マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-097 - 緊急

Microsoft Graphics コンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3089656)

公開日: 2015 年 9 月 9 日 | 最終更新日: 2015 年 10 月 8 日

バージョン: 2.1

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows、Microsoft Office、および Microsoft Lync の脆弱性を解決します。 最も深刻な場合、ユーザーが特別な細工がされた文書を開いた場合や、OpenType フォント ファイルが埋め込まれた信頼されていない Web ページを表示した場合に、この脆弱性によりリモートでコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、次のソフトウェアについて深刻度が「緊急」と評価されています。

  • すべてのサポートされているエディションの Windows Vista、Windows Server 2008
  • すべての影響を受けるエディションの Skype for Business 2016、Microsoft Lync 2013、Microsoft Lync 2010、Microsoft Live Meeting 2007
  • すべての影響を受けるエディションの Microsoft Office 2007、Microsoft Office 2010

このセキュリティ更新プログラムは、Windows Vista と Windows Server 2008 を除くすべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法を修正することによって脆弱性を解決します。

  • Windows Adobe Type Manager ライブラリが OpenType フォントを処理する方法
  • Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法
  • Windows が不適切なプロセスの初期化を防止するために整合性レベルを検証する方法
  • Windows カーネルがメモリ アドレスを処理する方法

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3089656 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。 深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、9 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index を参照してください。

Microsoft Windows – 表 1/2

オペレーティング システム

OpenType フォントの解析の脆弱性 - CVE-2015-2506

フォント ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2507

フォント ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2508

Graphics コンポーネントのバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2015-2510

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2511

置き換えられる更新プログラム*

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Vista Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8 および Windows 8.1

Windows 8 for 32-bit Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8 for x64-based Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 R2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows RT および Windows RT 8.1

Windows RT[1]
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows RT 8.1[1]
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3081455)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

3081444

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3081455)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

3081444

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087135)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

MS14-036 の 2957503

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。セキュリティ関連以外の更新プログラムが含まれるだけでなく、当月のセキュリティ リリースに付随する、Windows 10 に影響するすべての脆弱性に対するすべてのセキュリティ修正も含まれます。 詳細とダウンロード リンクについては、サポート技術情報 3081455 を参照してください。

注: Windows Server Technical Preview 2 および Windows Server Technical Preview 3 が影響を受けます。このオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Windows – 表 2/2

オペレーティング システム

フォント ドライバーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2512

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2517

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2518

Win32k の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2527

カーネル ASLR バイパスの脆弱性 - CVE-2015-2529

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2546

置き換えられる更新プログラム*

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Vista Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8 および Windows 8.1

Windows 8 for 32-bit Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8 for x64-based Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 R2
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows RT および Windows RT 8.1

Windows RT[1]
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows RT 8.1[1]
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3081455)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

3081444

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3081455)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

3081444

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3087135)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

対象外

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3087039)

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
特権の昇格

重要
セキュリティ機能のバイパス

重要
特権の昇格

MS15-078 の 3079904

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。セキュリティ関連以外の更新プログラムが含まれるだけでなく、当月のセキュリティ リリースに付随する、Windows 10 に影響するすべての脆弱性に対するすべてのセキュリティ修正も含まれます。 詳細とダウンロード リンクについては、サポート技術情報 3081455 を参照してください。

注: Windows Server Technical Preview 2 および Windows Server Technical Preview 3 が影響を受けます。このオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Office

Office ソフトウェア

Graphics コンポーネントのバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2015-2510

置き換えられる更新プログラム

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(3085546)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3054890

Microsoft Office 2010 Service Pack 2
(32 ビット版)
(3085529)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3054846

Microsoft Office 2010 Service Pack 2
(64 ビット版)
(3085529)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3054846

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft コミュニケーション プラットフォームおよびソフトウェア

ソフトウェア

Graphics コンポーネントのバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2015-2510

置き換えられる更新プログラム

Skype for Business 2016 (32 ビット版)
(2910994)

