ファイル コピー モードで Eseutil /Y を実行する方法

  • [アーティクル]

 

Eseutil /Y スイッチを使用して、データベース、ストリーミング ファイル、またはログ ファイルをコピーできます。最高の速度と安定性を得るには、中間の場所からではなく、コピー先サーバー上のローカル コマンド プロンプトから Eseutil /Y を実行してください。Eseutil のファイル コピー モードの詳細については、「Eseutil /Y ファイル コピー モード」を参照してください。

手順

Eseutil /Y コマンドを実行するには

  1. コピー先フォルダのローカル コマンド プロンプトで、以下の例のように構文を入力します。

    • 次のコマンドは、priv1.edb ファイルを server1 から現在の場所にコピーする方法の例です。

      ESEUTIL /Y \\server1\d$\priv1.edb

    • 次のコマンドは、コピー元とコピー先の両方の完全なパスとファイル名を指定して、priv1.edb ファイルを server1 から server2 にコピーする方法の例です。

      ESEUTIL /Y \\server1\d$\priv1.edb /D\\server2\d$\priv1.edb
      note注 :
      既定のコピー コマンドとは異なり、コピー先の場所を指定する場合は /D スイッチを使用する必要があります。

コマンド ライン構文

次に示すのは、Exchsrvr\bin フォルダから Eseutil /? を実行し、「Y」を入力したときに表示されるコマンド ライン リファレンスです。

COPY FILE:
    DESCRIPTION:  Copies a database, streaming file, or log file.
         SYNTAX:  ESEUTIL /y <source file> [options]
     PARAMETERS:  <source file> - name of file to copy
        OPTIONS:  zero or more of the following switches, separated by a space:
                  /d<file> - destination file (default: copy source file to current directory)
                  /o       - suppress logo
          NOTES:  1) If performed on arbitrary files, this operation may fail at the end of the file if its size is not sector-aligned.

詳細情報

詳細については、『Exchange Server データベース ユーティリティ ガイド』の以下のトピックを参照してください。