Seattle サイトの Cisco 製レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 の構成

エンドツーエンドの QoS RSVP によるソリューションを保証するために、さらに 2 台の Cisco Catalyst 6006 レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 および SEA-NA-CISCO-03 を RSVP 用に構成しました。レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 上で RSVP をサポートする必要があるインターフェイスに次のコマンドを追加しました。

ip pim dense-mode
ip rsvp bandwidth 1024 1024

また、Cisco Catalyst 6006 レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 上のグローバル コマンドに次のコマンドも追加しました。

ip multicast-routing
ip dvmrp route-limit 20000

レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 上で QoS RSVP を構成するには

  1. [スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[コマンド プロンプト] をクリックします。

  2. コマンド プロンプトで、telnet 172.17.21.22 と入力し、ENTER キーを押します。パスワードの入力を要求されたら、適切なパスワードを入力します。これで SEA-NA-CISCO-02 との Telnet セッションが開始されます。

  3. enable と入力し、ENTER キーを押します。パスワードの入力を要求されたら、適切なパスワードを入力します。

  4. config terminal と入力し、ENTER キーを押します。

  5. コマンド プロンプトで、次のコマンドを順番に入力します。

    ip multicast-routing
    ip dvmrp route-limit 20000
    
    interface Vlan100
    ip address 172.17.21.22 255.255.255.252
    ip pim dense-mode
    ip rsvp bandwidth 1024 1024
    interface Vlan140
    ip address 172.17.21.25 255.255.255.252
    ip pim dense-mode
    ip rsvp bandwidth 1024 1024
    
  6. ENTER キーを押し、構成モードを終了します。次に、スイッチからログオフします。

このシナリオにおいて Cisco Catalyst 6006 レイヤ 3 スイッチ SEA-NA-CISCO-02 に対して使用したベースライン構成の詳細については、『SEA-NA-CISCO-02』を参照してください。

関連するセットアップ手順

関連資料

注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。