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Skype for Business 2016 (64 ビット版)
(2910994)

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Microsoft Lync 2013 Service Pack 1 (32 ビット)[2]
(Skype for Business)
(3085500)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3055014

Microsoft Lync Basic 2013 Service Pack 1 (32 ビット)[2]
(Skype for Business Basic)
(3085500)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3055014

Microsoft Lync 2013 Service Pack 1 (64 ビット)[2]
(Skype for Business)
(3085500)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3055014

Microsoft Lync Basic 2013 Service Pack 1 (64 ビット)[2]
(Skype for Business Basic)
(3085500)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3055014

Microsoft Lync 2010 (32 ビット)
(3081087)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3075593

Microsoft Lync 2010 (64 ビット)
(3081087)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3075593

Microsoft Lync 2010 Attendee [1]
(ユーザー レベル インストール)
(3081088)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3075592

Microsoft Lync 2010 Attendee
(管理レベル インストール)
(3081089)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3075590

Microsoft Live Meeting 2007 Console [1]
(3081090)

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-080 の 3075591

[1]この更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターからのみ入手可能です。

[2]この更新プログラムをインストールする前に、更新プログラム 2965218 およびセキュリティ更新プログラム 3039779 をインストールする必要があります。詳細は、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。

一部の影響を受けるソフトウェアについて、複数の更新プログラム パッケージがあります。「影響を受けるソフトウェア」の表に記載されているすべての更新プログラムをソフトウェアにインストールする必要がありますか?
はい。お客様は、各システムにインストールされているソフトウェア向けに提供されている、すべての更新プログラムを適用する必要があります。複数の更新プログラムが適用される場合、それらは任意の順番でインストールできます。

これらのセキュリティ更新プログラムは、特別な順番でインストールする必要がありますか?
いいえ。特定のシステム用の複数の更新プログラムは、どのような順番でも適用できます。

影響を受けるソフトウェアとして記載されている Office 2010 を実行しています。 なぜ、この更新プログラムが提供されないのですか?
Windows Vista 以降のバージョンの Windows 上の Office 2010 には脆弱なコードが存在しないため、この更新プログラムはそれらには適用されません。

「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」の表に影響を受けるとして特に記載されていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されます。なぜ、この更新プログラムが提供されるのですか?
更新プログラムが、複数の Microsoft Office 製品間で共有されているか同じ Microsoft Office 製品の複数のバージョン間で共有されているコンポーネントに存在する、脆弱性の影響を受けるコードに対応する場合、その更新プログラムは、脆弱性の影響を受けるコンポーネントが含まれるすべてのサポートされる製品およびバージョンに適用可能であると見なされます。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2007 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2007 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2007、Microsoft Excel 2007、Microsoft Visio 2007、Microsoft 互換機能パック、Microsoft Excel Viewer、その他の Microsoft Office 2007 製品に適用される可能性があります。さらに、更新プログラムが Microsoft Office 2010 製品に適用される場合、「影響を受けるソフトウェア」の表に Microsoft Office 2010 とのみ記載されていることがあります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2010、Microsoft Excel 2010、Microsoft Visio 2010、Microsoft Visio Viewer、その他の Microsoft Office 2010 製品に適用される可能性があります。

この動作と推奨事項の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 830335 を参照してください。更新プログラムが適用される可能性のある Microsoft Office 製品については、特定の更新プログラムに関連するサポート技術情報を参照してください。

このセキュリティ情報で提供されている Microsoft Lync 2013 (Skype for Business) の影響を受けるエディション用の更新プログラムに対して必要条件はありますか?
はい。Microsoft Lync 2013 (Skype for Business) の影響を受けるエディションを実行しているお客様は、まず初めに 2015 年 4 月にリリースされた Office 2013 用の更新プログラム 2965218、および 2015 年 5 月にリリースされたセキュリティ更新プログラム 3039779 をインストールする必要があります。これら 2 つの必要条件の更新プログラムに関する詳細は、以下を参照してください。

