またドキュメントが破損した場合、エンドユーザーは以前のバージョンを簡単に復元することができます。

バージョン管理を適切に理解して実施することにより、ユーザー主導のコンテンツ復元方法が提供され、ドキュメントの開発の段階に関する以下のような事項がユーザーに通知されます。

  • ドキュメントが下書きバージョンであるか。または発行済みバージョンであるか。

  • 最近どのような変更が行われたか。

  • メタデータを変更したかどうか。変更した場合は、その理由。

バージョン管理を構成するには、以下の構文を使用します。

ファイルとドキュメントのバージョンが多数ある場合、サイトのサイズが非常に大きくなるため、管理者はバージョン管理を行う必要があります。サイズを制限しないと、サイトは記憶容量よりも大きくなることがあります。ファームの管理者は、サイトの所有者とサービス レベル アグリーメントを確立し、サイトのサイズ クォータを設定することでこの問題を管理できます。

バージョン管理を行うには、以下の手順に従います。