Microsoft Live Meeting Console のセキュリティ更新プログラムと共にインストールする必要があるセキュリティ以外の関連する更新プログラムはありますか? 
はい、Microsoft Live Meeting Console 用のセキュリティ更新プログラムのリリースに加えて、マイクロソフトは、次の Outlook 用 OCS 会議アドインのセキュリティ以外の更新プログラムをリリースしました。お客様がシステムを最新の状態に維持するために必要に応じてこれらの更新プログラムをインストールすることをお勧めします。

  • Outlook 用 OCS 会議アドイン (32 ビット) (3081091)
  • Outlook 用 OCS 会議アドイン (64 ビット) (3081091)

詳細については、サポート技術情報 3081091 を参照してください。

Lync 2010 Attendee (ユーザー レベル インストール) 更新プログラムが Microsoft ダウンロード センターからのみ入手できる理由を教えてください。
マイクロソフトでは、Lync 2010 Attendee (ユーザー レベル インストール) の更新プログラムを Microsoft ダウンロード センターでのみ提供しています。これは、Lync 2010 Attendee のユーザー レベル インストールが Lync セッションを介して処理されるので、自動更新などの配布方法がこのタイプのインストール シナリオに適していないためです。

この更新プログラムには、機能に対する追加のセキュリティ関連の変更が含まれていますか?
はい。 このセキュリティ情報で説明されている脆弱性について記載されている変更のほか、このセキュリティ更新プログラムは、サードパーティ ドライバーである secdrv.sys ドライバーの多層防御の更新が含まれています。 この更新プログラムは、一部の古いゲームを実行する機能に影響する可能性があるサービスをオフにします。 更新プログラムのダウンロード先および詳細情報は、マイクロソフト サポート技術情報 3086255 を参照してください。

OpenType フォントの解析の脆弱性 – CVE-2015-2506

Windows Adobe Type Manager ライブラリが特別に細工された OpenType フォントを正しく処理しない場合に、Microsoft Windows に特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、任意のコードを実行して影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用するには、まず対象のシステムにログオンし、特別に細工されたアプリケーションを実行する必要があります。この更新プログラムは、Windows Adobe Type Manager ライブラリが OpenType フォントを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • ATMFD.DLL の名前を変更する
    32 ビット システム用:
    1. 管理コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
      cd "%windir%\system32"takeown.exe /f atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /save atmfd.dll.aclicacls.exe atmfd.dll /grant Administrators:(F) rename atmfd.dll x-atmfd.dll
      
    2. コンピューターを再起動します。

       

    64 ビット システム用:

    1. 管理コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
      cd "%windir%\system32"takeown.exe /f atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /save atmfd.dll.aclicacls.exe atmfd.dll /grant Administrators:(F) rename atmfd.dll x-atmfd.dllcd "%windir%\syswow64"takeown.exe /f atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /save atmfd.dll.aclicacls.exe atmfd.dll /grant Administrators:(F) rename atmfd.dll x-atmfd.dll
      
    2. コンピューターを再起動します。

     

    Windows 8 以降のオペレーティング システム用のオプションの手順 (ATMFD を無効にする):

    : レジストリ エディターを正しく使用しなかった場合、オペレーティング システムの再インストールが必要となる深刻な問題が起こる可能性があります。マイクロソフトはレジストリ エディターを正しく使用しなかったことが原因となる問題について保証することはできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックを参照してください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックを参照してください。

    方法 1 (手動でシステム レジストリを編集する):

    1. 管理者として regedit.exe を実行します。
    2. レジストリ エディターで、次のサブキーに移動し (またはこのサブキーを作成し)、DWORD 値を 1 に設定します。

      HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows\DisableATMFD, DWORD = 1

    3. レジストリ エディターを終了し、システムを再起動します。

     

    方法 2 (管理された配置スクリプトを使用する):

    1. 次のテキストが含まれる ATMFD-disable.reg という名前のテキスト ファイルを作成します。
      Windows Registry Editor Version 5.00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows]"DisableATMFD"=dword:00000001
      
    2. regedit.exe を実行します。
    3. レジストリ エディターで、[ファイル] メニューをクリックし、[インポート] をクリックします。
    4. 最初の手順で作成した ATMFD-disable.reg ファイルを参照して選択します。
      (注: 想定される場所にファイルが表示されない場合は、自動で .txt ファイル拡張子が付与されていないことを確認するか、ダイアログのファイル拡張子のパラメーターを [すべてのファイル] に変更します)。
    5. [開く] をクリックし、[OK] をクリックしてレジストリ エディターを閉じます。

     

    回避策の影響。埋め込みのフォントに技術的に依存しているアプリケーションでは、表示が不適切になります。ATMFD.DLL を無効にすると、OpenType フォントを使用している特定のアプリケーションの機能が停止する可能性があります。Microsoft Windows は、OpenType フォントをネイティブでリリースしません。しかし、サードパーティ アプリケーションがそれらをインストールし、この変更の影響を受ける可能性があります。

    回避策の解除方法:

    32 ビット システム用:

    1. 管理コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
      cd "%windir%\system32"rename x-atmfd.dll atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /setowner "NT SERVICE\TrustedInstaller"icacls.exe ./restore atmfd.dll.acl
      
    2. コンピューターを再起動します。

     

    64 ビット システム用:

    1. 管理コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
      cd "%windir%\system32"rename x-atmfd.dll atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /setowner "NT SERVICE\TrustedInstaller"icacls.exe ./restore atmfd.dll.aclcd "%windir%\syswow64"rename x-atmfd.dll atmfd.dllicacls.exe atmfd.dll /setowner "NT SERVICE\TrustedInstaller"icacls.exe ./restore atmfd.dll.acl
      
    2. コンピューターを再起動します。

       

    Windows 8 以降のオペレーティング システム用のオプションの手順 (ATMFD を有効にする):

    : レジストリ エディターを正しく使用しなかった場合、オペレーティング システムの再インストールが必要となる深刻な問題が起こる可能性があります。マイクロソフトはレジストリ エディターを正しく使用しなかったことが原因となる問題について保証することはできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックを参照してください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックを参照してください。

    方法 1 (手動でシステム レジストリを編集する):

    1. 管理者として regedit.exe を実行します。
    2. レジストリ エディターで、次のサブキーに移動し、DWORD 値を 0 に設定します。

      HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows\DisableATMFD, DWORD = 0

    3. レジストリ エディターを終了し、システムを再起動します。

     

    方法 2 (管理された配置スクリプトを使用する):

    1. 次のテキストが含まれる ATMFD-enable.reg という名前のテキスト ファイルを作成します。
      Windows Registry Editor Version 5.00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows]"DisableATMFD"=dword:00000000
      
    2. regedit.exe を実行します。
    3. レジストリ エディターで、[ファイル] メニューをクリックし、[インポート] をクリックします。
    4. 最初の手順で作成した ATMFD-enable.reg ファイルを参照して選択します。
      (注: 想定される場所にファイルが表示されない場合は、自動で .txt ファイル拡張子が付与されていないことを確認するか、ダイアログのファイル拡張子のパラメーターを [すべてのファイル] に変更します)。
    5. [開く] をクリックし、[OK] をクリックしてレジストリ エディターを閉じます。

複数のフォント ドライバーの特権の昇格に関する脆弱性

Windows Adobe Type Manager Library がメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合、Microsoft Windows に特権の昇格の脆弱性が存在します。 これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、任意のコードを実行し、対象のシステムを制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

これらの脆弱性を悪用するには、攻撃者は最初に標的のシステムにログオンして、特別に作成されたアプリケーションを実行する必要があります。 この更新プログラムは、ATMFD がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

フォント ドライバーの特権の昇格に関する脆弱性

CVE-2015-2507

なし

なし

フォント ドライバーの特権の昇格に関する脆弱性

CVE-2015-2508

なし

なし

フォント ドライバーの特権の昇格に関する脆弱性

CVE-2015-2512

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

Graphics コンポーネントのバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2015-2510

Windows、Office、および Lync のコンポーネントが特別に細工された OpenType フォントを正しく処理しない場合に、Microsoft Windows にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。 この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が対象のシステムを制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する可能性のある手段は複数あります。たとえば、攻撃者が特別に細工したドキュメントを開くようにユーザーを誘導するか、埋め込み OpenType フォントが含まれる信頼されていない Web サイトにアクセスするようにユーザーを誘導することがあります。

この更新プログラムは、Windows Adobe Type Manager ライブラリが OpenType フォントを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Win32k メモリ破損の特権の昇格に関する複数の脆弱性

Windows カーネル モード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、Windows に複数の特権の昇格の脆弱性が存在します。 攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、カーネル モードで任意のコードが実行される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

これらの脆弱性を悪用するには、攻撃者はまずシステムにログオンする必要があります。 次に、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工したアプリケーションを実行し、影響を受けるコンピューターを制御する可能性があります。 この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性

CVE-2015-2511

なし

なし

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性

CVE-2015-2517

なし

なし

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性

CVE-2015-2518

なし

なし

Win32k メモリ破損の特権の昇格の脆弱性

CVE-2015-2546

あり

あり

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

Win32k の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-2527

特定のプロセスの初期化シナリオ中に Windows カーネル モード ドライバー (Win32k.sys) が整合性レベルを適切に検証および適用しない場合に特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、カーネル モードで任意のコードが実行される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

この脆弱性の悪用には、攻撃者はまずシステムにログオンする必要があります。 次に、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工したアプリケーションを実行し、影響を受けるコンピューターを制御する可能性があります。

この更新プログラムは、不適切なプロセスの初期化を防止するように Windows が整合性レベルを検証する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

カーネル ASLR バイパスの脆弱性 - CVE-2015-2529

Windows カーネルがメモリ アドレスの適切な初期化に失敗する場合に、セキュリティ機能のバイパスの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者は、Kernel Address Space Layout Randomization (KASLR) のバイパスに至る可能性がある情報を取得する可能性があります。この問題は、すべてのサポートされる Windows オペレーティング システムに影響し、重要なクラスのセキュリティ機能のバイパス (SFB) と見なされます。

この脆弱性を悪用した攻撃者は、侵害されたプロセスからカーネル ドライバーのベース アドレスを取得する可能性があります。この脆弱性を悪用するには、攻撃者は影響を受けるシステムにログオンして、特別に細工されたアプリケーションを実行する必要があります。このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルがメモリ アドレスを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。この脆弱性は一般で公表されていました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2015/09/09): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2015/09/10): このセキュリティ情報ページを更新し、CVE-2015-2506 について、セキュリティ上の影響および脆弱性情報をサービス拒否から特権の昇格へ訂正しました。今回は情報のみの変更です。
  • V2.0 (2015/10/01): このセキュリティ情報ページを更新し、Skype for Business 2016 用の更新プログラム パッケージが利用可能になったことをお知らせしました。Skype for Business 2016 を実行しているお客様は、このセキュリティ情報に記載されている脆弱性から保護するために、更新プログラム 2910994 を適用してください。大半のお客様は自動更新が有効になっており、この適切な更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。
  • V2.1 (2015/10/08): Microsoft コミュニケーション プラットフォームおよびソフトウェアの表および更新プログラムに関する FAQ に注釈を追加し、Microsoft Lync 2013 (Skype for Business) の影響を受けるエディションを実行しているお客様は、セキュリティ更新プログラム 3085500 をインストールする前に必要条件の更新プログラムのインストールが必須であるという件について記述しました。詳細は、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。

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